男の子のわがままを上手にしつけよう!しつけのやり方や対処法
最近、息子がわがままになってきて困っているというママもいることでしょう。どのようにしつけたらよいのか、悩んでしまいますよね。そこで今回は、子どもがわがままになる原因と男女別にみるわがままの違い、男の子のわがままのしつけ方法についてお話しします。
子どもがわがままになる原因を知ろう
ママが子どもに干渉し過ぎている
子どものためを思い、あれやこれや手を出し過ぎてしまうと、子どもはママがしてくれることが当たり前になってしまいます。そして「そろそろ自分でやってみたら?」と提案しても「できない、ママやって」と駄々をこねるように、わがままになってしまうのです。
最初のうちはそのわがままを可愛いと感じるかもしれませんが、歳を重ねるうちに子どものわがままが癖になってしまい、子どもの性格に大きな影響をおよぼしてしまいますよ。
子どもがわがままな大人にならないためにも、干渉し過ぎないよう注意したいですね。
男の子はママが大好きで注目を集めたい
たとえば、ママが公園でほかのママと楽しく会話をしている様子を見ると、ママの注意を自分に向けたくて、わざとわがままをいって困らせてくるという場面もありますよね。もしくは下の子が生まれ、ママが赤ちゃんのお世話にかかりっきりになっていると、ママに構ってほしくてわがままをいうこともあります。
これ以外にも、何かイヤなことがあって悲しい気持ちになっていたり、ママに慰めてほしかったりするときなどにも甘えたくてわがままをいってくるかもしれません。
このように子どもがわがままをいってきたら、その背景にある理由を考えるようにしたいですね。
休み明けで生活のリズムが乱れている
連休明け、保育園や幼稚園に行きたがらなかったり、夜いつもなら寝ている時間にわがままをいってなかなか寝ないなど、ママも子どもの相手で大変かもしれません。しかし「休み明けで疲れているのかも。休ませよう」と園を欠席させると、ずる休みをする習慣が身についてしまいます。
休み明けに子どもが辛くならないように、園が始まる数日前から子どもの生活リズムを整えるように心がけたいですね。朝はいつもの時間に起こすようにし、夜は夜更かしをさせないようにしましょう。
男の子と女の子でわがままに違いはあるの?
男の子は力や態度で押し通す傾向あり
まず男の子は女の子に比べて力があるので、ママの手をぐいっと押してきたり、肩で押しのけてきたりということもあります。精神的にも、何度拒否してもしつこく粘ったり、一度イヤと言うと頑固に拒絶したりなど、ママが手を焼くこともあるかもしれません。
ママ友の息子は、一緒にボードゲームをして子どもが負けると、負けたことが悔しくてずっとすねて口を聞かないということがあるそうです。ゲームをするときは息子を勝たせないと、後が面倒になるとママ友が笑っていました。
女の子はしっかりしている一方でとても繊細
基本的に女の子は自尊心が高い傾向にあり、相手の表情や反応をよく観察しているといわれます。そのため、子どもが話しているときにママが何気なく発した一言で、思いがけず傷ついてしまったり、すねてしまったりということもあるようですよ。
何かにチャレンジして失敗したときも、「自分に才能がないから」というように自分を責める傾向が男の子よりも強いといわれています。
女の子を持つママ友が「少し注意するとすぐに泣いたりすねたりするから扱いにくい」とも話していました。
男女の差だけでなく子どもの個性も大きい
実際に子どもがわがままをいったり、反抗的な態度をとったりするのは子どもの年齢や環境、体調などによるところも大きいかもしれません。
ママとしては、子どもがどうしてそんなわがままな態度をとるのか、子どもの様子を見ながらしっかりと判断するようにしたいですね。子どもが体調を崩していないか、ストレスをためていないかなど、色々な面から考慮して必要な対処をするようにしたいですね。
ママが愛情を持って子どもの気持ちを受け止めていれば、わがままも成長とともに治まることでしょう。
男の子のわがままのしつけ方法とは
叱られている理由をしっかり説明する
外出先で叱っている親を見ていると「どうして叱られているのかわかってる?理由を自分で考えなさい」と問いかけていることがあります。しかし子どもにはその理由を説明しないと、本当に理解していないことも多々あります。
どうしてそれをしてはいけないのか、ママはどんな気持ちになってどうして叱っているのかなどを、子どもにもわかりやすい語彙を使って、ゆっくりと落ち着いた声で説明するようにしましょう。
子どもが理解したと感じたら話を止め、気分転換するようにしたいですね。しつこく叱らないこともコツの一つですよ。
子どもが同じことをしたら、また同じように説明しましょう。