マンネリで家族との会話が続かない!会話が弾むような工夫と心がけ
新婚のころはパパとたくさん話したのに、最近は長い会話をした記憶がないということはありませんか?また、子どもになにを聞いても「ふつう」としか言わないと悩むママもいます。ここでは家族の会話が続かない原因や会話が弾む話しの内容や聞き方、すぐにできるマンネリ化した話の改善方法などをご紹介します。
マンネリが原因?家族の会話の時間が減少
子どもに関すること以外の会話の不足
けれども結婚して数年たちお互いのことが分かってくると、以前よりも関心が薄くなる場合があります。子どもが生まれれば関心もそちらに移り、子どもの成長や出来事などを中心に話すようになりがちです。
育児と家事で忙しくてゆっくり話す時間も取れないかもしれませんよね。すると、「幼稚園をどうしよう」「鼻水が出るから病院に行く」などと、子どもの相談や連絡事が多くなります。
「髪型を変えた」「仕事でおもしろいことがあった」など、パパママご自身に関しての会話は少なくなるかもしれませんよね。
漠然とした質問ばかりで子どもが答えにくい
少し大きくなった子にママは「保育園、どうだった?」など漠然とした質問をしがちです。それでも女の子はたくさん答えてくれる場合もありますが、男の子など口数が少ない子は「ふつう」「同じ」と答えることが多いです。
「どうだった?」だけでは保育園生活のなにを話したらよいか分からない場合があります。それでマンネリの答えしか言えないのです。
子どもがあまり話せないころは「猫ちゃんとわんちゃん、どっちが好きかな?」と、ママが選択肢を示したり、「悲しくて泣いたのね」と心を代弁したりしましたよね。大きくなった子にも、もう少し具体的な質問をすると答えやすいですよ。
会話よりスマホのママが増えている
ママ友たちとの必要な連絡をLINEで行っていたり、子ども用品をネットで買い物していたりする場合もありますよね。しかしときにはママの好きな動画などを観るのが、子どもとの会話よりも優先される場合もあります。
電車の中など少しの待ち時間でもスマホを手に取る人は多いです。子どもとの会話が大切だとは分かっていても、スマホを見ながら子どもと過ごすのが癖になっているのかもしれませんね。
ママの心がけしだいで家族の会話が弾む!
よい聞き手になると相手の言葉が出やすい
極端な例ですが、子どもが「犬がいたよ」と話したら「お隣さんが飼っている犬でしょ。小さくてかわいいよね。うちも飼いたいな。あなたも犬が好きでしょ…」などと長々と話す場合です。気持ちを伝えるのは大切ですが、いつも自分ばかり話せば子どもが話す回数は少なくなり言いたいことが言えません。
さらに「よそ見しているから転ぶのよ!」などと否定的な意見が多ければ、子どもは話す気がしなくなりますよね。「その犬はどこにいたの?」「かわいかった?」などと、質問しながら子どもの話に耳を傾けられるとよいですね。
手を休めて相づちを打ちながら耳を傾ける
さらに「そんなことよりはやくご飯食べて!」と、話の腰を折ってしまえば子どもは話をしなくなるかもしれません。しかしほんの数分でも家事の手を休めて子どもと向き合い相づちを打って話を聞けば、子どもはたくさん話してくれますよ。
ママに甘えて「パジャマ着させて」など小さな要求をする子に、「その代わりすぐ寝てね」と条件をつける場合もあります。しかしときには「いいよ。どのパジャマにしようか?」と無条件に聞き入れると、きっと楽しく会話ができますよ。
夫婦で子育てのマイナス話はしないように
パパからすれば疲れて帰ってきた早々、嫌な話を聞くとうんざりする場合があります。仕事で帰ってきたパパにまずは「お疲れ様」「雨だったから大変だったでしょ?」などと労いの言葉をかけるのを忘れないようにしましょうね。
子育ての困りごとは夫婦で話し合う必要があります。しかしママの愚痴が入った育児のマイナス話はなるべく避けた方がよいですよ。
夫婦なのでときには愚痴も出ますが、愚痴ばかり聞かされると相手はつらくなります。相手の立場に立ちつつ自分の気持ちも上手に伝えられるとよいですね。
マンネリ化した会話を改善するには
目を見て挨拶や感謝の気持ちを伝える
朝のゴミ出しや洗濯物を取り込むなど少しの家事をしても、ママからきちんと目を見て言われる「ありがとう」という感謝の一言があれば、パパは嬉しくなります。するとパパもママに対して「ありがとう」の気持ちを持てますし、相手を尊重してもっと喜ぶことをしたいと思うでしょう。
ときどきパパの好きなおかずを作ったり、好きなビールを買っておいたりするわずかな気配りでもパパは喜んでくれます。パパが嬉しい気分になれば「このビールは新婚旅行のときに初めて飲んだよね」などと会話が弾むかもしれませんよね。