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2歳児の言葉の発達に遅れを感じたら?遅れる理由とその対処法

2歳児の言葉の発達に遅れを感じたら?遅れる理由とその対処法

【先輩ママに聞きました】2歳の言葉の発達のためにしていることはなんですか?

2歳で言葉が遅くてもまだ心配することはありませんが、どうしてもママは心配で気になってしまいますよね。そこで先輩ママがどのようなことに気をつけていたのかを聞きました。※テニテオ調査(n=50)

「たくさん声がけをする」と回答したママの体験談

  • 毎日欠かさず『おはよう』『おやすみ』『ありがとう』などの挨拶を積極的にするように心がけました。それを見て自然と子供も同じようにすることが増えました。
  • 積極的に話すようになる年齢なので、言葉を更に覚えるためにも短いわかりやすい言葉で話しかけてあげるようにしました。

「絵本や図鑑を読む」と回答したママの体験談

  • 毎日、本や物語の読み聞かせしていました。祖父母と同居していたので、祖父が毎日同じ本をずっと読み聞かせしていたら、2歳でまだ平仮名や片仮名も読めないのに、知らない間に本を1冊丸ごと暗記していました。文章も一文字も間違えずにしっかり覚えており、私や祖父に読み聞かせのように読んでくれました。
  • 本を読み聞かせたり、図書館や支援センターなどの読み聞かせ会などに行って、刺激を与えるようにしていました。

「同年代の子と遊ぶ」と回答したママの体験談

  • 1歳すぎた頃から、近所のお友達や、公園遊び、市や園が開催してくれる未就園児の催し物に沢山参加しました。 子供同士でおもちゃを共有する場面等、自分の意志を伝えなければなりないので、言葉が増えてきたように感じました。
  • 同年代や少し年上の子供達と接したり、同じ空間でお友達が話したり、動作を見ていたりした後、刺激があったのか?言葉や動作が増えました。

■編集部コメント

多くのママがたくさん声をかけたり絵本や図鑑を読んで聞かせたりと、日常の中でできることをやっていたようです。

お友達を遊ぶことも刺激になって良いようですね。

お友達がしゃべれていたりするとつい気にしてしまいますが、我が子なりの成長を見守って今しかない姿を楽しんでください。

続いてのコーナーでは、やっぱり言葉の発達が心配と悩むママが相談できる場所を紹介します。

言葉の発達に関する身近な相談場所は?

健診の際に相談してみよう

1歳6カ月と3歳の健診はすべての市区町村で実施されていて、母子手帳にも健診についての記載ページがあります。ただ、2歳の健診は任意なので受けるかどうかは親の判断になります。

2歳の健診は自治体主導ではないため、個人病院などで自分で予約をとって受診します。ただ、とくに問題がない場合は予約の段階で断られるケースもあるようなので、言葉の発達など心配なことがある場合は予約の際に伝えておくとよいでしょう。

受診前に、1歳6カ月の健診のころから成長しているところ、現在話せる言葉がどれぐらいあるかなどをメモしておくとスムーズに質問に答えられます。健診では言葉の発達だけでなく運動能力なども診てもらえるので、不安なことがあればすべて相談してみましょう。

療育に通って専門家に相談してみよう

まず療育というのは、医療と教育、双方の支援を受けながら社会的な自立を目指し訓練することです。療育が必要だと診断された場合、療育センターという専門機関を紹介されます。

療育センターとは一般的に障害の可能性のある人を診療する医療施設と、教育を行う福祉施設を併設しています。各地域にあるようなので、詳しい情報は自治体のHPなどをチェックしてみましょう。

療育センターへは市町村で行われる乳幼児健診、またはかかりつけの小児科医などから紹介状をもらって行く場合が多いですが、紹介状がなくても直接問い合わせて行くこともできるようです。発達障害は早期に療育などの対応をすることが大事ともいわれていますので、ママが気になる場合は問い合わせてみましょう。

お医者さんに行ったときに相談しよう

2歳の子どもは風邪などで病院に行くことが多いですね。普段病院に行く機会があれば、その都度気になっていることを相談してみましょう。

ただ、子どもの発達は個人差がとても大きいので、一度の相談だけでははっきりとした判断が難しいことがあります。それに、2歳だとまだまだ診察のときに泣いたり、嫌がったりしてしっかり受診できないこともありますよね。

病院以外でも、保健所や児童相談所で発達に関しての相談ができるので、いきなり病院や療育センターに行くことに抵抗がある場合や、子どもが病院を嫌がるときは利用してみましょう。その上で、必要であれば医療機関を紹介してくれるでしょう。

相談することに遠慮は無用なので、気になっていることはなんでも相談しましょう。

まとめ

我が子の発達は親として気になることですよね。ただ、2歳の子どもの言葉の発達は個人差が大きく、周りの子どもたちに比べて遅れているからといってすぐに発達障害などにつながるわけではありません。

2歳は言葉の爆発期。単語ですらぽつぽつとしか話さなかった子どもが、急に2語文を話すようになることも珍しくありませんので、ママはあせらず見守ることも必要です。

まだ言葉があまり多くなくても、その分ママがたくさん話しかけてコミュニケーションの楽しさを子どもに伝えましょう。
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