慣らし保育で保育園デビュー!スケジュールと乗り切るための対処法
育休明けが迫るママの子どもは、慣らし保育で保育園デビューをすることが多いです。子どもが新しい生活に慣れるために実施する慣らし保育は、期間や内容について保育園と相談します。慣らし保育が始まったら、ママはどのようなことに気を配るとよいのでしょうか。今回は、慣らし保育の進め方や子どもを支えるためのコツを紹介します。
目次
- 慣らし保育の意味や仕組みについておさらい
- そもそも慣らし保育ってなに?
- 慣らし保育の期間の長さは1~2週間が多い
- 復帰前に慣らし保育が終わるよう調整しよう
- 慣らし保育のスケジュールと早期終了のコツ
- 子どもごとの慣れ具合によって違う
- 慣らし保育を早めに終わらせるためのコツ
- 慣らし保育をせずに復帰する場合
- 子どもが慣らし保育を乗り切るための対処法
- ギャン泣きする子には安心感を与えよう
- 情緒不安定になったらひたすらスキンシップ
- 通園後の鼻水や風邪は仕方がないと割り切る
- ママが慣らし保育を乗り切るための対処法
- 通園することを可哀想と思わないことが大事
- 子どもの成長を周りと比べないようにする
- 子どもに不安を悟られないようにしよう
- 慣らし保育中の貴重な時間にやりたいこと
- 病院や美容院など自分のために時間を使う
- 子連れでは行きにくいカフェや買い物に行く
- 仕事に復帰した後の準備を進めよう
- まとめ
慣らし保育の意味や仕組みについておさらい
そもそも慣らし保育ってなに?
そこで、正式に入園する前に慣らし保育を取り入れる場合があります。慣らし保育は子どもの心の負担を減らし、子どもが新しい環境を少しずつ受け入れるための準備期間になります。また、ママと保育園側がお互いをよく知ることも大切な目的の一つです。
例えば、ママは先生の人柄や子どもたちへの接し方などを知り子どもを預ける不安を減らせますし、保育内容や保育園生活の雰囲気を実際に見ることもできます。保育園側は、子どもの性格やどんな家庭で育っているのかなどを把握することができますね。
慣らし保育の期間の長さは1~2週間が多い
子どものペースに合わせながら保育園に慣れることができるように進められます。最初の数日は2時間前後の短い保育時間から始めます。次第に午前保育や昼食後、お昼寝後までへと保育時間を少しずつ延ばし、最終的に終日保育を数日行って慣らし保育を完了するパターンが多いようです。
4月入園、年度の途中入園のどちらでも慣らし保育を実施している保育園がほとんどです。通常は、子どもの様子を見ながら進めますが、家庭の事情やママの仕事の都合上、保育園と相談して短期間で終えたり実施しなかったりすることもあります。
復帰前に慣らし保育が終わるよう調整しよう
多くの自治体では保育園入園と職場への復帰時期に条件を定めています。育児休業が終了する日が含まれる月の1日から保育園に通うことができます。ママはその月の翌月1日には復帰している必要があります。
慣らし保育を始めたばかりの時期は、通常より短時間保育が多いのですぐにお迎えの時間がやってきます。これが復帰後と重なると、ママは短い時間しか勤務できず、仕事に集中できないかもしれません。スムーズな職場復帰のために、復帰前に慣らし保育が終わるように調整しましょう。
慣らし保育のスケジュールと早期終了のコツ
子どもごとの慣れ具合によって違う
登園初日は1~2時間程度の保育で母子分離を経験します。2~3日目には午前保育や給食を食べてから降園することもあります。4~7日目になるとお昼寝をしたりおやつを食べたりして降園時間を迎えます。8日目以降は、子どもが楽しんでいるようであれば保育園で1日を過ごすことになります。
先生や友だちに慣れるのが早かったりママが恋しくて泣き止まなかったりするなど、子どもの慣れ具合に合わせてスケジュールが変わります。保育園によっても違いがあり、先生が子どもの様子を見てママと相談しながら進めていくことが多いですよ。
慣らし保育を早めに終わらせるためのコツ
早めに慣らし保育を終わらせるためにはコツがあります。例えば、保育園を嫌がる様子の子どもには「保育園は楽しい場所だ」ということをイメージできるような言葉を掛けるとよいですよ。そうすると次第に前向きになり、通常保育への移行もスムーズです。
また、休日は保育園での生活リズムで過ごしてみるのもよいですよ。入園前から意識することで、規則正しい生活リズムが整います。慣らし保育も、無理なく過ごすことができるでしょう。
慣らし保育をせずに復帰する場合
なかには慣らし保育をせずに復帰するママもいます。基本的に、家庭の事情やママの仕事の都合を考慮するケースが対象となるようです。この場合、子どもは突然新しい環境で過ごすことになり、心や体にストレスを感じるかもしれません。
慣らし保育をしない場合は入園前に児童館などに出かけましょう。子どもが楽しく遊ぶことができるという点で保育園と雰囲気が似ているので、慣らし保育の疑似体験ができますよ。人見知りをする子どもも雰囲気に慣れると、自分なりの楽しみ方を見つけることができ、入園に向けての練習になるでしょう。
子どもが慣らし保育を乗り切るための対処法
ギャン泣きする子には安心感を与えよう
子どもがギャン泣きする大きな理由は大好きなママと離れることへの不安です。ママと離れると「もう会うことができないかもしれない」という不安な気持ちになるようです。子どもの不安を安心に変えるために「保育園で待っていればまたママと会える」ということを伝えましょう。
「あとで迎えに来るからね」という一言で子どもは安心できます。ママが迎えに来ることが分かると自然と泣かずに通園できるようになりますよ。言葉を理解できる年齢の子どもには、お昼寝やおやつの後などのように、具体的に迎えに来る時間を伝えるとより安心できるでしょう。