赤ちゃんとリトミックを楽しもう!嬉しい効果や気軽に始める方法
「赤ちゃんと何か習い事を始めようかな」と探していると、リトミック教室が紹介されていることも多いでしょう。しかし、言葉だけではイメージできず「まずはどんなものなのか知りたい」というママも多いでしょう。ここでは、リトミックをすると何か効果があるのかや、どうやって始めればよいのかなどをご紹介します。
習い事で人気のリトミックってどんなもの?
リトミックは音楽を使った教育の方法
音楽と運動(動作)を合わせたプログラムで聴覚や運動能力、想像力などを育むための教育法です。日本では幼児教育に積極的に取り入れており、小さな子どもの習い事でも人気がありますよ。
音楽を聞いて体を動かす動作を繰り返すことで、集中力をつけることができるともいわれています。楽しみながら色々な力をつけてくれると、パパやママは嬉しいですよね。赤ちゃんから始める子も多いので、チャレンジしてみましょう。
赤ちゃんの首がすわれば始められる
「まだ音楽を聞いてもあまり反応がないし、始めても意味がないのでは?」と思う方も多いかもしれませんが、生後3カ月ころの赤ちゃんは視力は未熟でも、聴力は大人と同じくらい聞こえています。視力が未熟な分、様々な音を聞いて想像を膨らませているのです。
音を聞きながら自由に手足をバタバタさせたり、ママが赤ちゃんの手を握って動かしたりして楽しめますよ。
年齢に合わせた方法で音楽を楽しめる
・0~1歳
1歳ごろまでは自由に手足を動かすのが難しいので、ママと一緒に楽しみましょう。赤ちゃんの手を握って音に合わせて動かしたり、抱っこしてママがジャンプしたりなど、スキンシップがたくさんとれる楽しみ方がおすすめですよ。
・2~3歳
2~3歳は、体を動かして遊ぶのが大好きな子が多いですよね。音楽に合わせた動きをする、音楽に合った表情(笑顔や、怖い顔など)をする、楽器にふれて音を出してみるなど、たくさんの楽しみ方ができるようになるでしょう。
リトミックによる赤ちゃんへの嬉しい効果
表現力や社会性が身につく
リトミックはただ楽しむものではなく、生きていく上で大切な表現力や社会性が身につくといわれていますよ。小さなころから自分を表現するのに慣れることで、大人になってからも様々な形で自分を出していけるでしょう。
また、ママや先生、お友だちと一緒にコミュニケーションをとりながら楽しむため、社会性が身につくといわれています。赤ちゃんのころから始めると、幼稚園などの集団生活に入ったときも戸惑いが少なく済みそうですね。
体の動きやリズム感の発達をうながす
小さなころは簡単な動きが多いため「楽しいけれど、運動神経はよくならないかな」と思っているママは多いかもしれませんね。しかし、様々なスポーツにはリズム感が必要不可欠といわれており、小さなころから続けることで基礎的な運動能力を高められますよ。
音を聞いてリズムをとりながら体を動かすのは、実は難しいことなのです。吸収力の高い赤ちゃんのときから始めると、楽しみながら続けられそうですね。
スキンシップで親子の絆が深まる
ねんねの時期の赤ちゃんの場合は、ママが赤ちゃんの手を握ってリズムをとって楽しむ方法がありますよね。また、赤ちゃんを抱っこしたまま歩く、走る、止まる、ジャンプする、しゃがむなど、色々な動きを一緒に体験していきます。
ママとスキンシップをたくさんとることで、親子の信頼関係が自然と深まっていくでしょう。ママとスキンシップをとると赤ちゃんの精神が安定し、言葉がなくても「ママに愛されているんだな」と自信を持てるようになりますよ。
親子でリトミックを始めるための一歩
すぐ始められる!手遊び歌で遊ぼう
手遊び歌は教室に通わなくても、お家ですぐに始められますよね。「大きな栗の木の下で」「あたまかたひざポン」「げんこつやまのたぬきさん」など、パパやママが昔遊んでいた手遊びがあれば遊んでみましょう。
最初は反応がなくても、毎日手遊びしていると赤ちゃんが笑うようになったり「キャッキャ」と声を出したりなど、手遊び歌に興味を持ち始めます。パパやママが楽しみながらすると、赤ちゃんも喜びますよ。