6月のおすすめ絵本を年齢別でご紹介!雨の日がもっと楽しくなる
6月は雨の季節。家の中で過ごすことが多くなりますよね。なかなか公園にも行けず、ちょっと不機嫌になってしまう子どものために、雨の日が楽しくなる絵本を読んでみませんか?そこで、今回は6月に読みたい絵本を年齢にあわせて集めてみました。雨の日に読みたい、お気に入りの一冊を見つけてみてください。
【0〜1歳】雨の音を楽しめる絵本3選
きれいな色使いの「あめかな!」
にわか雨の音、色や香り、温もり、光などを感じられる絵本です。降り始めて、どしゃ降りになって、小降りになって、雨が上がるまでを、シンプルに描いています。抽象的な絵柄と簡単な文ですが、やさしい雨の日の雰囲気がよく伝わってきます。
赤ちゃんだけでなく、絵本の色彩に大人も引き込まれる魅力がいっぱいです。言葉も簡単な擬音語のみで、赤ちゃんでも親しみやすく、絵をじっと見たり、シンプルな擬音に反応を示したりするようです。紙も厚紙なのでめくりやすく、赤ちゃんがさわったりなめたりしても破れにくいのでご安心ください。
雨の日に、心を落ち着かせてくれる一冊です。
あめかな! (0.1.2.えほん) | U.G.サトー | Amazon
暗い空から、ぽつり。あかいしずく。ぽつり。あおいしずく。そして、むらさき、ぐんじょう、エメラルドの雨がざあざあざあざあ。なないろの雨がふりしきり、やがてももいろの光がおりてきて……。紙に、色とりどりのカラーインクと水を流し込むという独特の技法を編み出したU.G.サトー氏。空と雨と、光と時の流れを、グラフィカルに描きます。
いろいろな音が楽しい「あめぽぽぽ」
ぴとぴと、すいすい、ぽぽぽ、などの子どもが好きな響きを持つ擬音語がリズムよく流れてきて、小さな子どもにも読み聞かせしやすいと評判です。
雨が降ってきて、おかあさんと傘をさして出かけるときのいろいろな音が表現されます。その擬音の心地よさが子どもにもママにも大好評です。
作者は歌人の方なので、言葉の響きが洗練されているのも納得できますね。絵も、独特な色彩とイラストで、雨の雰囲気がよく伝わってきます。雨の日のおはなし会でも、よく読まれているそうですよ。
音読すると、視覚や聴覚だけでなく、さまざまな感覚が呼び覚まされる一冊です。文字が少ないので0歳からでも楽しめますよ。
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長靴で楽しく「おさんぽおさんぽ」
ストーリーは、雨上がりに長靴を履いて外へ出かけるうちに、いろいろなものに出会います。地面をよく眺めると、カエル、カタツムリ、濡れた草花、それに大きな水たまり。水たまりを見つけて、長靴はいた足をバシャバシャ。ついには長靴も脱ぎだしてバシャバシャバシャ。
実際に子どもにやられたら、ママはちょっと苦笑いになってしまいそうですが、絵本の中では子どもたちがやりたいことがたくさん叶えられています。雨の日に読めば、楽しいお散歩に出かけた気分になれそうです。
おさんぽ おさんぽ (0.1.2.えほん) | ひろの たかこ | Amazon
雨上がりに、長靴を履いて外へ出かけると、いろいろなものに出会います。ようく地面を眺めてください。そこにはカエル、カタツムリ、まだ濡れた草花、それに大きな水たまり。水たまりを見つけたら、子どもは飛び込みたくて仕方ありません。まずは片足をバシャ。勢いづいたら両足でバシャバシャ。ついには長靴も脱ぎだしてバシャバシャバシャ。雨の日に読めば、楽しいおさんぽに出かけた気分になれますよ。
【2〜3歳】雨の日が楽しみになる絵本3選
動物が可愛い「ぞうくんのあめふりさんぽ」
ストーリーは、雨降りの中、ぞうくんが散歩へ行くと、途中でかばさんに出会い、池の中をお散歩しますが、ぞうくんは泳げないので、かばくんの背中に乗ります。次にわにくん、かめくんに出会い、最後はかめくんが1番下へ。でもかめくんがこけてしまい、ぞうくんがおぼれるかと思いきや…?
アンバランスな展開に、子どもたちは少しハラハラドキドキ。しかし、最後は意表をついた落ちがついているので、子どもたちも大喜びです。
文章も短いので、ひらがなを覚えたての子どもでもひとりで読めるかもしれません。やさしく促してみてもよいかもしれませんね。
ぞうくんの あめふりさんぽ (こどものとも絵本) | なかの ひろたか | Amazon
今日は雨降り。それでもぞうくんはごきげん。かばくんを散歩に誘うと、お池の中ならいいよ、と言われ、2匹は池の中を歩き出します。ところがお池はだんだん深くなって、泳げないぞうくんは困ってしまいます。するとかばくんがぞうくんを背中に乗せてくれたのですが、進んでいくとまたまたお池は深くなって……。
文字のない絵本「かさ」
この絵本は、雨の日の出来事や、女の子がお父さんを迎えに行く心情を、墨一色の中に赤い傘だけが色を持った絵のみで描いた、文字のない絵本です。文字がないというだけでも、印象深い絵本になるようです。
ママが絵からストーリーを読み取って子どもに語りかけてあげてください。たとえば、「さて、どこいくのかな〜?」「何もってるのかな〜?」など問いかけながらページをめくっていると、子どもが、ちゃんとストーリの先をよんで答えてくれるかもしれません。
文字がない分、子どもの想像力も膨らみ、さまざまな角度でストーリー展開を楽しめそうです。子どもが大きくなってからも新しい発見がありそうな、長く楽しめる一冊になるでしょう。
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