冬場に子どもが布団を蹴るのはなぜ?寝冷え対策や快適な就寝方法
ママが工夫して子どもの就寝環境を整えよう
寝る2時間前にはお風呂を済ませよう
実は体が温かい状態で寝入るよりは、少し体温が下がった状態で布団に入ったほうが人はスムーズに眠りに入れます。寝る2時間前にはお風呂を済ませるようにすると、寝るころには程よく体温が下がり寝つきが良くなり、寝汗も防げるのです。湯冷めに気をつけて早めに入浴を済ませましょうね。
軽い布団にすれば蹴飛ばさないかも
子どもの布団を軽くすることで居心地がよくなれば、蹴飛ばして逃げ出すことは減る可能性がありますよ。
ですが毛布や掛布団を重ねることで重みが出たり、重たい掛布団を使ったりすると、子どもの身体が圧迫されるため居づらさを感じます。無意識に居づらい場所から逃げ出そうとして布団から飛び出ていくのです。
飛び出すこと前提で寝冷え対策をしよう
ママの心配を少しでも減らし、ママもしっかりと睡眠がとれるように、飛び出すのが当たり前と考えて寝冷え対策をする方がよいと思いませんか?
子どもは手や足が布団の外に出ていても大丈夫です。ただ、体の芯の部分が冷えてしまうと体調を崩しやすくなるため、お腹や大きな血管が皮膚の近くを通っている手首や足首を温めるとよいでしょう。この後、子どものお腹や足首を温めるのにおすすめの寝冷え対策アイテムをご紹介します。
寝冷えしないためのおすすめアイテム3選
布団を蹴っても暖かい「スリーパー」
スリーパーは上からかぶる物や前ファスナーの物など、色々デザインがあります。子どもの成長に合わせて、着せやすい物を選ぶようにしてくださいね。
また、スリーパーは素材の種類も豊富です。冬場の防寒には、フリース生地やキルティングタイプの物がおすすめです。暑がりの子どもに、また、春秋などのちょっとした防寒には、オールシーズン使える綿素材のガーゼ地やタオル地の物が使いやすいですよ。
スリーパーは寝るときだけでなく、お風呂上りの湯冷め防止にも使えておすすめです。
体温調整するなら「腹巻」
ですが、腹巻はサイズが合っていないと苦しくなったり、血流が悪くなったりするので、子どもの成長によって変えるようにしましょう。
腹巻の形は、腹巻とパンツが一体になっている物や、着るとキャラクターに変身できるデザインの物、筒形の物など種類があります。素材も綿素材やガーゼとパイル地素材、コットンシルク素材やウール素材など種類豊富です。
冬だからといってウールや厚手の物にこだわらず、暑がりの子どもであれば綿やコットンなど、子どもに合わせるようにしましょう。
足元も安心「レッグウォーマー」
寝ているときには深部温を下げるために足裏からも放熱します。靴下を履いてしまうと放熱ができなくて、寝つきも悪くなってしまいますね。
ですが、寝相の悪い子どもにはできるだけ防寒対策をしておきたいものです。そのようなときには、レッグウォーマーを履かせると、足裏は靴下のように覆うことがなく足元を温められます。
レッグウォーマーの素材も、アクリルやナイロンの物から綿の物までいろいろあります。レッグウォーマーも子どものタイプによって履かせる素材が変わってくるので、様子を見て購入するようにしましょう。
まとめ
子どもは暑がりなので、パジャマの素材を見直したり、衣類の枚数や掛布団の枚数を調整したりすることで気持ちよく寝られるようになります。
寒い時期は、子どもが風邪をひかないように、ママが過敏になりすぎてしまう傾向があります。子どもは大人と皮膚温が違うこともあり、寒さには強いものです。
寝冷え対策のアイテムもいろいろ紹介しましたので、ママは子どもの状態を見ながら対策をしてくださいね。