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洗濯に使うアルカリ性洗剤の特徴は?頑固な汚れを落とすコツや注意点

洗濯に使うアルカリ性洗剤の特徴は?頑固な汚れを落とすコツや注意点

食べこぼしは成分に合わせて汚れを落とす

アルカリ性洗剤は成分の強さによって「弱アルカリ性」と「アルカリ性」に分けられています

食べこぼしの汚れはコーヒーやお茶などの水溶性の汚れと、ケチャップやカレーなどの油溶性の汚れ、ヨーグルトなどのたんぱく質汚れに分けることが可能です。比較的落ちやすい水溶性の汚れは弱アルカリ性の洗剤がよいでしょう。

ただし、水溶性の汚れでも果汁は酸性の汚れなので、弱アルカリ性の洗剤と反応して変色する可能性があります。40℃くらいのぬるま湯に重曹と酸素系衣類用漂白剤を混ぜたものにつけ置きしてから洗濯するとよいでしょう。

また、油溶性の汚れやたんぱく質汚れにはアルカリ性の洗剤が適しています。成分に合わせて洗剤や落とし方を選んでくださいね。

手荒れや感染には気をつけよう

アルカリ性は「油を溶かす」「たんぱく質を分解する」という特徴があるため、皮脂汚れや油汚れに強いというメリットがある一方、手肌を溶かしてしまうというデメリットがあります。

アルカリ性洗剤を使うときはゴム手袋を身につけ、手荒れをしないよう注意が必要です。一般的に手荒れしないといわれている重曹も弱アルカリ性なので、できるだけ手袋をつけたほうがよいでしょう。

手に洗剤がついたときはヌルヌルした感覚がなくなるまで水でしっかり洗い流してください。なかなか落ちないというときは弱酸性のハンドソープを使うとよいでしょう。

また、血液やうんちなどの汚れにはウィルスや菌が含まれている可能性があります。直接触れると感染してしまう恐れがあるので注意してくださいね。

まとめ

アルカリ性洗剤は皮脂や汗、血液などに対する洗浄力が高く子ども服の洗濯に最適です。掃除にも使えるセスキ炭酸ソーダや重曹などもありますので、使用を検討してみてはいかがでしょうか。

ただし、アルカリ性の汚れに弱い、ウールやシルクといった動物性繊維を傷めてしまう、中性洗剤よりも色落ちしやすいといったデメリットがあるので、落としたい汚れや衣類の種類には注意が必要です。

また、手荒れや感染症を防ぐためにも、アルカリ性洗剤を使って手洗いなどをするときは手袋を着用するとよいでしょう。
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