何歳頃から歩きだす?子どもの歩き始めの「早い」と「遅い」について
初めの一歩が待ち遠しい!ママができること
心と体の準備が整うのを待ちましょう
次に体の準備として、ハイハイをすることで筋力をつけていきます。また立ったあとにバランスを崩して転んでしまうこともありますが、バランス感覚を鍛えるために大切なことです。また体重が重めな子も、自分の体重を支える力をつけなければいけません。抱っこばかりだと運動量が少なくなり、筋力がつきにくくなりますよ。
どちらかだけが準備できても、心と体の準備が両方整う必要があります。焦らずに待ってあげてくださいね。
練習するときは遊びを取り入れて楽しく
パパが出勤するときにママが子どもの脇に手を入れて歩かせながら、玄関までお見送りするとお見送りの習慣もつきますし、パパも見送ってもらえて嬉しいですね。ローテーブルなどを使ってつたい歩きをさせたりするのもよいでしょう。
手押し車を使うことで遊びながら練習することもできます。たっちの状態でママが「こっちだよ」とお気に入りのおもちゃを持って声をかけ、最初の1歩を踏み出すきっかけ作りもよいですよ。
ローテーブルやおもちゃを使うときは、転んだときにけがをしないように見守ってあげてくださいね。
歩き始めたら注意したいこと
手を伸ばして今まで触れなかった高さのものも触れるようになります。刃物や飲み込んでしまいそうな小さなものは置く場所を改めて考えましょう。
移動スピードも速くなるので、気づいたら子どもの姿が見えないこともあるかもしれません。家事中で目が離せないときはロック付のゲートなどを利用するとよいかもしれませんね。
歩きだすと楽しいことも増えますが、危ないことも増えます。特に家の外に出かけたときは目を離さないことが大切です。危険を避ける対策をしっかりしてお散歩なども楽しんでくださいね。
まとめ
歩くには体の準備はもちろん、心の準備も必要です。無理やり歩かせることはしないようにしましょうね。ママがどれだけ焦っても歩き出すタイミングを決めるのは子ども自身ですよ。