3人目のお宮参りはどうすればよい?内容や上の子の対策法、節約法
生後約1カ月後に「お宮参り」という、赤ちゃんにとって初めての外出するイベントがあります。3人目でも節目ごとの行事は大切にしたいものですね。大切な行事を上の子たちにもママにもご家族にも負担が少なく過ごせるように、少しでも役に立つような方法をご紹介します。
お宮参りの意味や内容について知っておこう
赤ちゃんの健やかな健康を祈るために行う
基本的には赤ちゃんの生まれた土地の守り神である氏神様に赤ちゃんの誕生を報告し、健やかな成長をお祈りするために行います。またママが無事出産したことを感謝する儀式でもあります。参加するのはパパとパパのご両親という伝統もありますが、現在では、ママ、パパ、両家の祖父母、ご親戚など柔軟な考えが一般的です。
まだ産後間もないママにとってのお出かけは、普段以上に大変なものです。赤ちゃんも一緒なのですから。安心できるご両親やご親戚の方が一緒だと心強いですね。
生後約1カ月を目安に行う
一般的には男の子は生後31日目。女の子は生後32日目といわれています。ただこれは地域の風習によって異なる場合もあります。また、真夏の暑い季節や真冬の寒い時期に体温調節がうまくできない赤ちゃんを連れて行くのは、赤ちゃんにとても負担のかかることです。ママだってまだ産後1カ月。1カ月健診が終わり、ようやく湯舟に入れるようになる頃です。まだ体調は万全ではありません。
また、大安や先勝などの六曜を優先すると参列者が多かったり、写真館が混んでいて予約が取れなかったりすることも。慣習を優先せず、天候や赤ちゃん、ママの体調を優先に柔軟に行えるとよいですね。
着物の祝い着や洋装が人気
お宮参りの服装で大切なのは、参列する方々でバランスが取れていること。一方のご両親がスーツで、一方が普段着なんてことにならないよう、参列する方々で打ち合わせをしておくとよいでしょう。ただ、ジーンズなどのカジュアルなものは避けた方がよいかもしれません。
赤ちゃんは、産後退院時に着たベビードレスなどを活用し、その上に祝い着を羽織れば、ぐっとイベントらしくなりますね。ママは授乳することも考え、授乳しやすい前あきの洋服やワンピースなどの方が負担が少なくなるかもしれません。
上の子どもと行くときに気をつけたいこと
上の子に事前に説明しておこう
産後1カ月目のお宮参りにはもちろん上の子たちも一緒にいきますね。お宮参りはどんな意味があって、誰とどこに行くのか、どんなことをするのかを事前に説明することが大切です。また、同じことを上の子たちのときもしたことや、赤ちゃんと同じように上の子たちのことも大事に思っていることを伝えることが大切ではないでしょうか。
一緒に仲よく健やかに育ってほしいと願う気持ちを伝えれば、上の子たちの心にもきっと伝わるはずです。
上の子の着替えを持っていこう
男の子だったら、えり付きのシャツにジーンズ以外のズボンなど。女の子だったら、紺のワンピースなど。お宮参り以外でも、家族でレストランに行くときなど今後も活用できそうな洋服なら購入するのもハードルが低くなりますね。また年齢にもよりますが、フォーマルなスーツやワンピースなら卒園式や入学式で着られるかもしれません。
ただ、フォーマルでもセミフォーマルでも上の子たちの着替えは持っていきましょう。汚してしまったり、普段と違う環境でトイレが間にあわなかったりなんてこともあるかもしれません。たとえ使わなくても、安心材料としてあるとよいですね。
子どもを飽きさせないようにしよう
例えば、お気に入りのおもちゃ。絵本、お絵かきなど。静かに遊べるものがよいですね。口の中におさまるお菓子なども最終手段として用意しておくと助かるかもしれません。祈祷のときだけ、一緒に来ているおじいちゃんやおばあちゃんと外で待っていてもらうのも手ですね。
事前予約ができる場合はよいですが、そうでない場合は余裕をもって行動して、上の子たちも赤ちゃんも負担が少ない方法を取りたいところです。
3人目のお宮参りの三つの節約ポイント
衣装はお下がりやレンタルを利用しよう
赤ちゃんのための衣装は、退院のときに着たベビードレスなどをまた着るチャンスになるかもしれません。上の子たちのときに購入してあれば、そのお下がりを使うこともできますね。上の子たちは、七五三や入学式に合わせれば、フォーマルな衣装を着る機会も増え、購入するハードルも下がります。
またレンタルをすることもよい方法です。写真館で撮影当日限り外出可能なレンタルもあります。返却すれば、保管の心配もいりません。購入前にレンタルを検討してみてはいかがでしょうか。