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子どものやる気を引き出すのが難しい。言葉や道具でやる気を引き出す

子どものやる気を引き出すのが難しい。言葉や道具でやる気を引き出す

子どものやる気を引き出したい、でもどうすればよいのかわからない、と頭を悩ませているパパやママは多いのではないでしょうか。やる気が出ることばや、やる気の引き出し方、やる気を引き出すときに役立つ本や道具などについてご紹介していきたいと思います。

やる気を引き出すにはどうしたらいい?

家庭内の環境を見直す

「あれがやりたい!」「どうしてこれはこうなるのかな?」と何に対しても意欲的に取り組み、探究心がつきない子どもたち。身の回りのあらゆる現象に対して興味や関心をもち、積極的に活動する様子が見られると、親としては嬉しくなりますよね。

しかし、中にはどうしてもやる気が出ない子もいます。「どうしてうちの子はやる気が出ないのかな?」と悩まれている場合、まずは家庭における生活リズムを見直してみるとよいですよ。

たまには就寝時間が遅くなることはあっても、小さい子どもにとって毎日同じ時間に寝ることはとても大切なことです。「早寝、早起き、朝ごはん」を心がけ、生活リズムを整えることで「安心できる気持ち」が育まれ、何ごとにも意欲的に取り組めるようになるのです。

成功体験を経験させてあげよう

日常生活だけでなく、勉強、スポーツ、習いごとなどのあらゆる分野において、子どものやる気を引き出したり持続させたりすることは難しいことですよね。つい「はやく〇〇しなさい!」と急かしたり注意したりして、やる気をそいでしまうことも多々あるのではないでしょうか。

実は、子どものやる気スイッチをオンの状態にするには、「ドーパミン」という脳内物質が大切な役割を担っています。

パパやママからの愛情が感じられたときや幸せを感じたときだけでなく、小さな「成功体験」をしたとき、ほめられたとき、集中して何か楽しいことに取り組んでいるときに脳内であふれだすのが「ドーパミン」です。ドーパミンが分泌されると脳は快感を得るので、さらに意欲的にチャレンジしようとするのです。

ゲーム感覚で一緒に楽しむ

「勉強に積極的に取り組んでほしいな」という親の思いから、先取り学習に取り組んでいる家庭もあることでしょう。しかし、早く学習をスタートさせたからといって、必ずしも子どもの知的好奇心が伸びるとは限らないのです。

昔から「よく遊び、よく学べ」といわれるように、日々の遊びの中で浮かんでくる「なぜ?」という疑問に対し、親子で一緒に考え、自主的に学習していくスタイルを身につけるよう促すことがとても大切です。

好きな歌のリズムに乗せてひらがなの50音やABCを歌う、2つのサイコロの目の数を合わせた数だけ進めるすごろくゲームをする、水性絵具を混ぜ合わせて色づくりをする、などの遊びを通して、子どもの知的好奇心を刺激するしかけづくりをしていくとよいでしょう。

子どものやる気を左右する言葉

信じていることを伝え経過をほめよう

「子どもはほめて伸ばす」ということばが昔からありますが、実際にどのようにほめればよいのか、ほめ方について頭を悩ませておられる方は多いのではないでしょうか。

子どものやる気スイッチを左右する「親からのほめことば」ですが、実は特別難しいテクニックは必要ありません。「いつも〇〇をがんばっているね」「××ちゃんは〇〇な子ね」と、「がんばって得られた結果」だけでなく「努力した経過」に対しても、タイミングを逃さずポジティブなことばでほめることがとても大切なのです。

子どもをまるごとほめ、子どもを信頼してそばで見守っている親の姿勢を見せることで、子どもは自尊感情を高め、より意欲的に取り組めるようになりますよ。

親の日々の声かけに暗示効果がある

子どものやる気を育てるためにはどのような声かけをしたらいいのかわからない、というパパやママは多いことでしょう。

子どものやる気を引き出す声かけの1つ目のポイントは「信頼をあらわすことば」を使うこと。「ママは、あなたのことを信じているよ」「〇〇ちゃんなら、大丈夫!」「きっとできるよ!」と、子どもの可能性や成長をまるごと信頼した声かけをしていると、子どもは自分に対して自信をもてるようになります。

