実家に子どもを預けるときにお礼は必要?品物や現金の渡し方とは
色々な場面で実家に子どもを預けることができるとママは大助かりですよね。ただでさえ大変な育児の支えとなってくれるおじいちゃんやおばあちゃんに、感謝の気持ちを伝えたり、お礼の品物を渡したりしたくても、どんなお礼がよいのか難しいところです。そこで、渡しやすい品物や現金の渡し方をご紹介します。
実家にお世話になった場合にはお礼は必要?
親しき仲にも礼儀ありの気持ちが大切
おじいちゃんやおばあちゃんも、自分の娘と孫が来てくれるのはうれしいもの。「子どもを預けたい」「子どもの面倒をみてほしい」と相談されれば快く受け入れてくれるでしょう。
でも、「親しき仲にも礼儀あり」の気持ちが大切です。実家に甘えすぎると、おじいちゃんやおばあちゃんが子どもの面倒に疲れてしまったり、関係が悪化したりすることもあるかもしれません。
お互いが気持ちよい関係を維持するために、実家にお世話になった場合にはお礼の気持ちを示すことが大切となります。
長期間や回数によっても変わってくる
品物や現金を渡すときは、子どもを預ける期間や回数によって判断しましょう。実家に長期間滞在したり、複数回子どもを預けたりするようなときには、お礼をしたほうがよいといえます。
夏休みなどに長期間滞在する場合には、食費や雑費など普段よりも多い支出を負担してもらうことになります。また、子どものお世話で肉体的にも負担をかけてしまうかもしれません。
長期間や回数が多く「迷惑をかけたかな」「ありがとうと伝えたいな」というときに、きちんとお礼をするようにしましょう。
出産や入院などあらかじめわかっている場合
里帰り出産は、ママもとても安心できますし、お腹が大きくなって動けない時期の助けになります。実家ではたくさんのサポートをしてもらうだけでなく、長期間の滞在による支出を負担してもらうことになります。
里帰り出産や入院などあらかじめ長期間の滞在や、子どもの面倒をみてもらうことが分かっている場合には、正式にお礼を品物や現金で渡すよい機会といえるでしょう。
感謝の言葉だけでなく目に見える形でお礼をすることで、長期滞在したことをお互いが気持ちよく受け入れることができるはずですよ。
実家へのお礼の方法はどうする?
お礼が現金の場合の相場と渡し方
食費や雑費などで1日1,000円程度支出があると考えられれば、1,000円×日数程度を目安とすると計算しやすいでしょう。
また、現金で渡す場合には金額が多すぎると受け取りにくいですし、少なすぎてもよくありません。「お金はいらないよ」といわれることも想定されます。
現金で渡すなら20,000円~50,000円程度が、おじいちゃんやおばあちゃんも受け取りやすい金額ではないでしょうか。お世話になった最終日に感謝の言葉とともに直接渡すとよいでしょう。
ちょっとよい手土産を持参する
旬のフルーツなどは実家でみんなが楽しく食べることができますので、手土産にしやすいですよね。また、ケーキなどの洋菓子や和菓子などの詰め合わせも、感謝の気持ちと一緒に渡しやすい手土産といえます。
長く子どもを預かってもらうお礼としては、いつでもどこでも購入できるような手土産よりも、ちょっとよい手土産のほうが感謝の気持ちが伝わるかもしれません。
また、おじいちゃんやおばあちゃんの好きな物や欲しがっていた物などを、手土産として選ぶのも喜ばれますよ。
食材や生活用品を持っていく
特に、お米や油などはいくらあってもありがたいものですので喜ばれます。たくさんあっても喜ばれる食材を選ぶときは、なるべく日持ちする食材を選ぶようにしましょう。
また、蟹や牛肉など普段なかなか買わないような食材もうれしいもの。実家で食べる豪華な夜ご飯に使って、美味しくて楽しい思い出にするものよいかもしれません。
おじいちゃんやおばあちゃんの欲しいものをリサーチして持っていくのもよいですが、食材や生活用品などの消耗品はきっと喜んでもらえます。自分がもらってうれしいものを選ぶようにすると失敗しませんよ。