子育てに追われて夫婦の会話が激減?会話が減る理由と対処法
子どもが生まれてから毎日育児や家事に忙しくて、気づけば夫婦の会話をすることが全く無くなってしまったという夫婦は意外と多いです。このまま夫婦の会話をしないままでよいのか不安を感じている方もいますよね。今回は夫婦の会話が減ってしまった原因や、今からでも始められる対処法などを分かりやすくご紹介します。
夫婦の会話が減ってしまった理由は?
わかってくれると甘えて後回しにしてしまう
育児に忙しい中で話しかけられても「今忙しいから」と冷たく言って後回しにしてしまったり、育児のイライラをぶつけたりすることがあると、少しずつ夫婦の気持ちがすれ違い、いつしか会話すること自体も減っていきますよね。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉がありますが、夫婦という関係はお互いが自立し、相手を思いやり尊重する気持ちをもつことが大切です。「自分の思うように動いて欲しい」と自分の意見ばかりを押し付けていると、いくら夫婦でも疲れてしまいますよね。
生活が違いすぎて、共通の話題がない
他人同士であれば気を遣って話題を振ったり、興味の無い話でも笑顔で話を聞いたりできるのに、毎日一緒にいる夫婦だと「話さなくてもまあいいか」と話すのが面倒くさくなったり、話しかけられても興味の無い話題だと返事が適当になったりしてしまい、少しずつ会話することが減ってしまうのですね。
友人に聞いてみると、パパに「幼稚園で今日こんなことがあったんだよ」と話しかけても「そうなんだ」興味の無い返事をされることがあり、話すのが面倒になると話してくれました。
育児や仕事に忙しくて、話しかけづらい。
育児や仕事のイライラや疲れを相手にぶつけてしまうと、相手も会話しづらくなり少しずつ夫婦の会話が減ってしまいます。忙しいときや余裕のないときは、家族にどうしてもそっけない態度や八つ当たりをしてしまいがちですが、夫婦でもそのような態度ばかりとっていると、相手は一緒にいて嫌な気持ちになりますよね。
また、子どもが生まれると女性は子どもに意識が集中してしまい、パパに話しかけられても「今忙しいから」と子どもを優先することが多いですよね。その状態が続くと会話が減ってしまいます。
どうすればいい?今日からできる対処法
共感と聞き返しが大事。聞き上手になる
友人の話では、子どもが生まれてから夫婦の会話が急激に減っていたそうです。このままではいけないと思い、パパが仕事から帰ってくると「今日は仕事どうだった?」と話しかけてパパの話を聞くようにしているそうです。最初は「忙しかった」の一言で終わることも多かったそうですが、毎日続けていくと、「ここが大変だった」と細かく話してくれるようになり、今では会話をたくさんするそうですよ。
感情的では伝わらない。論理的に伝える
伝えたいことがあるときは、相手に話す前に1度自分の考えを整理して、冷静に伝えることが大切です。自分が相手の立場だったら、どのように伝えれば嫌な気持ちにならずに受け入れられるかを考えてから話すようにしましょう。
たとえば、子どもの教育のことは夫婦で話し合いたいですよね。しかし、感情的になってしまうと「勝手にすれば」と言われて話し合いができません。冷静に一緒に頑張れるように伝えましょう。
感謝の気持ちを伝えて信頼関係を築く
友人に聞いてみると、パパが仕事から帰ってくると「お疲れさま。いつもお仕事頑張ってくれてありがとう」と伝えているそうです。また、家事を手伝ってくれたときも「ありがとう。助かる」と感謝の気持ちをいうようにしていると話してくれました。すると、いつからかパパからも「ママいつもありがとう」と、ささいなことでも感謝を伝えてくれるようになり、円満な夫婦関係を築けているそうです。