リビングをきれいに掃除しよう。掃除用品や掃除が楽になる工夫
「家ではたいていリビングで過ごす」という家庭は多いと思います。利用する時間が長いと、どうしても汚れもつきやすくなりますね。そこで今回はきれいなリビングを楽にキープするための様々な掃除の工夫をご紹介します。きれいなリビングで、子どもたちと楽しく過ごしましょう。
リビングの汚れに合った掃除用品を使おう
床の食べこぼしや油汚れは重層で
重曹はこうした汚れに効果的です。重曹を使った床拭き掃除の方法をご紹介します。
まず重曹水を作ります。重曹水は濃度が濃いと白い跡が残ったりフローリングに施されたワックスを剥がしてしまったりする恐れがあるので注意しましょう。
掃除に適した濃度にするには、40℃くらいのぬるま湯1カップに対して重曹小さじ半分を溶かします。溶け残りがあると白い跡が残りやすいので気をつけてください。
出来上がった重曹水に柔らかい布を浸し、しっかり絞って床を拭き掃除します。もし白っぽく残るようであれば、最後は水拭きで仕上げてくださいね。
カーペットや畳はアルコールで拭き掃除
作り方は簡単です。まずスプレー容器に水110mlを入れ、さらにアルコール90mlを加えて混ぜ合わせたら完成です。アルコールを先に入れると容器が痛むので注意してください。3カ月以内に使い切るようにしましょう。
使い方も簡単です。畳やカーペットにアルコール水を吹きかけ、マイクロファイバークロスなど細かい化学繊維でできた雑巾でふき取ります。食べこぼしなどの汚れを落としやすく、さらに除菌や湿気の予防にもなりますよ。
リビング中に使える安心安全なウタマロ
ウタマロクリーナーは、ウタマロ石けんを製造する「株式会社東邦」の商品です。手軽さや安全性で人気を呼んでいます。
ウタマロクリーナーの使用は、フローリングなど水で掃除できるところであればどこでもOKです。汚れた部分に吹きかけて、出てきた泡を雑巾で拭きとるだけできれいに掃除することができますよ。
拭き残りが気になる場合は水拭きで仕上げれば効果的です。また窓のように跡が残りやすい場所も二度拭きをしてください。
洗浄成分は肌に優しいアミノ酸系です。手袋など必要なく素手で扱うことができますよ。
リビングの掃除が少し楽になる工夫
ジョイントマットなら掃除も交換も簡単
汚してしまうのはある程度仕方のないこと。そこで、掃除や交換が簡単なジョイントマットを利用してみませんか。汚れてもその部分だけ取り外して丸洗いすることができますよ。
ジョイントマットにはサイズが様々あり、おすすめが60cm四方の大型のものです。丸洗いするには少々大きいですが、つなぎ目が少ないのでほこりや食べかすが溜まりにくく、衛生的に使用することができますよ。
ただし、つなぎ目から入ったゴミによってカビやダニが発生しやすいので、普段は掃除機などでごみを吸いつつ、2~3カ月に1度は重曹液で拭き掃除をしましょう。
ラグを敷いて汚れた部分だけを洗濯
丸洗いできるラグなら洗濯も楽ですね。汚しても手入れが簡単なのでママのストレスも少なくてすみますし、衛生的に使えるので安心です。家庭の洗濯機に入らない場合は、コインランドリーを利用しましょう。
洗うことができないラグは、月に1~2回拭き掃除をするとよいですよ。基本は水拭きで、しつこい汚れには中性洗剤を使います。雑巾に薄めた中性洗剤を染み込ませ、拭き掃除をしましょう。
中性洗剤を使ったあとは、洗剤の跡が残らないように水拭きして、乾拭きをすれば完了です。
おもちゃは収納して掃除をしやすい状態に
例えば、おもちゃを入れることができるボックスと、ボックスを収納するスペースをリビングに準備します。棚などに空きスペースを作るとよいですね。
ボックスは蓋なしで、取っ手つきのものがおすすめです。片づけやすく持ち運びが楽ですよ。
棚を用意するなら角が丸いタイプが安全です。また木製など自然の柔らかさがある素材ならリビングに馴染みやすいですね。子どもが成長したときのことも考えて、本棚や収納スペースとしても利用できるものを選びましょう。
掃除の時間を作るのが難しいときには
ながら掃除でリビングをきれいな状態に
例えば、静電気でほこりを寄せつけやすいテレビの近くには、ハンディモップを置いておきましょう。テレビを見るついでに周囲のほこりをサッと取ってきれいにすることができますよ。
同様にお掃除ワイパーもリビングの隅の、手に取りやすいところに置いておきましょう。床に落ちたごみをサッと取り除くことができます。
絨毯など、お掃除ワイパーが使えない敷物には掃除機がけが必要です。コードレスのスティック掃除機ならフックに引っかけて収納できるので手軽に使うことができますよ。