赤ちゃんの髪の毛を上手にカット!切り方の基本や男女別のコツとは
自宅で赤ちゃんの髪の毛を切りたいとお考えのママは多いですよね。実際にチャレンジしようと思うと、どのように切ればよいのか、気をつけることはあるのかなど、わからないこともでてきます。そこで今回は、赤ちゃんの髪の毛の基本的な切り方や男女別での切り方のコツをご紹介します。
赤ちゃんの髪の毛の基本的な切り方を知ろう
繊細な髪の毛はつまんで少しずつ切る
基本的に赤ちゃんの髪の毛を切るときは、つまんで少しずつ切るとよいですよ。この方法だと、赤ちゃんが多少動いても、はさみが当たる心配が少なく、少しずつ切ることで短くなりすぎる失敗を防ぐことができます。
髪の毛をつまむときは、サイド、えりあし、後頭部、つむじ、前髪などに分けるとやりやすいです。途中でぐずって、続けるのが無理なようなら日を改めて、何日かに分けて切りましょう。
基本は量や長さを調整する程度でOK
たとえば、えりあしの長さだけが気になる場合は、えりあしを切るだけでよいですし、前髪が目にかかってきたと思ったら前髪だけを切ればよいでしょう。とくにバランスが悪くなければ、全体的に切る必要はないですよ。
量が少ない場合は長さを調整するだけでよいですが、量が多い場合はすきばさみを使って軽くしましょう。すきばさみを使う場合も、先ほどご説明したような感じで量の多い部分をつまんで毛先を切ってくださいね。
赤ちゃん用のヘアカット用品を使う
赤ちゃんのカットには、はさみ、すきばさみ、くしがあればよいでしょう。くしは多少大きくても使えますので、ママが持っているものを代用してもよいですね。男の子の場合はバリカンがあると便利ですが、音が大きいと怖がってしまうので、音の小さいものを選びましょう。
部屋でカットする場合は、床に新聞紙やレジャーシートを敷いて、切った髪の毛の後片付けがしやすいようにするとよいですよ。
女の子の髪の毛を切るコツが知りたい
髪の毛が薄いまたは短い部分にあわせて切る
ただ、女の子の場合、「できるだけ長く残しておきたい」と思うママが多いと思います。短い部分とまったく同じ長さにあわせて切ると短くなりすぎてしまうときは、目立たない程度の長さに近づけて切るとよいでしょう。とくに、正面から見たときの左右の長さをあわせることがうまく仕上げるポイントです。
また、薄い部分が気になる場合は、たくさん生えている部分をすきばさみで少し軽くすると、薄い部分が目立ちにくくなりバランスがよくなりますよ。
サイドやえりあしを整えて丸みを出す
くしで髪の毛全体を自然にとかしてから、角があれば丸みをつけてなめらかにつながるように切りましょう。そのほか、不揃いになっている部分があれば、その部分だけ切るとよいですよ。
サイドとえりあしを分けて切ると境目に角が残りやすいので、サイドからえりあしにかけてのアウトラインが丸くなるように意識しながら切りましょう。また、みつえりの部分から丸みをつけて切りはじめると失敗しにくいですよ。
すきばさみで「ぱっつんカット」も可愛い
ぱっつんカットは前髪を横にまっすぐ切るだけなのですが、カットを嫌がって動いたり泣いたりする赤ちゃんも多く、案外難しいかもしれませんね。そんなときは、すきばさみでまっすぐ切ってみるのもおすすめです。
切っている途中で赤ちゃんが動いてがたついても、すきばさみならそれほど気にならないでしょう。まっすぐ切るだけでも、毛先に軽さが出るので、まっすぐさもありつつ自然な印象に仕上げることができます。また、すきばさみでも同じ位置で何度か開閉すれば、長さを切ることもできます。
最後に、はみ出した部分があれば切りましょう。
男の子の髪の毛を切るコツが知りたい
すきばさみとバリカンで「ツーブロック」
ツーブロックとは、基本的にはサイドの耳上の部分を短くして上の部分を少し長めにするヘアスタイルです。刈上げる高さを決めてから、バリカンで刈上げします。刈上げしない部分の髪の毛はヘアクリップで留めるか、人指し指と中指で挟んで持ち上げましょう。バリカンの長さ設定は、9~12mmぐらいがおすすめです。
刈上げ以外の部分は、すきばさみを使って多い部分を少なくしたり、ツーブロックの境目の毛先を軽くして馴じませたりしましょう。最後に、毛先をつまんで少しずつすきばさみで切って長さを調節してくださいね。