抱っこをするのが重い。抱っこをするときのコツやサポートグッズ
「赤ちゃんは可愛いけれど、生まれてからずっと抱っこやお世話して手首や腰が痛くて…」というママもいるのではないでしょうか。赤ちゃんは日を追うごとに重くなり、ママも抱っこするのが大変です。そんなママに少しでも楽になってほしくて、抱っこするときのコツやサポートグッズをまとめてみました。
赤ちゃんの抱っこが重い!どうすればよい?
抱っこするときのコツ
自分の肘を曲げたところに赤ちゃんの頭と首がくるようにして固定し、もう一方の片手は赤ちゃんの背中を支えます。横抱っこのときは、赤ちゃんをできるだけママの胸元に近づけましょう。赤ちゃんの重さが軽く感じますよ。
赤ちゃんが大きくなるにつれて縦抱っこをする機会が増えますが、縦抱っこのときは赤ちゃんのお腹とママのお腹をくっつけるようにしましょう。赤ちゃんが安心するとともに、ママに近い方が軽く感じます。
抱っこは赤ちゃんとママの大事なスキンシップでもありますので、密着してくださいね。それがコツなのです。
腱鞘炎や腰痛にならないために
痛いからといって抱っこしないわけにはいきませんから、痛くならないように意識して抱っこすることが大切です。手首に負担がかからないように、赤ちゃんを抱っこするときはママと体を密着させ腕全体に赤ちゃんの体重がかかるようにし、授乳は授乳クッションを使って負担を軽減させましょう。腱鞘炎の予防になります。
腰痛の予防には中腰の姿勢をとらないようにし、猫背にならないようにしましょう。妊娠中から骨盤ベルトを使っていたママはそのまま使うことで腰痛を和らげることもできますよ。
抱っこで筋肉痛になってしまったら
血液の流れがよくなるように、お風呂に入って身体を温めるのもよいですね。赤ちゃんがいたらゆっくり入るのは難しいでしょうが、温まるだけで違いますよ。
筋肉のこりをやわらげる栄養素に、マグネシウム、カルシウム、ビタミンB1があります。これらは、ひじきや納豆、しらす干し、ごま、豚肉、玄米などに含まれていますので、意識して食べるとよいですね。
体の中と外から筋肉のこりをやわらげるよう働きかけてみてください。痛いからといって湿布を貼るのは、母乳に薬品の影響が出る可能性もありますので、おすすめしません。
幼児の抱っこが重い!どうすればよい?
2、3歳でも抱っこをせがむのはなぜ?
「抱っこ」とせがむ背景には、甘えや寂しさ、不安、疲れ、眠さが関係してきます。疲れや眠さは体の反応ですが、甘えや寂しさや不安は心の反応になりますね。
「疲れた」や「眠い」ときは楽になりたいから抱っこを求めてきます。「甘えたい」や「寂しい」ときは心を満たしたいので、抱っこを求めてくるのでしょう。
2、3歳では安心させる言葉がけをいくらしてもまだ理解も不十分ですので、ママに抱っこされて感じる安心を求めているのですね。ママに抱っこされることで、体も心もエネルギー補給するのです。
何度も抱っこをせがまれたら?
そんなときには、子どもの「甘えたい、寂しい、不安」という思いを、抱っこ以外で満たす対応をしてみましょう。普段から、子どもの要求にはできるだけこたえるようにし、一緒にいる時間は子どもにしっかり対応し、できたことは認めてたくさん褒めてあげましょう。
日頃、子どもの心が満たされていれば抱っこをせがむことは少なくなるでしょう。ただし、2、3歳でもまだ抱っこは必要ですから、抱っこが必要と判断したときは思う存分抱っこしてください。ママが座ってギューと抱っこするだけで十分なときもありますよ。
抱っこが重いと自閉症!?
ただ、自閉症の子の中には、感覚が過敏なためにママにくっつくと感じる触覚刺激を不快と感じる子もいるらしく、抱っこされてもママの体に自分を近づけないため、ママの体から離れるので重く感じる場合があるようです。
抱っこしてほかの子よりも重いと感じるママは、子どもの動きが少ないと重く感じることがあるかもしれませんよ。眠っている赤ちゃんは抱っこしたら重いですから。
ママは我が子のことになると色々と心配になりがちですが、調べてみたら何でもなかったということもあります。きちんと調べることが大事ですね。