白髪に悩む30代40代ママ必見!いつまでも若く美しい髪を保つ方法
産後は抜け毛が増えたり、髪にハリがなくなったり、髪質の変化に悩むママが増加します。さらに、30代や40代になると白髪ができてショックを受けるということもあるのではないでしょうか。今回は白髪ができる原因や、白髪ができたときの対処法、白髪を作らず若く美しい髪を保つ方法を紹介します。
白髪のできるメカニズムを知っておこう
白髪ができる原因となるメラノサイトとは?
ただし、肌のメラニンは紫外線などのダメージによって作られますが、髪のメラニンはダメージとは関係なく「メラノサイト」という細胞によって作られるのが異なる点です。肌の色は日光に当たらないと白くなりますが、髪の色は日光に当たらないから白くなるということはありません。
メラノサイトは頭皮の下にある「毛根」のなかにあり、髪を作る役割を果たす「毛母細胞」と並ぶように存在しています。
実は、毛母細胞で作られたばかりの髪は白い色です。毛根で成長するうちにメラノサイトからメラニンが供給され、毛根の外に出てくるころには黒や茶色の髪になっています。
加齢によるメラノサイトの機能低下や消失
そのため、加齢によってメラノサイトの機能が低下したり消失したりすると、成長中の髪にメラニンが供給されないため髪は白いままです。「白髪ができる」というより「黒髪ができなくなる」と言った方が正しいかもしれませんね。
また、髪の色を決めるメラニンには黒や褐色の「ユーメラニン」と、赤褐色から黄色の「フェオメラニン」の2種類があります。そのため、ユーメラニンだけが減って髪が赤みのある茶色に変色する人もいるようです。
さらに、髪の色が完全に真っ白になるのではなく灰色や銀色になったり、黄色っぽい白になることもあります。
生活習慣も白髪の原因に大きく影響する
例えば、血行不良を引き起こす「喫煙」は白髪になるのを早めるといわれています。また、過剰なストレスが原因で血管が収縮すると、メラノサイトの機能が低下して白髪になってしまうようです。
タンパク質、ビタミン、ミネラル、メラニンの原料となる「チロシン」が不足しているとメラニンが作れないため白髪ができやすくなります。
ほかにも、強い紫外線やヘアカラーなどによる頭皮のダメージも白髪の原因になることがあるということです。頭皮がダメージを受けていると毛根に酸素や栄養が送られず、メラノサイトの機能が低下します。
白髪を見つけたらみんなはどうしてる?
定期的に美容院でしっかりプロのケア
白髪染めは市販の白髪染め剤を購入して自分で染める方法と美容院で染めてもらう方法があります。どちらの方法でも染めることはできますが美容院を利用しているママが多いようです。
美容院ではプロの美容師が地髪に合う色を選んでくれるほか、自分では染めにくい後頭部や襟足もきれいに染めてもらえます。髪の太さや傷み具合、頭皮の状態に合わせたケアを受けることができるのもメリットです。
髪が伸びる速度にもよりますが、2カ月に1回程度染めるとダメージが少なく、きれいな状態を保つことができるといわれています。
自宅で気ままにカラーリング
ただし、市販の白髪染め剤は短時間で染められるよう、美容院の白髪染めよりも成分が強めになっています。頭皮の状態や体質によってはピリピリとした刺激を感じたり、染めたあとに強いかゆみが出たりすることがあるようです。
また、髪の太さや髪質、地色に合わせた施術ができないため、思っていた色に染まらなかったり色むらができたりすることもあります。
美容院の白髪染めよりも色が落ちやすく、短期間で染め直さなくてはならないこともありますが、子どもの世話や家事で忙しく、美容院に行く暇がないママは自宅でカラーリングしているようです。
白髪染めトリートメントやサプリを試す
髪や頭皮をできるだけ守りたいというママは、白髪染めトリートメントを使用してはいかがでしょうか。白髪染め剤よりも染まりにくく色落ちしやすいというデメリットはありますが、トリートメント効果があり髪が傷みにくくなっています。
ただし、トリートメントで染めると市販の白髪染めや美容院での白髪染めがきれいに染まらないことがあります。白髪染め剤を使う予定がある場合は白髪染めトリートメントの使用を避けましょう。
また、ミネラルやヨウ素など、白髪対策になるといわれているサプリを試してみるのもよいかもしれません。