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厄年に赤ちゃんが生まれるママへ。厄落としの意味や男女の違い

厄年に赤ちゃんが生まれるママへ。厄落としの意味や男女の違い

厄年の赤ちゃんに行う儀式やお祓いは?

「捨てるふり」という日本独特の文化も

厄年に女の子が生まれると捨て子として扱う風習もあります。子どもを捨てるなんてひどいと思うかもしれませんが、儀式として「捨てるふり」をするだけなのでご安心くださいね。昔行われていた一般的な捨て子の儀式は以下のとおりです。

1.神社に赤ちゃんを置いたママは振り返らずに去る
2.その後、前もって打ち合わせした誰かが赤ちゃんを拾い家に連れて帰る
3.翌日ママが赤ちゃんを迎えに行く

赤ちゃんを拾う人は血縁関係のない人に頼みます。いったん赤ちゃんと血縁を切って再び貰い子として育てることで、赤ちゃんについている不幸を落とすのです。

現在では安全面から捨て子の儀式をすることは少ないですが、昔はこの儀式をした赤ちゃんは、丈夫に育つと言い伝えられていました。

妊娠中に厄除けの意味も込めて安産祈願

女の子に厄が移るという風習がある地域では、大切な赤ちゃんのことが気になる場合があります。そんなときは妊娠中に神社やお寺で厄除けや安産祈願を受けたり、生まれた赤ちゃんの厄除けをしてもらったりするとよいかもしれませんね。

厄年でなくても安産祈願をする人も多いですし、赤ちゃんのお宮参りもします。夫婦揃ってすっきりした気持ちで出産に臨んだり子育てをしたりできるとよいですね。

厄除けや安産祈願は有名な神社やお寺で行うのもよいですが、地域で昔から代々祀られている氏神神社で行うとお宮参りや七五三と、子どもの節目のお参りに気軽に出向きやすいかもしれません。その土地の神様が子どもを見守ってくれているような安心感もありますよね。

気にしすぎはNG!赤ちゃんと幸せな生活を

日本中で知られている厄年ですが、たとえば33歳の大厄は三三で「さんざん」という語呂合わせなど、いろいろな由来があるものの決定的な根拠があるわけではありません。また、中国の厄年は12年に一度、ロシアでは9~79歳までの9のつく年など、国によっても厄年は異なります。

ただ、ちょうどホルモンバランスや加齢などで体調を崩しやすい傾向がある時期です。厄年を厄災が起こる年と考えるのではなく、いつも以上に健康に気をつけて余裕をもって過ごすことを心がける年と考えた方がよいかもしれませんね。

厄除けやお守りも、「これで大丈夫」と安心する要素になればより効果的といえます。厄年だからと気にし過ぎず、赤ちゃんと幸せでゆったりした生活を送りましょうね。

まとめ

人生で4回ある女性の厄年の中の2回は30代です。出産や子育てで忙しい30代は、少し厄年を意識して無理をし過ぎないようにできるとよいですね。

厄年の出産は厄を落とすといわれます。しかし地域によっては厄年に女の子を出産するのはその女の子に厄が移り不幸になると考えられていました。

そのことが気になる場合は、神社やお寺で妊娠中や生まれた赤ちゃんの厄除けをするとよいかもしれませんね。根拠に乏しい厄年をあまり気にし過ぎず、赤ちゃんと楽しくお過ごしくださいね。
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