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子連れ出勤制度を採用している企業がある?賛否両論の子連れ出勤

子連れ出勤制度を採用している企業がある?賛否両論の子連れ出勤

近年、都市部を中心に保育園に子どもを預けられない待機児童の問題が取りざたされています。そんななか、子どもと一緒に出社ができる「子連れ出勤」制度を導入している企業があることをご存知ですか?ここでは、子連れ出勤制度のメリットやデメリット、実際に子連れ出勤を導入している企業、子連れ出勤に対する意見などを紹介します。

そもそも子連れ出勤ってどういうこと?

会社によって子連れ出勤の制度がある

「カンガルーワーク」というものをご存知ですか?カンガルーワークとは、子どもを職場へ連れて行って仕事ができる社内制度のことをいいます。

これまでも一部の企業では「事業内保育」といって、従業員の子どもを対象に職場内にある保育園へ子どもを預けられる制度がありました。

利便性の高い制度ですが、事業内保育の設置のためには、国が定める基準を一定以上満たさなければならないので、大病院や大企業が中心なのが現状のようです。

そこで子どもを抱えながら仕事ができるようにと、社内制度改革に取り組んだ企業は「カンガルーワーク」の導入を実施しました。

導入した企業ではママはもちろん、パパも制度を活用しているので、ママやパパにとって優しい職場環境ともいえますね。

気をつけたい子連れ出勤のデメリット

子連れ出勤にはデメリットともいえるネガティブな意見も少なくありません。子連れ出勤を視野にいれているママは、今後の参考になるかもしれませんので、ご覧ください。

まず多くの声があがるのが「通勤や退勤のときに混雑した電車に親子で乗るのが大変」という意見です。

満員電車のなかで、子どもが泣いたりぐずったりしてしまうと、ほかの乗客の迷惑になりかねないので、気疲れしてしまうママもいるようです。対応策としては混雑する時間を避けたり、車通勤にしたりするなど調整ができるとよいかもしれません。

また業務中に、子どもが話しかけてきたり騒いでしまったりすると、ママは周りの社員に気を遣わせてしまうので困っているという意見もあります。

よいこともたくさん!子連れ出勤のメリット

知り合いに産休育休は取得したけれど子どもの預け先が確保できず、やむを得ず退職したママがいます。もしもそのママの働いていた会社が子連れ出勤を導入していたら、退職せずにすんだのではないでしょうか。

子連れ出勤の最大のメリットは、保育園に入園できない問題の解決です。先ほどのママのようにやむを得ず退職したり、待機児童として入園を待ったりする必要がありません。また子連れ出勤であれば、毎日の保育園への送迎が必要ないのでパパやママの負担が軽減されます。

子連れ出勤を導入しているある企業では、従業員が子連れ出勤で働いた実績により、保育園に預けやすくなったというケースもあるので、いずれ保育園に子どもを預けたいママにとっては嬉しい制度ですね。

子連れ出勤制度を採用している会社3選

ソウ・エクスペリエンス株式会社

『「体で験(ため)す」のが、体験。』がコンセプトのソウ・エクスペリエンス株式会社は、モノではなく体験を贈る、体験ギフトの事業を展開している企業です。

女性に嬉しい「癒やしのリラックスギフト」では、ヘッドスパやボディケア、ヨガなどの癒やし体験のギフトなどを取り扱っています。

さまざまなメディアで「子連れ出勤の様子」が紹介されました。ソウ・エクスペリエンス株式会社は2018年4月の時点で社員数64人で、オフィスにいる子どもの数は3~4人、年齢は1~2歳で、オフィスには土足禁止の子どもエリアが設けられています。

子連れ出勤制度を取り入れたことで優秀な人材を採用できることは、企業にとってもメリットになりますね。

GMOインターネット株式会社

「すべての人にインターネット」と事業内容にも掲げているGMOインターネット株式会社は、1995年にインターネット事業を開始以来、インターネット広告やメディア事業、株式取引などの金融事業を展開している企業です。

