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育児中のストレスは赤ちゃんにも悪影響!ママは気分転換を心がけよう

育児中のストレスは赤ちゃんにも悪影響!ママは気分転換を心がけよう

育児をしているとストレスを感じることも少なくはありませんよね。しかし、ストレスが溜まると赤ちゃんにも悪影響を与えてしまうことがあります。ここでは、ママの育児ストレスが赤ちゃんに与える影響や、気分転換の方法をご紹介します。ストレスを上手に解消しながら、育児を楽しみましょう。

赤ちゃんを育児中にママが抱くストレスとは

赤ちゃんが何をしても泣き止まない

程度に違いはあれど、多くのママは育児中にストレスを抱きます。育児書のようにうまくいくことばかりではないので、ときには対応に苦しみ、「自分のやり方が間違っているのでは?」と思い詰めてしまうママもいるかもしれませんね。

例えば、ママが疲れているときに赤ちゃんが泣き始めると、泣き声を聞くだけで頭が痛くなることがありませんか?何をしても泣き止まないと、こちらまで泣きたくなってきますよね。中には、泣き声を聞くと、自分が責められているように感じるママもいるかもしれません。

赤ちゃんが泣いている理由がわからないと、つらくなってきますよね。特にママも疲れているときは神経質になりやすいので、赤ちゃんの泣き声がストレスの要因になることもあるでしょう。

「ママなんだから」というプレッシャー

メディアやSNSを眺めているとキラキラ輝くママばかり目につきませんか?しかし、現実は理想どおりにいかないことばかりです。そうとわかっていても、「理想どおりにならないのは自分に原因あるのでは?」と悩んでしまうママもいますよね。

また、自分で感じるだけならまだしも、パパなどの身近な人に「ママなんだから」と言われると、余計に苦しくなってきますよね。パパは軽い気持ちで言っているかもしれませんが、ママにとってはダメージ大です。

そんなプレッシャーに日々押しつぶされそうになりながら、気持ちを奮い立たせて、なんとか育児や家事を頑張っているママもいるでしょう。そんなママは他人と比べるりやすいめると、肩の力が抜けるかもしれませんよ。

自由に好きなことをできる時間がない

あるアンケートによると、育児ストレスの1位は「ひとりの時間が持てないこと」となっています。妊娠中は赤ちゃんとの新生活を心待ちにしていたのに、現実は自由に好きなことをできる時間がないことにイライラし、ストレスを感じてしまうことも多いようです。

パパが日中仕事に行っている間は、赤ちゃんとママの二人きりという家庭も多いですよね。パパや親戚など、赤ちゃんのお世話を任せて、自分ひとりの時間を定期的に確保できればよいのですが、頼る人がいないママの方が多いのが現実かもしれません。

また、赤ちゃんを預けて息抜きをすることは無責任と考える方もいるようですが、育児中の気分転換は大切なことです。気分転換はママの心に余裕を生み出すために必要な時間ですよ。

ママの育児ストレスは赤ちゃんに影響する?

ママのストレスは赤ちゃんにも伝わる

ママのストレスが赤ちゃんに与える影響について、アメリカの研究者たちが実験を行いました。この実験は、ママが面接を受けた後、赤ちゃんと再会したときにどのような変化が起こるかを観察したものです。面接官は肯定的な態度、否定的な態度、無反応の3パターンを用意しました。

その結果、もっともストレスを感じているであろう否定的な態度の面接官のもとで面接を受けたママが赤ちゃんを抱っこすると、その瞬間から赤ちゃんの心拍数が上がり、ママ以上にストレスサインを出していることがわかりました。さらに、そのストレスサインは赤ちゃんの脳の発達にも悪影響を与えることがわかったそうです。

ママのストレスが赤ちゃんの脳の発達に影響を与えるのは驚きですよね。

赤ちゃんがストレスを感じると体調不良に

赤ちゃんがストレスを感じると、ときに体調不良になることもあります。原因がわからない発熱や湿疹、下痢・嘔吐などの症状はストレスによる影響の可能性があります。

赤ちゃんはママやパパが思っている以上に敏感にその場の雰囲気を感じ取っています。ママやパパのちょっとした一言で部屋の空気が重たくなれば、赤ちゃんもストレスを感じます。ママがイライラしていたり、不安な気持ちが強くなっていたり、パパとの関係がぎくしゃくしていたりすることも、赤ちゃんのストレスの原因になります。

赤ちゃんは敏感に場の空気を感じ取っているので、赤ちゃんの前では穏やかな気持ちでいられるよう心がけましょう。些細なグチも赤ちゃんにとってはストレスになることもあるので気をつけてくださいね。

泣くことや怒ることが増えるケースも

赤ちゃんはストレスを感じると泣くことや怒ることが増えるケースもあります。これは赤ちゃんがストレスを感じているというサインなので、以前より泣くことや怒ることが増えたと感じる場合は、赤ちゃんがママに大切にされていると感じられるようにしましょう。

また、赤ちゃんは泣いてストレスを発散することもあるようです。特に一日の疲れが出る夕方に泣くことが多いことから「たそがれ泣き」「夕暮れ泣き」ともいわれています。

ほかにも、赤ちゃんは長時間ストレスにさらされると、笑うことが少なくなったり、無表情になったりします。このような症状は赤ちゃんが安心感を感じることで和らぎます。赤ちゃんが安心できるようするためにも、ママもストレスを溜め込まないように心がけたいですね。

ママはストレスを発散させて気分転換しよう

溜まっているストレスを誰かに話す

ママの抱えるストレスは赤ちゃんの情緒の安定や脳の発達に影響を与えることがわかりました。さらに、ママ自身もストレスによって育児ノイローゼやうつ状態になってしまうことも少なくありません。

ママと赤ちゃんの健康のためにも、ストレスを発散させるために気分転換を行うことは大切です。例えば、溜まっているストレスを誰かに話すだけでも、ストレスが軽減することはわかっています。友だちやパパに育児や家事の悩みを相談して、必要であれば援助を求めるのもよいでしょう。

身近な人には話しにくい悩みは、地域の子育て支援センターに相談してみるのもよいでしょう。直接訪ねることが難しい場合は、電話で問い合わせるだけでも気持ちが楽になるかもしれませんよ。
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