
1歳の生活リズム作りのコツは?理想的な生活リズムや改善法を知ろう
1歳になると赤ちゃんを卒業して幼児期に入りますよね。「幼児期には生活リズムをしっかり整えておきたい」というママは多いでしょう。ここでは、子どもが1歳になっても生活リズムが整っていないと悩んでいるママに、どのように毎日をすごしていけば、規則正しく生活していけるのかをご紹介します。
1歳の理想的な生活リズムと基礎知識

1歳児の生活リズムはほぼ大人に近くなる
1歳児にパパやママと同じような生活を送るためには、赤ちゃんの頃から規則正しい毎日を送ることがとても重要です。早寝早起きを心がけるだけでなく、室内で体を使った遊びをする、お天気のよい日はお散歩や公園で外遊びをするなど、運動をしましょう。
お家でスマホやDVDばかりを見せるのではなく、パパやママが子どもと一緒にたくさん遊ぶことが大切ですよ。
7時頃起床し20時頃就寝するのが理想
生後4カ月頃から、子どもの成長にとても重要といわれている成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンはとくに、寝ているときにたくさん分泌されるので、睡眠をしっかりとることはとても大切です。
成長ホルモンが分泌されると体のさまざまな組織が成長するだけでなく、脳の疲労回復なども行ってくれます。22時~2時の間が1日のなかでも1番多く分泌されるので、その時間帯に深い睡眠に入っていることが理想的でしょう。20時頃に就寝できれば、22時には深い眠りについていることが多いですよ。
夜に続けて眠れるようになることが大切
「夜寝かしつけても、夜中に何回か起きてしまうから大変」と、子どもが1歳をすぎてもまとまった睡眠をとらないことに悩んでいるママもいますよね。夜にまとまった睡眠をとるためには、早起きや日中にたくさん体を動かして、体力を使うことが大切ですよ。
1歳くらいになると赤ちゃんの頃よりも体力がついてくるので、室内遊びだけでは遊び足りていないことがあります。太陽の光を浴びながら体を動かすと疲れるので、まとまった睡眠がとれるようになり、夜の寝かしつけが楽にできるようになりますよ。
1歳の生活リズムを整えるためのコツとは

朝は太陽の光で自然な目覚めを促そう
生後3カ月くらいから少しずつ体内時計が成長してくるので、赤ちゃんの頃から生活リズムを整えておくことは大切です。昼夜逆転の生活をしないように、朝はママと一緒に太陽の光を浴びて体や脳を起こしましょう。
太陽の光を浴びて体や脳をしっかり起こすことで、日中に活発に行動することができます。日中に活発に動くと夜の寝かしつけも楽にできますよ。早起きが苦手なママもいると思いますが、子どもと一緒に朝の太陽の光を浴びるために頑張ってみませんか。
昼寝は毎日決まった時間にできるように
昼寝の時間は、11~14時頃までには終わらせておくのが理想的です。夕方に昼寝をすると、夕食やお風呂の時間がズレてしまい、寝る時間も遅くなる可能性があります。また、夕寝をすると、夜の寝かしつけの時間になっても目が冴えていてなかなか眠らないことも多いです。
昼寝をする時間が毎日同じだと食事やお散歩など、ほかのスケジュールが決めやすいですよね。昼寝の時間がバラバラな場合は、昼寝の時間を決めてその時間はお家ですごすなど、子どもが眠りにつきやすいように工夫してみましょう。
正常に眠気が訪れるよう夕食の時間を決める
友人の話では、家族でお出かけをしていて帰りが遅くなった日に、夕食の時間がいつもより遅くなったことがあったそうです。夕食を食べてからすぐには眠れないので、食後に遊ばせていると寝るのが22時をすぎてしまったと話してくれました。
夕食は、寝かしつけをする2時間前までに終わらせておくとよいでしょう。20時に寝かしつけをする方は、毎日18時には夕食を食べられるように準備をする必要があります。できるだけ食事は毎日決まった時間にすると、生活リズムが整いやすいですよ。
崩れがちな1歳児の生活リズムの改善方法

寝る2時間前にお風呂に入るとよい
体内のリズムは体温と関係しているといわれています。体温が上がっていくときに人は目が覚めて、体温が下がり始めるときに眠くなります。季節でいうと寒い冬は、眠くなることが多い気がしますよね。
寝かしつけの時間より2時間くらい前にお風呂に入っておくと、寝かしつけするときには自然と眠くなる頃なので、子どもがスムーズに眠りに入りやすいでしょう。寝る前のお風呂は体内のリズムが乱れる原因にもなり、子どもの目が覚めてしまうので注意が必要ですよ。