初産で気をつけることとは?普段の生活や妊娠中と産後について
1カ月健診までは入浴を控えて
入浴ができるようになるのは悪露が少なくなった産後1カ月ごろからで、1カ月健診でお医者さんに許可を取ってからにすると安心です。
ただし1カ月健診で入浴許可が出ても、感染症を防ぐため、しばらくは一番風呂につかることをおすすめします。
お医者さんの許可をもらうまでは、シャワーで清潔を保ちます。体力があれば洗髪をして、頭皮も清潔にしてください。
冬など寒い時期は、シャワーだけでは温まりにくいことも考えられます。その場合は足湯をして足元を温め、疲れを癒しましょう。
高齢出産の初産の場合は産後うつに注意
高齢出産の初産のママに産後うつが発生しやすいことは、2012年に東京で開かれたヘルスリサーチフォーラムで、浜松医科大学子どものこころの発達研究センター、松本かおり特任助教により明らかになりました。
それによると、産後うつはパパの年齢や世帯収入、早産などとは関係がなく、初産で、中でも高齢出産であることが大きく関係するのだそうです。
産後うつ予防のためには、やはり無理をしないことが大切です。パパや両親、またヘルパーなどに頼って、産後はしっかり体を休めましょう。産後ゆっくり過ごすために、出産前から準備をしておくと安心ですよ。
まとめ
また、妊娠初期では無理をしないこと、中期以降は体重増加に注意すること、後期はいつ出産するかわからないので遠出を控えることや入院準備を早めにすることを心がけましょう。
出産で受けたダメージを回復するため、産後はできるだけ安静に過ごすよう努めます。スムーズな出産や産後の回復のためにも、気をつけながら無理をせず過ごしてくださいね。