妊娠報告を子どもにするには?いつどのように伝えるかを考えよう
2人目の妊娠が分かったとき「赤ちゃんができたことを上の子にいつ伝えよう?」と、報告するタイミングに悩むママは多いかもしれませんね。ここでは、報告するタイミングはいつごろがよいのかや、子どもに妊娠を報告したあとに気をつけることなどをご紹介します。
状況に応じて妊娠報告の時期を決定しよう
早めに伝えるメリットとデメリット
妊娠を早めに子どもに伝えると、赤ちゃんが生まれるまでに心の準備をすることができますよね。何もママから聞いていないあいだにママのお腹が大きくなっていくと「ママのお腹どうしたの?」とびっくりしてしまうかもしれません。また、体調が悪いときにも上の子に説明できるため、理解してもらいやすいでしょう。
しかし、子どもに早めに伝えたことで、周りの人に「ママは赤ちゃんがいるんだよ」と広まってしまう可能性があります。周りに伝わることも考えて時期を選びたいですね。
遅めに伝えるメリットとデメリット
妊娠はいつ何が起こるか分かりません。順調に育っているように見えていた赤ちゃんが、突然流産してしまうこともあります。早めに妊娠を伝えると、流産したときに子どもにまで悲しい思いをさせてしまいますよね。安定期になってくると赤ちゃんもかなり成長しているので、安心して子どもに報告できますよ。
しかし、遅めに伝える場合だと、体調が不安定な時期も妊娠前のように過ごすことになります。赤ちゃんを理由に休めないので、子どものわがままに悩まされるかもしれませんね。
ママの体調や上の子の年齢も考慮しよう
つわりがひどく体調が悪いママは、子どもが不安にならないように早めに報告したほうがよいかもしれません。ママがどうして体調が悪いのか理由が分からないと「ママは病気なのかも」と不安になってしまいます。妊娠するとどうして体調が悪くなるのかを分かりやすく説明すると、安心してくれますよね。
また、3歳ころになると妊娠とはどういうものなのかが理解できる年齢なので、早めに伝えてもよいですよ。早めに伝えることで、お腹のなかで大きくなっていく赤ちゃんの成長を家族みんなで喜べるでしょう。
どのように上の子に妊娠を伝えればよいの?
分かりやすくストレートに伝えてみる
子どもが1~2歳の場合はストレートに伝えても「赤ちゃんが何?」と、妊娠を理解できないことも多いですよね。しかし、伝えないまま出産すると、赤ちゃんを目の前にしたときに受け入れられない可能性があるので、日頃から会話のなかに赤ちゃんを登場させて少しずつ理解できるように工夫するとよいですよ。
3歳以上になると、妊娠をある程度理解できる年齢です。反応は子どもによって様々なので、反応によって対応を変えてみましょう。
上の子にとってのメリットも伝える
赤ちゃんが生まれると、上の子にどのようなメリットがあるのかをしっかり伝えることが大切ですよ。たとえば「赤ちゃんが生まれたら、一緒に遊べるんだよ」「赤ちゃんのお世話をたくさんできるよ」など、上の子のイメージが膨らむように、楽しい話をしてくださいね。
赤ちゃんによいイメージを持つことができると、上の子の赤ちゃん返りが軽く済みますよ。
上の子の性格や状況に合った報告の仕方を
しかし「ママを独り占めしたい」という性格の子もいますよね。そのようなタイプの場合は、妊娠中に赤ちゃん返りをしてわがままを言ったり、ママを困らせる行動をしたりする可能性があります。安定期に入って元気になってから、子どもとゆっくり向き合っていくとよいですよ。
子どもの性格だけでなく、ママの体調や妊娠の経過によっても報告の時期や仕方を考えていきましょう。
妊娠報告をしたあとに気をつけたいこと
赤ちゃん返りは優しく受け止めよう
つわりなどで体調が悪いときに子どもにわがままを言われると、ママはイライラしてしまいますよね。しかし、子どもも「赤ちゃんにママをとられるんじゃないか」と不安になりストレスを感じています。
子どもが安心して赤ちゃんを迎えられるように、わがままを言ったときも優しく受け止めて「ママはあなたのことが大好きよ」と伝えましょう。上の子との時間をなるべく大切に、たくさんスキンシップをしてくださいね。