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オーストラリアの子育て事情!子育ての特徴や充実した支援

オーストラリアの子育て事情!子育ての特徴や充実した支援

オーストラリアでは子育て支援が充実

ママもパパも取得できる育児休暇

今でこそ、日本でもパパが育児休暇を取ることができると知られてきましたが、実際に取るとなるとまだ難しいのが現状です。その点、オーストラリアではパパもママも協力して育児をするのが当たり前なので、パパが育児休暇を取ることも珍しいことではありません。

また、最長12カ月の育児休暇の中で、パパとママが同時に育児休暇をとることも8週間認められています。ただ、制度だけをみてみると、実はパパが育児休暇をとることも、休暇中の給与の支払い額も日本の方が手厚いことが分かります。

オーストラリアでは一斉最低賃金で18週間しか給料が支払われないのに対し、日本では夫婦同時に一年間有給で育児休暇をとれます。それでも取得しないのが、日本人なのです。

多くのママが参加するマザーズグループ

出産直後のママは誰でも心細く、育児の悩みや不安を多少は抱えているもの。そんな新米ママたちへの心強いサービスが、オーストラリアで親しまれている「マザーズグループ」という社会システムです。

これは、同時期に出産したママたちを集めて、看護師が6週間に渡って子育てについての講習をするというもの。講習といっても赤ちゃん連れで気軽に参加できるので育児の息抜きにもピッタリですね。

同じ月齢の赤ちゃんを持つママがつながれるので、講習が終わってもママ友としてずっと仲よくしていけることも魅力です。オーストラリアの母子健康センター管轄のれっきとした社会プログラムなので、安心感もありますし、友達作りが苦手という新米ママも自然と友達の輪が広がります。

地域で定期的に開かれるプレイグループ

広大な土地が広がるオーストラリアでは、公園デビューをしても同じくらいの年齢の子どもに出会えないことが多いのだとか。そこで、積極的に参加したいのがプレイグループです。

子どもたちを一緒に遊ばせるのが目的のプレイグループですが、上記のマザーズグループからそのままプレイグループになることも多いそうです。ほかにも、日本人ママがあつまるプレイグループや保育園が場所を提供しているプレイグループなどたくさんあります。

定期的に開かれるプレイグループが、オーストラリアの特徴である多様性をはじめて学ぶ場所になることも多いようです。いろいろな国の文化や習慣に触れることは赤ちゃんだけでなく、ママにとっても新鮮ですね。

まとめ

海外の子育てにはそれぞれに特徴があって、日本人からすると興味深いものが多いですね。制度だけをみると、日本の方が優れているものもありますが、大事なのはそれを使えるかどうかです。

残念ながら永住権がないと恩恵は少ないかもしれませんが、オーストラリアの個人を大事にする姿勢や、子育てに対する考え方は学んでおきたいものです。これから海外で子育てをしてみたいというママも、その国の特徴をしっかり見極めて計画を立てるようにしてください。
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