年子で3人目の育児は難しい?メリットやデメリット、乗り切り方
3人目の妊娠が発覚!喜ばしいことだけど、3人目の妊娠が年子だと不安に思うママも多いのではないでしょうか。産前産後のママの体調のこと、上の子の育児のこと、経済面のこと…気になる点はたくさんありますよね。今回は3人目が年子だったときのメリットやデメリット、乗り切り方などを紹介します。
年子で3人目を妊娠中や育児中のメリット
年子の妊娠は母体への負担が軽い
しかし、母体が元に戻るのに日数がかかりますので、妊娠のタイミングは前回の出産から半年くらい空けるのが理想的でしょう。
妊娠中は、ママが適度に体を動かしている方が、安産になりやすいといわれます。日々適度な運動を心がけましょう。友人ママに聞いた話では、出産前でも上の子と歩き回っていたら、体重も増え過ぎずに健康を維持しやすかったそうです。もちろん、人それぞれの体調があるので自分の体とよく相談してくださいね。
過去の出産経験がお産を楽にする
陣痛がどんなものなのか、いきむにはどうすればよいのかなど、ドキドキするばかりの1人目の出産とは明らかに違うことでしょう。1人目2人目のときの経験があるからこそ、身体的にも精神的にも大きなアドバンテージとなるのです。
3人目ともなれば出産に対する知識もありますよね。病院へ行くタイミングや陣痛の痛み、分娩までの大まかな流れなどを知っていることが、心に余裕を与えてくれます。そのため、余計な不安を抱かずに大らかな気持ちで出産を迎えられるママが多いようですよ。
保育園の入園やママの就職は有利になる
ママが専業主婦の場合は一から職探しをしなくはならないため、保育園の一時預かりを利用して就活するのも手ですね。
なかなか厳しいママたちの就活事情。企業側の心理として、今後妊娠出産で辞めることがない方を採用する傾向が見られます。その点でいえば、3人目を出産したママは多少有利といえるかもしれません。
ママの働く意欲が採用側に伝わることも、就職には大きなポイントになるでしょう
年子で3人目を妊娠中や育児中のデメリット
乳児期は泣きも病気も連鎖する
そんなときには、とにかくママが子どもに優しく声をかけてくださいね。ママが慌てたり、大きな声で叱ったりしては逆効果です。1人が泣き止めばほかの子もやがて泣き止むことが多いものです。落ち着いて対処しましょう。
また風邪をひくと兄弟間でうつしあうことが多いため、とくに大変です。満1歳位まではママからもらった免疫力があるといわれますが、満1歳を過ぎて免疫力が切れた時期からは、とくに体調に注意が必要になります。
水疱瘡、おたふく風邪、風疹などは、予防接種を受けていれば軽く済むことがほとんどです。ママは病気にかからないように、予防には十分気を付けましょう。授乳中や妊娠中のママは、もし子どもから風邪をもらってしまっても自己判断はせず、かかりつけの医師に相談してくださいね。
育児に追われて家事がなかなか進まない
それに年子となると2人目に1歳の子どもがいる訳ですから、手がかかるなどというものではありません。1歳児以上になると、とにかく目が離せない時期です。
お腹が空いて1人が泣き出し、もう1人がつられてぐずり始めると、ママも泣きたくなりますね。また、上の子のトイレトレーニングを始めると、時間や子どもの様子をみて声かけをしたり、トイレに連れて行ったり、とても大変です。カーペットや布団などが汚れたりと洗濯も一日中しているときもあります。
買い物に行くのも1人目、2人目と片手ずつつなぎ3人目を抱っこ紐。突然手を放して1人目が走りだしたら?3人目が泣き出したら?おむつを替えなければならないときは?心配の種は絶えません。
家に帰って夕食の準備をはじめれば、3人目の授乳時間。上の子がママをとられたとくやしくて、ママの膝にのってくる、上の子2人でケンカを始める、など家事がすすまない日もあるかもしれません。