2歳児が大好きごっこ遊び!おすすめおもちゃと発達との関連
2歳児のごっこ遊びってみていたら面白いですよね。色々なものになりきったり、面白いセリフをいったり…。ごっこ遊びは子どもにどのような影響があるのでしょうか。ごっこ遊びに適したおもちゃをあげながら発達との関連をまとめてみました。ママやパパも一緒にごっこ遊びを楽しみましょう。
目次
ごっこ遊びで子どもの心身を育てよう
ごっこ遊びは子どもの自信を育てる
自分で自由に何でもできる感覚を「万能感」といいます。「万能感」は自信を持つための肥料になるといわれていて、例え空想の中でも「なんでもできる感覚」が自信を育ててくれるのです。
実際の世界では何でも自由にすることは難しいですが、遊びの中でなら制限されることはありませんよね。現実の中で思うようにできずに傷ついても、遊びの中で「万能感」を味わうことで傷ついた自信を回復させてもくれるのです。
子どものうちだからこそできる空想の世界やごっこ遊びは大切なのです。
ルールや協調性、思いやりも身につけられる
子どもは決められたルールに従い、相手に合わせながら自分の役を演じることになります。お店やさんごっこをして、お客さん役が「これいくらですか?」ときいたら、店員さん役が「100円です」と答えるという具合ですね。
相手に合わせることで、協調性も養われますし、役を演じたことで相手の気持ちが分かることもありますので、思いやりも身につくのでしょう。2歳児ではママやパパとごっこ遊びをすることが多いでしょうから、ママを演じることでママの気持ちが少しは分かってくれるかもしれませんね。
ごっこ遊びで発達を促す上手な関わり方
ママが「そんなことしないの」と注意したり、「そんな展開おかしいでしょ」と否定すると、ごっこ遊びで養われる自信が養われなくなってしまいます。子どもの想像力も豊かになりませんよね。
子どもがごっこ遊びですることに困ってしまったら、ママが少し助け船を出してあげましょう。子どもがごっこ遊びしやすいように、ごっこ遊びにぴったりなおもちゃを用意するのも一つですね。
ママ自身もなりきって一緒に遊びましょう。ママが一緒に楽しんでいると、子どももきっと楽しみながら成長してくれますよ。
2歳児のごっこ遊びにぴったりなおもちゃ
男の子も女の子も!おままごとキッチン
色々な種類のおままごとキッチンがありますので、子どもの好みも考えて選んでみましょう。木製のきちんとしたものや、段ボールでできている簡易なものまであります。
値段も段ボールキッチンなら2,700円からあり、木製のしっかりとしたものであれば7,000~20,000円と値段も様々です。子どもが立って使うものから座って使う小さなものまでありますので、置き場所も考えて選びましょう。
これさえあれば、料理を作っている感じは十分に味わえ、そこではどんな料理でも作れますから、楽しいですよね。
小さなママになれちゃうお世話人形
一緒にお風呂に入れたり、ミルクをあげたり、おんぶしたり、実際にお世話をすることができる人形がたくさんあります。お世話人形をお世話することで、小さなママを体験できるのです。
人形の付属品を少しずつ増やしていくと、できることも増えていきます。自分がしてもらったことをお世話人形にしてあげることで、大好きなママに少し近づいた嬉しい気持ちになるのでしょうね。
お世話することで人を思いやる気持ちも養われます。お世話をしている子をみたらママも温かな気持ちになりますよ。
レジのおもちゃでお買い物ごっこ
コンビニの商品やレジがセットになったおもちゃや、アイスクリーム屋さん、ハンバーガー屋さんなど色々なものがあります。最近のお店に合わせて、スキャン機能やバーコードリーダーがついたレジまであるのですから、本格的です。
2歳児ですからあまりお話ができない子でも、「これ、どーぞ」「ありがとう」などといいながら遊ぶことができますので、十分に楽しめますね。
お店で売るものを一緒に作ったり、売っている野菜や果物の名前を覚えたり、お買い物ごっこで学べることがたくさんありますね。
2歳児のごっこ遊びにも男女差がある
女の子は話しながら、男の子は黙々と遊ぶ
女の子の場合は、おままごとをするときに遊び相手を求めます。相手はママでも友だちでもよいですし、ぬいぐるみや人形になることもあります。相手に話しかけながら遊ぶのです。
一方で男の子は、黙々とおままごとキッチンに向かい手を動かして遊ぶ姿をよくみかけます。もちろん、ママや友だちを相手にすることはありますが、一人でもおままごとが楽しめるのです。
おままごとに限らず、女の子はどちらかといえば会話をしながらごっこ遊びを楽しむ傾向が強く、男の子は言葉がいらないごっこ遊びを楽しむ傾向が強いですよ。