子連れ再婚で後悔したくない。再婚を決める前に知っておきたいこと
子どもと一緒に、今度こそ幸せになりたい!失敗したくない!と悩んでいるシングルマザーのみなさんへ。幸せになるための再婚で後悔しないために、子連れ再婚を決める前に知っておきたいことをお話しします。様々な問題を乗り越えて、前向きに新しい人生を考えましょう。
子連れ再婚は珍しくない?再婚の統計と実体
再婚する人は離婚する人の約半分
それでも、一昔前のように「子連れ再婚なんてとんでもない!」という風潮は無くなってきています。1人で子育てを頑張っているママに魅力を感じ、一緒に人生を歩みたいという男性もいますし、子どもを持ちたいけど、様々な理由でそれができないから、シングルマザーと結婚したいという男性だっています。
考えるべき問題は多いですが、再婚して幸せになっているシングルマザーはたくさんいます。
子連れ再婚したママの体験談
現在の夫は38歳で初婚、理解のある人で感謝していますが、再婚時は子どもや周りへの気配りでとても疲れたと、当時を振り返ります。それでも、新しいパパと子どもが仲良くしているのをみて、うれしく感じ、再婚という決断は間違っていなかったと信じています。
これから、子どもの成長とともに出てくる問題にも、夫婦で話し合って解決していこうと前を向いています。
子連れ同士で再婚した夫婦の体験談
現在の悩みは、歳の近い男の子同士、あまり仲が良くないことです。ママもパパの連れ子とはまだ距離があると感じているのですが、「焦っても仕方ない」とどんと構えています。ゆっくり自分たちのペースで家族になっていこうと前を向いています。
子連れ同士の再婚の場合、ご両親の賛成は得られやすいですが、子ども同士の関係というまた別の悩みがありますね。
子連れ再婚時に向き合う子どものこと
子どもを養子縁組にするかしないかを決める
養子縁組をすると、法律的にも親子となり、相続する権利や扶養する義務が発生します。元夫から養育費をもらっている場合、打ち切りや減額があるかもしれません。養子縁組しない場合は、法律上は同居人です。子どもが歳をとってママが先に他界した場合、パパを扶養する義務もないし、パパからの相続権利もありません。
とても大きく大切な問題なので、2人でよく話し合いましょう。養子縁組は再婚時でなくても、後から手続きすることもできます。
どちらの戸籍に入るのか決める
例えば、ママがパパの戸籍に入り、子どもとパパが養子縁組してパパの戸籍に入ります。パパにも連れ子がいたら、ママと養子縁組をします。こうすると法律的にも一般的な家族になります。この形が一番シンプルでわかりやすいですが、家族の形は家族の数だけあってもよいはずです。
子どもの名字を変更するのか決める
再婚のときの子どもの名字も、様々なパターンががあります。前項のケースのように、養子縁組をすると全員同じ名字になります。ママの連れ子が名字が変わるのは嫌だと言った場合は、養子縁組をしないか、ママが筆頭者になると変わらずにいられます。もしくは、戸籍上の名字は変わるけれど、通称として旧姓で学校生活を送っている人もいます。
子どもにとっては、離婚のときに名字が変わって、また再婚で名字が変わるというのですから、大問題ですよね。じっくり話し合って、納得できる形をみつけましょう。
子どもやパパ、義両親とうまく付き合うには
子どもとパパと仲良く過ごすための注意点
そして、できるだけ、子どもとパパが接する機会を増やす努力も必要ですね。特に子どもが小さいうちは、スキンシップも多い方が早く馴染めます。子どもが思春期に入っているのなら、無理強いはせず、お互いの様子を見ながらゆっくり距離を縮めていきましょう。
一番大切なのは、子どもの年齢に関わらず、丸投げしないで、ママがきちんと間に入って、子どもとパパの声を聞くことです。子どももパパも、ママのことが大好きです。ママが悲しむかもしれないと思って、言いたいことを言えずに我慢しているかもしれません。