福利厚生に力をいれているようで、社員のコミュニケーションスペースやマッサージスペース、託児所の立ち上げもしています。

生後57日目以降から受け入れ可能な託児所は、保育士が常時いるので、社員は安心して子どもを預けられ仕事に専念することができます。

一般的な保育園に比べて、社員の負担が小さくなるよう考慮されています。タオルやおむつの完備、急な仕事で預けたいときの受け入れ体制などのほか、子どもと一緒にランチタイムを過ごすこともできるようです。

株式会社ワークスアプリケーションズ

大手企業向けERPパッケージの開発・販売・サポートを手がける株式会社ワークスアプリケーションズは、育児出産支援制度を構築するなど、女性の活躍推進を支える育児環境を大切にしています。

企業内託児スペース「WithKids」は、有志の社員自ら企画・運営する会社保育制度で、運営を外部の保育サービスに任せるのではなく自社で行っていることが特徴です。

社員のことを考え、育児に必要なものはすべて完備してあるので、子どもと手をつないで身軽な出勤が可能です。また社内で、ママと子どもが一緒に「給食」を食べられます。

また出産育児支援制度「ワークスミルククラブ」は、妊娠判明から出産後、子どもが小学校卒業までの12年間、段階的なサポートも行っています。

子連れ出勤に対しての賛否両論の意見

子連れ出勤は助かる!賛成の声

政府が「子連れ出勤」を推奨したニュースに、世間では賛否両論の意見が寄せられています。

自民党議員が、子連れ出勤を導入している企業を視察した際に「乳幼児は母親と一緒にいることがなによりも大事」「この取り組みをモデルとして、全国へ広めていければと思う」と子連れ出勤を後押しする表明をしました。

子連れ出勤に賛成派の意見としては「預ける先がない自分にとってはありがたい制度」など、育休明けの復帰をあきらめた女性の意見が目立ちました。

しかし、肯定的な意見のなかにも「社内に子どもが遊ぶ場所や誰かが面倒をみてくれる環境であれば、利用したい」「営業職なので、職場に保育施設があれば利用したい」など、ある程度条件がそろえば利用したいという声も多いようです。

仕事に集中できない!反対の声

政府の子連れ出勤推奨に対し、世間の8割は反対の声があがっているのも事実です。子連れ反対派の意見としては「仕事に支障がでる」「職場の人たちに迷惑や負担がかかる」などの声が多くありました。

「職場の人たちに迷惑がかかる」に派生した問題の多くは「仕事中に赤ちゃんが泣いたりぐずったりしたときに、母親以外の人が必然的に面倒をみる機会がでてくる。そのときに周りの誰もが笑顔で見守ってくれるだろうか」という問題です。

また「保育園に子どもを預けて仕事に来ている人が、ほかの子どもに気にかけてくれるだろうか」などがあげられました。

なかには「子どもが苦手な社員もいるので、大人しかいない職場に子どもがいると仕事に集中できない」など不満の声もあったようです。

子連れ出勤による問題もある

子連れ出勤に批判的な意見が多くみられるのは、一般的に子連れ出勤が浸透していないことと、浸透していないため周囲の理解がとぼしいこともあるのではないでしょうか。

子連れ出勤を導入するということは、企業の負担も少なくありません。企業内に託児所を設置するのとは違い、社員が働くスペースにキッズスペースや授乳スペースなどの確保が必要です。

それらの確保にかかる負担と、子連れ出勤という制度を導入するメリットと、どちらがよいか考えてしまう企業も多いのではないでしょうか。

また人の命を預かる医師や看護師、外回りが多い営業職やサービス業などの職種は、子連れ出勤を希望したくても現状はむずかしいという問題もあります。

まとめ

「保活」という言葉があるように、出産後も仕事を続ける妊婦さんや育休中のママは、職場復帰までに、自分の子どもの預け先を決めておかなければなりません。

保育園に預けるママが大半ですが、なかには待機児童になってしまい困っているママもいます。「子連れ出勤」がもっと一般的になり、子どもを保育する方法の一つに加われば、女性の復職率が大きく変わってくるのかもしれません。

子育てに理解がある職場や積極的に子連れ出勤を導入する企業が増え、子育て中のママが復職しやすい環境になっていくとよいですね。

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teniteo WEB編集部

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