冬生まれの赤ちゃんにピッタリな名前を!季節感のある漢字や季語
寒くて冷たい風が吹く「冬」ですが、冬にしか出会うことのできない美しい自然や風景があります。そのような素晴らしい季節を感じさせる文字を使って、今回は冬の時期に生まれてくる赤ちゃんにぴったりの名前をご紹介します。ぜひ名付けのヒントにしてみてくださいね。
冬らしい漢字ってどんなものがあるの?
定番の「冬」という漢字を使おう
まずはシンプルに「冬(ふゆ)」と読ませる場合、男の子なら「冬人(ふゆと)、冬樹(ふゆき)」、女の子なら「冬香(ふゆか)、冬音(ふゆね)」などがあります。また「冬(とう)」と読ませる場合は、男の子なら「冬馬(とうま)、冬李(とうり)」、女の子なら「冬歌(とうか)、冬子(とうこ)」などがあります。
ほかにも「輝冬(あきと)」や「小冬音(ことね)」のように、「冬(と)」と読ませる名前も素敵ですよね。このように、「冬」を連想させる漢字を使った名前をほかにもご紹介していきます。
季節感を感じる冬にまつわる漢字を使おう
まずは「澄」という漢字を使った名前だと、「明澄(あきと)、拓澄(たくと)、香澄(かすみ)、澄那(すみな)」などがあります。透明感のある名前で、心がきれいな子に育ちそうですね。
ほかにも「冴」を使って、「大冴(たいが)、冴輝(さえき)、冴季(さき)、冴子(さえこ)」などの名前があります。こちらはクールでシャープなイメージなので、知的な子になりそうですね。
また、雪を連想させる「白」という漢字も、純粋なイメージで人気があります。
誕生日や誕生月にまつわる漢字を使おう
12月生まれなら「聖夜(せいや)、柚希(ゆずき)」のように、クリスマスや冬至にちなんで「聖」、「柚」という漢字を使うのもおすすめです。また、1月生まれなら新年にちなんだ「賀」や「新」のほか、1月の異名である「睦月、泰月」などから漢字をとるのもよいでしょう。
「航賀(こうが)、新(あらた)、睦美(むつみ)、泰葉(やすは)」などは、1月生まれにぴったりです。ほかにも、2月なら誕生石のアメジストにちなんで「紫」という漢字を使うと、品のある素敵な名前になりますね。
日本ならではの「季語」を使ってみよう
季語や歳時記の言葉を取り入れてみる
もちろん、親としては愛情を込めて考えた名前なのでしょう。しかし、子どもが大きくなったとき、せっかくつけてもらったその名前によって、さまざまな支障が出る可能性もありますよね。
日本には、昔から情緒あふれる素晴らしい言葉がたくさんあります。そのような国に生まれたからこそ、日本ならではの美しい言葉を取り入れて名前を考えるのもよいのではないでしょうか。
ここでは、季語や歳時記の言葉を取り入れた名前をご紹介していきます。
冬生まれの男の子に季語を使った名前
ほかにも、「都鳥(とうり)、水鳥(みなと)」のように渡り鳥からつけた名前や、冬の季語である「虎」を使って「虎鉄(こてつ)、虎白(こはく)」という名前にするのもかっこいいですね。
また、「冬昴(すばる)、銀河(ぎんが)、北斗(ほくと)」のように、天文の漢字を使った名前も素敵です。一方、冬は「寒くて冷たい」といったイメージをもつことが多いですが、「日向(ひなた)、厚司(あつし)」などのように、冬の寒さのなかでも癒しを感じさせるような暖かみのある名前もよいですね。
冬生まれの女の子に季語を使った名前
ほかにも、冬の合間のあたたかな陽気をあらわす「小春日和」からとって、「小春(こはる)」という名前も人気があります。また、冬の食べ物である「みかん」、「すずな」、「なずな」などに漢字をあてて「美柑」、「鈴菜」、「奈瑞菜 」といった名前をつけるのも、女の子らしくて可愛らしいですよね。
キラキラネームにも素敵な名前はたくさんありますが、日本ならではの美しい言葉を使えば、このように風情ある素晴らしい名前をつけることができます。
意識しよう。名前は我が子への最初のプレゼント
子どもの将来を考えた名付けを
先にもお伝えしたように、キラキラネームなどのような変わった名前は、きっと小さい頃は可愛らしいと感じるでしょう。しかし、その子が思春期になったとき、もしかしたら恥ずかしいと感じるかもしれませんし、周りの人にからかわれてしまうこともあるかもしれません。
また、学校や病院などで名前を正確に読んでもらえないなど、日常生活で苦労することも多いでしょう。名前はその子の人生において一生関わり続けるものだからこそ、将来のことを大切に考えて名付けたいものです。