節約朝ごはんを実践したい!子どもの元気を作るレシピの紹介
朝ごはんのコストについて改めて考えてみると、意外とお金がかかっていることに気がついたというママもいるかもしれません。そこで今回は、子どもの朝ごはんが大切な理由と節約朝ごはんのための三つのアイデア、子どもと食べたい朝ごはんの節約レシピについてお話しします。
子どもの朝ごはんが大切な理由について
脳と体をしっかり目覚めさせるため
人の脳はブドウ糖を主なエネルギーとしています。しかし、寝ている間に体内にあるブドウ糖が消費されると、朝起きたときに脳はエネルギー不足となりぼんやりとしてしまいます。朝ごはんを食べずにいると、昼ごはんまで脳はエネルギー不足になり、思考力に影響をおよぼすかもしれません。
朝ごはんを食べることにより、脳と体にエネルギーを送ることができます。子どもが元気に一日を過ごすためにも、朝ごはんはしっかりと食べさせるようにしたいですね。
どんなに朝忙しくても、子どもが朝ごはんを食べる時間は確保しましょう。
子どもの無気力につながる低体温を防ぐため
ある調査によると、朝ごはんを食べない子どもの体温は、朝ごはんを食べている子どもの体温よりも低く、日中眠たそうにしていることが多いようです。体がだるく感じるせいか、学校に行きたがらない、もしくは勉強への意欲が低くなるというケースもあります。
朝ごはんを食べない、または菓子パンのみというような食生活の乱れにより、子どもがちょっとしたことでもすぐにキレるようになったり、疲れやすくなったりするともいわれています。
わが子には朝から元気いっぱいに楽しく過ごしてほしいものですよね。そのためにも、できるだけバランスのよい朝ごはんを用意し、子どもの体温を上げるようにしましょう。
排便のリズムを作るため
朝ごはんをきちんと食べることにより、腸を刺激して排便を促すことができますよ。時間がなくてゆっくりとトイレに行けないということがないよう、朝は子どものトイレの時間も見計らって行動するようにしたいですね。朝ごはんを食べてから出かけるまでに30分は確保するようにしましょう。
毎日、朝ごはんを食べたらうんちを出すという、体のリズムを今のうちに作り上げておけば、小学校へ入学してからも朝からしっかりと勉学に励むことができますよ。
節約朝ごはんのための三つのアイデア
夕食の残りを朝ごはんに活用する
夕食の残りを朝ごはんに活用してみましょう。夕食を作るときに翌朝の分を計算して少し多めに作るとよいでしょう。そのまま朝食の1品として出してもよいですし、手を加えてリメイク料理にするのもおすすめです。
たとえば前の晩に肉じゃがを食べた場合、翌朝は鍋で温め直した肉じゃがに溶き卵を混ぜて、肉じゃがの卵とじ丼にしてみるのもおいしいですよ。肉じゃがにカレールーを混ぜてカレーにするアイデアも定番ですよね。
このように夕食の残りを上手に活用してみましょう。
納豆と卵を朝食メニューに
定番のメニューに感じるかもしれませんが、納豆にはタンパク質やミネラル、ビタミンが豊富に含まれているので栄養バランスもばっちりです。さらに納豆に含まれているオリゴ糖や食物繊維の働きにより、排便を促す効果も期待できます。
さらに卵には質のよいタンパク質がたっぷりと含まれている上に、このタンパク質は消化吸収しやすいという性質を持っているので、寝起きの胃腸にも負担が少ないですよ。
納豆と卵、そして白いごはんを定番メニューにし、そこに日によって前の晩のおかずの残りを1品足せば、理想的な朝ごはんの出来上がりです。
コスパのよさでごはんよりパンを選ぶ
つまりパンの方がコスパが優れているといえます。さらにスーパーの食パンは特売していることも多く、そんなときにまとめ買いして冷凍保存しておけば、さらにお得に朝ごはんを済ませることができますよ。
今まで朝食はごはん派だったママも、家計のことを考えパン派になってみるのもよいかもしれません。食パンも工夫することにより、色々なメニューにして食卓に並べることができますよ。
子どもと食べたい朝ごはん節約レシピ
簡単おいしい!時短で作れるグラタン風ピザ
材料は、薄く横にスライスしたはんぺん半枚、食パン1枚、ホワイトソース大さじ2~3杯、コーンやキノコ類少量、バター、パセリを準備しましょう。
パンにバターを塗って上にはんぺんを乗せます。はんぺんの上に、ホワイトソースとコーンやキノコ類を乗せ、そのままトースターで焼きます。食べる前に刻んだパセリを散らすと見た目もきれいですよ。
さっくりとしたトーストとふんわりとしたはんぺんとホワイトソースの食感がたまらない1品です。
前の晩のメニューがシチューの場合は、シチューの残りを食パンに乗せ、とろけるチーズを上に乗せて焼いてもおいしいですね。