子どもと花を育てるメリットを知る。栽培キットやおすすめの花を紹介
季節別、育てやすおすすめの花を紹介
春に育てやすい花は?
アリッサム...2~6月に咲く花です。小さな可愛い花を、溢れんばかりに咲かせます。上に伸びずに横に茎が広がって花を咲かせるので、ボリューム感があります。
ゼラニウム...真夏や真冬以外には、花を咲かせます。乾燥には強いですが、湿気には弱いので雨の当たらないところで育てましょう。虫除けの効果があるので、玄関先やベランダで育てるのに向いています。
マーガレット...恋占いでよく使用される花として有名です。湿気に弱く、春先から梅雨頃が花の見頃です。暖かい地域では、冬から咲くことがあります。水はけのよい土で育て、土が乾燥してから水やりを行うのがよいです。
夏に育てやすい花は?
サルビア...日当たりと水はけがよい環境を好みますが、乾燥に弱いので土が乾燥しきる前に水やりをします。
ニチニチソウ...開花は、5~10月と半年近くも咲き続けます。夏の暑い日差しにも強く、あまり手入れをしなくてよいことから夏の定番花です。熱帯に咲いている花なので、湿気を嫌います。花が咲き終わると自然に花が落ちますが、雨などの湿気でカビが発生することもあるので、落ちた花は取り除くとよいですよ。
秋、冬に育てやすい花は?
パンジーとビオラ...同じスミレ科の花です。大きさで区別することが多く、5センチ以上の大きいのがパンジー、4センチ以下の小さいのがビオラとされています。冬の咲く花が少ない時期に、長く咲いてくれて、日当たりと水分があれば枯れません。管理がしやすく、害虫にも強いです。しかし暑さに弱く、5月頃には枯れてしまいます。
まとめ
枯れてしまうこともあるかもしれませんが、それも経験です。子どもに花が枯れるというのは、どういうことなのか説明してあげましょう。草花が生きているということを学び、花への優しさや枯れてしまったという悔しさを乗り越え、強い心を育てて行きましょう。
花を育てる時間を、親子の大事なコミュニケーションの時間として、楽しんで過ごしてくださいね。