9カ月の食べムラをなくそう!赤ちゃんの変化と食べないときの対応
赤ちゃんに食べムラがあるときの対応
食べる場所や食器を変えてみよう
離乳食を開始したときから同じお皿を使っている場合は、違うものに変えてみましょう。食べムラがあった赤ちゃんが、「お皿を違うものにするとよく食べるようになった」と話すママも多いです。
手づかみを嫌がる子には、赤ちゃん用のかわいいフォークを渡してみると食べ始めることがありますよ。食べ物を突き刺して食べる感覚が楽しいと感じる子もいるようです。
食事用の椅子を変えてみたり、ベランダや庭で食事をしたりするのも気分転換になります。大人と同じで、場所が変われば食欲が出ることもあるのですね。
離乳食を柔らかく食べやすい形に変えてみる
生後9カ月ごろでも柔らかな食べ物を好む赤ちゃんは多いものです。食パンが食べにくいときは、卵や牛乳に浸してフレンチトーストにするのもおすすめです。
おにぎりは柔らかいご飯で作りましょう。赤ちゃんが手に持ちやすいサイズに握れば食べてくれるかもしれません。
マカロニを柔らかく茹でて砂糖ときな粉をまぶすのもおすすめです。フォークで食べやすいですし、きな粉は栄養が豊富です。
同じ食材でも柔らかさや形などを変えてみると、赤ちゃんが食べ始めることがありますよ。
ママや家族と一緒に楽しく食べよう
パパが仕事で遅く帰るときは、ママが赤ちゃんと一緒に食事をするようにしましょう。ママが「美味しいね」「この人参は甘いね」などとおしゃべりをしながら一緒にごはんを食べてくれると、赤ちゃんは嬉しい気持ちになりますよ。
ママが一緒にごはんを食べてくれたという喜びが食事をする楽しみにつながっていきます。食事タイムは赤ちゃんにだけ離乳食を食べさせるのではなく、パパやママもできる限り一緒に食事をするように心がけましょう。
食べることが楽しいとわかれば、赤ちゃんの食べムラも少なくなってくるかもしれませんよ。
ママのモチベーションを保つヒント
食べムラに悩むママは多い
そして、食べムラによってストレスがたまり、イライラしてしまうママもいるでしょう。そんな時期にほかの赤ちゃんがパクパクご飯を食べている姿を見ると、さらに胸が痛くなってしまうものです。ですが、安心してください。食べムラに悩むママは多いみたいですよ。
前触れもなく今まで食べてくれていた離乳食を断固拒否されると、ママは傷つきますよね。ときには大好きだったはずなのに、憂うつになってしまい、我が子がかわいいと思えなくなってしまうこともあるようです。
イライラしない程度に手を抜くことも大切
離乳食作りは頑張れば頑張るほど、食べてくれなかったときのショックが大きくなりませんか。離乳食はこの先もまだまだ続くので、食べムラが見られるようになってきたら、適度に手を抜いた方がママの気持ち的には楽になるかもしれませんよ。
ときには市販のものにも頼って、ストレスがたまらないようにしましょう。この時期になれば、味つけする前の大人の分を取り分けて離乳食にすることもできます。離乳食作りが楽になると、ママの気持ちにも余裕がうまれるでしょう。
成長過程として温かく見守ろう
実際に食べムラに悩んだものの、10日で終わったという赤ちゃんもいるようですよ。また食べるようになる時期は必ず訪れますし、今は赤ちゃんなりに食べたくない理由があり、これも立派な成長過程の一つなのです。
食べムラを初めて経験するママは戸惑い、焦り、周りの赤ちゃんとつい比べてしまうかもしれませんね。また、無理やり食べさせようとして赤ちゃんが離乳食の時間を嫌がるようになったら本末転倒です。今はこういう時期だと割り切って、温かく見守ってくださいね。
まとめ
赤ちゃんの成長に離乳食の硬さが合っていない場合もあります。母乳やミルクを離乳食より先に飲んでしまい、おなかが空いていないということもあるでしょう。食べムラが出てきたら、硬さや食材を変えてみるのも一つの打開策となり得ます。
味つけやメニューにアレンジを加えたり、食器を新しいものに変えたりするのもよいですよ。離乳食タイムは赤ちゃんと一緒にママも食事を楽しみましょう。