ママ友の子どもを苦手に感じる。おつき合いトラブルを賢く避けるテク
ママ友とは波長が合い、一緒にいて楽しいと感じるものの、その子どもが苦手ということもあるでしょう。つき合い方に悩んでしまいますよね。そこで今回は、みんなのママ友事情とママ友の子どもを苦手と感じる状況、ママ友の子どもが苦手な場合の対処法などについてお話しします。
まずはみんなのママ友事情を知ろう
ママ友と会う頻度は年に数回のママが多い
あるアンケート調査によると、ママ友と約束をして会うのは年に数回程度というのが全体の23.8%、1カ月に1回程度というのが21%、2週間に1回というのが14.2%という結果になっています。
偶然会う回数は多くても、わざわざ約束をして会うのは意外と少ないということがこの結果から読み取れます。ママ会のようにあらかじめ日付と場所を決めて会うのは少数派のようです。
約5割のママが公園や自宅でママ友と会う
先ほどもご紹介したアンケート調査によると、子ども同伴でママ友と会う場合、25.0%のママが「公園で会う」と答え、23.5%のママが「自宅で会う」と答えました。
つまり、約5割のママが公園や自宅でママ友と会っているようですね。公園であれば、子ども同士遊んでいる姿を見守りながら、ママ同士おしゃべりすることもできます。
また、雨や寒い日など公園で会うのが難しいときは、お互いの自宅であれば、子どもたちがほかの人に迷惑をかける心配もなく、都合がよいかもしれません。
ママ友のありがたみは相談ができるところ
女性向けのある意識調査によると、調査に応じたママのうち、5人に4人が「ママ友がいる」と答えています。そして「ママ友がいてよかった」と感じる理由として、「相談できる」というのが1番の理由に挙げられています。2番目の理由は「悩みを聞いてくれる」、3番目の理由は「情報交換ができる」となっています。
パパに相談したくても、忙しそうで話しにくいということもありますよね。しかし同じ目線で話ができるママ友ならお互いにわかり合えることでしょう。
ママ友の子どもを苦手と感じる状況は?
自分の子どもに意地悪をする
ママ友はよい人なのに、その子どもが苦手というママもいるようですよ。身に覚えのあるママもいるかもしれませんね。
自分のママの前ではよい子なのに、子ども同士になると急に意地悪をしてきたり、暴言を吐いたりするケースもあります。また、ママの子どもを仲間外れにすることもあるようです。
小さな子どもは本能のままに行動することも多いので、おもちゃや遊具の取り合いは多々ありますよね。また、成長とともに相手の気持ちを理解することができるようになると、わざと相手が嫌がることをするケースもあります。
自分の子どもに暴力をふるう
子ども同士、多少の喧嘩はあるものですが、わが子が叩かれたり髪の毛を引っ張られたりすると、「この子にはもう会いたくない、うちの子と遊ばせたくない」と思うのが自然です。
その度にママ友が自分の子どもを叱り、こちらに謝ってきても、これが毎回となるとつき合い方を考えてしまいますよね。
毎回暴力をふるわれると、自分の子にも悪い影響をおよぼすのではと心配になります。暴力的な子どもがいる場合、そのママがどんなに素敵な人であっても、自然と距離を開けていくというママも多いようですよ。残念ですが、ママ友という人間関係上、仕方がないのかもしれません。
なつかれすぎて自分にベタベタしてくる
たとえば、子どもと一緒に公園へ遊びに行ったら、ママ友の子どもに絡まれてずっとその子の相手をせざるを得ず、肝心のわが子と一緒に遊ぶことすらままならないというケースもあります。
その間、ママ友がほかの人とおしゃべりをしていたりスマホをいじっていたりすると、こちらとしてもモヤモヤとした気持ちになることでしょう。
また、園へ子どもを迎えに行くと、わが子よりも先にママ友の子どもが駆け寄ってきて、延々と話しかけられ、わが子が焼きもちを焼いてその扱いに困るというママもいるようです。
ママ友の子どもを苦手と感じたときの対処法
少しずつ自然に距離を取る
対処法として一番多いのは、少しずつ自然に距離を取ることのようです。
たとえば、毎日夕方になると公園で出会うママ友の場合、あえて違う公園へ遊びに行くようにしたり、公園へ行く時間をずらしたりなどするママもいます。
もしくは子どもが園に通っている場合、「◯◯ちゃんとは遊ばないようにしてね」と子どもに言い聞かせるというママもいるようです。それでも心配な場合は、先生に直接「◯◯ちゃんとうちの子が遊ばないようにしてください」と頼むこともあるそうです。