2つ目のポイントは「共感すること」です。子どもが話した内容に対し、いったんは「そうだね」と全面的に受け止めて思いに共感するのです。そのうえで「次はどうしたい?」と次への行動につなげていくとよいですよ。

親のちょっとした声かけ次第でやる気を育てることができますね。

やる気を奪う言葉も知っておこう

子どものやる気スイッチをオンにすることばがある一方で、オフにしてしまうことばも多々あります。

「もう〇〇したの?」「泣かないの!」「もっとがんばって」「××ちゃんはもっとできるのに」など、子どもを心配する気持ちや叱咤激励したい気持ちから、つい発してしまいがちなこれらのことば。子どものことを思い、よかれと思って親はこのような声かけをしがちですが、これらは子どものやる気をそいでしまう結果になります。

子どもにとって「親に心配されること」は「親から信用されていないこと」と同義です。いつも心配されることで自分の行動に自信をなくし、自己肯定感を下げてしまうことになります。子どものやる気を奪う声かけをしていないか、今一度自分の声かけを振り返ってみましょう。

やる気を引き出す本や道具

ご褒美シールでやる気アップ

子どものモチベーションを高めるには、ときにはご褒美を用意することも有効な方法です。ただ、「お片づけをすればご褒美がもらえる」と最初の動機付けとしては使えても、次第にご褒美慣れをしてしまい、「ご褒美がもらえないならお片づけをしない」となってしまう可能性もありますよね。

ご褒美を上手に活用するためには、
  • 「〇〇ができた」という結果に対してのご褒美だけでなく、努力した過程に対してもご褒美をあげる
  • 自主的にがんばったことに対してもご褒美をあげる
  • 好きなキャラクターのシールやスタンプを「ご褒美シート」に集め、達成感を味わえるようにする
以上のように、ご褒美の内容や方法の設定に注意すれば、子どものやる気を育てることにつながりますよ。

子どものやる気に関する大人用おすすめの本

いつも「〇〇しなさい」とガミガミ怒ってしまい、これでいいのだろうかと悩むことも多い子育て。子どもにイライラせず、やる気を伸ばしてあげたいと思われている方には以下のような本がおすすめです。

【マンガでやさしくわかるアドラー式子育て】(原田 綾子 作)
【子どもが伸びる!自信とやる気が育つ!アドラー式「言葉かけ」練習帳】(原田 綾子 作)

ほめることが大切なことはわかっていても、つい命令口調や急かすフレーズばかりいってしまうとお悩みのパパやママに対し、口にしがちなフレーズをどのようにいいかえればよいのか、上から目線の「ほめる」よりも子どもと同じ立場での「勇気づけ」に重点をおいたアドラー心理学の観点からアドバイスがもらえます。

やる気を後押しする子ども向け絵本

はじめてのことに挑戦する、新しい環境に飛び込んでみるなど、子どもの世界はチャレンジすることがたくさんありますよね。不安だな、自信がもてないな、というときに子どものやる気を引き出してくれる絵本をご紹介します。

【そっと】(瀧村 有子 作)

できなかったことが少しずつできるようになるりっちゃんの成長を描いています。

【あしたプールだ がんばるぞ】(寺村 輝夫 作)

水が苦手なわんすけ。海に落ちてしまったわんすけに、海の生物たちが泳ぎ方を教えてくれ、水がこわくなくなります。

【その気になった!】(五味 太郎 作)

強そうな装備を着て、「その気になった」男の子。まずはかたちから入り、次第に気分が高まっていくおもしろさが描かれています。

まとめ

子どものやる気を引き出し、それを継続させることは、とても難しいことですよね。日々の生活の中で試行錯誤を繰り返し、どのような声かけをすればよいのか悩んでおられる方は少なくないでしょう。

この記事を通して日々の声かけや家庭環境を見直し、子どものモチベーションを高めるためには生活の中でどのようなことに注意すればよいのか、その引き出し方を知り、実践し、お子さんのやる気を育てることに役立てていただければ幸いに思います。

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teniteo WEB編集部

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