2歳児への花粉症の対策とは?原因を知って子どもを花粉症から守ろう
毎年春先になると花粉症が気になるというママも多いですよね。大人でも辛い花粉症に2歳のわが子がかからないか不安に感じているママもいることでしょう。そこで今回は、花粉症の原因と症状や発症年齢、家庭でできる花粉症対策、2歳児でも使える花粉症対策グッズなどについてお話しします。
花粉症の原因と症状や発症年齢を知ろう
花粉症の原因は体質や生活環境なども関係
そして次に花粉を吸いこんだときに抗体が花粉と結合し、くしゃみや鼻水といった症状を引き起こすヒスタミンが分泌されるのです。
花粉症はその人の体質や生活環境などが関係しているといわれています。体質が似ていて、さらに同じ生活環境にいるママやパパが花粉症の場合、その子どもも花粉症になりやすくなります。
自宅の近くにスギやヒノキといった花粉症の原因になりやすい木が多い場合、発症するリスクが高くなるので、気になるママも多いことでしょう。
子どもの症状の特徴をチェックしよう
しかし子どもが花粉症にかかっている場合、まず目のかゆみを訴えることが多いので、注意するようにしましょう。子どもが目をごしごしとこするしぐさをし始めたら、花粉症かもしれません。
気になる場合は病院へ連れて行き、医師に相談するようにしたいですね。場合によっては、血液検査でアレルゲンを特定をすることもありますが、まずは問診で判断してもらうことが大切です。医師の指示に従い、適切な対応をとるようにしましょう。
早ければ2~3歳で発症する場合も
子どもに花粉症の症状が見られたら、早めに対策するようにしましょう。2歳ぐらいだとまだ小さいので、あまり薬を使いたくないと考えるママもいるかもしれません。
しかし最近では、小さな子ども向けの刺激が少ない薬も開発されているので安心ですよ。薬を飲ませずに放置して症状が悪化すると、花粉症が重症化してしまう恐れがあります。
できれば軽症のうちに受診し、対策をとるようにしたいですね。花粉が多く飛んでいると思われる場所にはなるべく出かけないことも大切です。
ママができる家庭での花粉対策方法を知ろう
空気清浄機を使って花粉を除去しよう
空気清浄機を使って、室内に入り込んだ花粉を除去するようにしましょう。機種によっては花粉除去のためのモードがついているものがあります。そういった機種を使えば、自宅で花粉に悩まされることは少なくなるはずです。
部屋の空気に花粉が含まれていると、花粉症の症状により熟睡できない可能性があるので、子どもの生活リズムの乱れにもつながります。できるだけ除去するようにしたいですね。
衣服の静電気を抑えて花粉の付着を減らそう
特に空気が乾燥している季節や場所では、衣服に静電気が起こり、空気中を飛んでいる花粉が静電気に引き寄せられ、衣服に付着しやすくなります。
帰宅すると玄関で、衣類をしっかりとはたいてから室内に入るというママもいるかもしれませんが、はたくだけでは衣服についた花粉のすべてを除去することはできません。こまめに洗濯をして、花粉をしっかりと取り除くようにしたいですね。
洗濯のときに柔軟剤を入れると静電気を抑える効果がありますよ。一度試してみてくださいね。
食事や生活習慣で腸内環境を整えよう
花粉の飛ぶ季節だけでなく、できれば日常的に腸内環境によい食事を心がけるようにしたいですね。バランスのよい食事も大切ですが、アレルギー症状の原因物質である抗原に対し効果的な乳酸菌を摂取することも重要です。
良質な乳酸菌を多く含んだヨーグルトを積極的に食べさせるように心がけましょう。また、免疫力をアップさせるためにはスナック菓子やインスタント食品などを減らし、糖分と油分の摂取を減らすことも必要ですよ。
体の中から、花粉症に対抗できる強さを身につけさせたいですね。
2歳児でも花粉対策に取り入れやすいグッズ
できるだけ顔にフィットするマスクを
花粉の季節には毎日マスクを使うので、大容量パックを購入するママもいることでしょう。しかし子どものマスクに関しては、最初は少ない容量のものを買って、子どもの顔にフィットするかどうかをチェックしましょう。
顔にフィットしないマスクをつけていると、隙間から花粉が入り込むことがあるので、効果が半減してしまいます。かわいいキャラクターの絵がプリントされたものなら、子どもも嫌がらずにつけてくれるかもしれませんね。