冬生まれの子どもに準備したい!快適に過ごすための住環境と冬グッズ
待ちに待った赤ちゃんとの対面が楽しみな一方で、寒い時期に生まれる赤ちゃんのためにはどのような準備が必要なのだろうかと心配になってしまいますよね。赤ちゃんが風邪をひかずに快適に過ごせるようにするにはどのようなものを揃えていけばよいのか、そのポイントについてご紹介していきます。
赤ちゃんを迎えるために住環境を整えよう
暖房器具は安全性を考えて選んで
暖房器具にはさまざまなものがありますが、ねんねのときだけでなく成長してからも安全に使えるものがよいですよね。空気が乾燥したりよどんでしまったりするもの、触るとやけどをしてしまうものは避けた方がよいでしょう。
とくに床に置いて使うタイプのものは、触れても熱くない、転倒時自動停止機能やチャイルドロック機能がついているなど、安全面を重視して選びましょう。
出産までに暖房器具の掃除を済ませて
冬の生活に欠かせないエアコンですが、内部はカビがとても発生しやすいもの。もしカビが発生したままだと、エアコン使用時にカビが風にのって部屋中にまき散らされてしまいます。
赤ちゃんがカビの胞子を吸い続けると、くしゃみや喘息、アトピーなどの皮膚異常などの症状が出てきてしまう恐れがあり危険です。免疫力の弱い赤ちゃんのためにも、退院後からすぐに使えるよう掃除をしておきましょう。大きなお腹での作業は危険ですので、パパや業者にお願いしてくださいね。
オイルヒーターは電気代に注意
・音が静かなので赤ちゃんの眠りを妨げない
・仮に触ってしまっても、やけどするほど熱くない
・メンテナンスがほぼ不要
・風を起こさずに空気をあたためるので、空気が汚れず乾燥しない
新生児のころであればとくに、きれいな空気の中で過ごしてほしいですよね。しかし、オイルヒーターは部屋があたたまるまで時間がかかる、電気代がほかの暖房器具に比べると高い、というデメリットもあります。とくに電気代は1カ月で数万にも及ぶこともありますので注意しましょう。
冬生まれの子どもにはどんな格好をさせる?
防寒ウエアは1~2枚でOK
退院後の赤ちゃんはまだまだ免疫力が弱いため、1カ月健診までは自宅で過ごすことが望ましいとされています。1カ月健診後もインフルエンザなどの感染症にかかる恐れがありますので、人混みをさけて近所を散歩する程度で十分です。防寒ウェアは数枚あればこと足りるでしょう。
赤ちゃん用の防寒ウェアにはさまざまなものがありますが、フード付きで手足や足先まですっぽり覆える防寒用のツーウェイオールやカバーオールがあると、ベビーカーや抱っこ紐でのお出かけのときに便利ですよ。
ベストがあれば体温調節に便利
寒さが気になるときには、お腹を冷えから守れるように丈の長い肌着を重ねる、肌着やウェアをフライスやニットキルトなどの保温性の高い綿素材に変える、ベストを活用する、などの方法が有効です。
とくに室温や気温に応じてかんたんに羽織らせることができる薄手のベストは、一年を通じて活躍してくれるすぐれものです。体温調整機能が未熟な赤ちゃんを冬の寒さから守る上で便利ですので、外出の際にも持ち運ぶとよいですよ。
外出時は帽子で頭を保護してあげて
大人でも凍えてしまいそうな日には、帽子のあたたかさがありがたいもの。冬の気温に慣れていない赤ちゃんが外の寒さに驚いて泣いてしまわないよう、身体だけでなく頭も防寒してあげましょう。
ただし帽子は赤ちゃんのデリケートな頭皮に直接触れるものですから、素材選びには注意が必要です。もこもことした化繊の帽子は可愛らしいものですが、吸湿性が悪く頭に汗をかいてしまう恐れがあります。赤ちゃんの肌にやさしい綿素材のものがおすすめですよ。
あると便利なお役立ち冬アイテム
おしりふきウォーマーで快適おむつ替え
そんなママの強い味方となってくれるのが「おしりふきウォーマー」という便利アイテム。つめたいおしりふきだと機嫌が悪くなって泣いてしまったり、思うようにおむつが替えられなくて困ってしまったりすることもありますが、あたたかいおしりふきだと機嫌よくおむつを替えさせてくれますよ。
寒い冬の夜におむつを替えるときに赤ちゃんに寒い思いをさせなくて済みますし、うんちのときに強くこすらなくても拭けるので赤ちゃんの肌に負担が少ないですよ。