子どもとシャボン玉の手作りをしよう!身近な材料で作るシャボン玉液
子どもが大好きなシャボン玉。遊ぼうと思った瞬間に「液をこぼしてしまった」なんてことありますよね。そうでなくとも、シャボン玉は割れやすいため液の減りは早いもの。そんなときは、自分でシャボン玉液を作ってみませんか?今回は、家にある材料で作るシャボン玉液や、子どもが喜ぶシャボン玉の作り方を紹介します。
子どもと一緒に手作り!シャボン玉液の作り方
家にあるもので材料をそろえてみよう
【材料】
水 20ml
台所用洗剤 10ml
砂糖 10g
台所洗剤がシャボン玉の膜を作る働きをし、砂糖は洗濯のりの代わりになります。砂糖の特性である「粘り気」が、水の蒸発を防ぎ割れにくくしてくれるのです。この材料ならご自宅にあるという人は多いのではないでしょうか。
材料がそろったら混ぜてみよう
【作り方】
1.水を沸騰させ、その後ぬるま湯になるまで冷まします。
2.ぬるま湯になったところに砂糖を入れ、混ぜ溶かします。
3.砂糖が完全に溶けたら、台所洗剤を入れて混ぜます。
4.混ぜた液が完全に冷めたらもう一度ゆっくりかき混ぜ、容器に移して完成です。
注意点は、洗剤を入れて混ぜるときに泡立たないようにすることです。泡の部分はシャボン玉ができず、シャボン玉液として使えません。万が一泡立ってしまったときは、泡を取り除くようにしましょう。水を沸騰させたり洗剤を使用したりするため、子どもと一緒に作るときには十分気をつけてくださいね。
手作りシャボン玉液を作るときのコツ
二つ目は、できれば砂糖はグラニュー糖を使用することです。グラニュー糖は水に溶けやすく、均一に溶かしきることができます。また純度が高いため、シャボン玉が割れにくくなるそうです。
三つ目は、水道水は一度沸騰させたものを使用することです。水道水に含まれる不純物によって、シャボン玉が割れやすくなることがあります。そのため、沸騰させて不純物を取り除くようにしましょう。
子どもと試そう!手作りシャボン玉で実験
お家にある色々な物を入れてみよう
洗剤一つとっても、できあがるシャボン玉の香りや色が違ってきます。それぞれのシャボン玉を見比べてみましょう。また洗濯のりにヒントを得て「文房具用の液体のりで代用できるのか」など実験してみるのもよいですね。
シャボン玉ができてもできなくても、子どもにとって実験することは、とてもよい経験になるでしょう。
割れにくいシャボン玉を作ってみよう
【材料】
ぬるま湯 100ml
洗濯のり 80ml
台所用中性洗剤 10ml
ガムシロップ 3ml
粉ゼラチン 3ml
炭酸飲料水 3ml
ラム酒 3ml(シャボン玉の色をきれいにするものなので無くても可)
ぬるま湯に洗濯のりを入れてよく混ぜた後、台所洗剤を入れ再度ゆっくりと混ぜます。最後に残りの材料をすべて入れ、丁寧にかき混ぜれば完成です。ガムシロップと炭酸水によって弾力と粘り気、粉ゼラチンによって割れにくさが増し、なかなか割れないシャボン玉ができあがりますよ。
寒い冬の日に試してみたい!凍るシャボン玉
凍るシャボン玉を楽しめるのは「氷点下」の日。温かくして外に出て遊んでみましょう。シャボン玉液は、市販でも手作りでもどちらでも大丈夫です。ストローで静かにゆっくりシャボン玉を膨らませます。もし雪が積もっているなら、その上で膨らませてみてもよいですよ。するとゆっくり水分が凍り始め「凍るシャボン玉」の完成です。手に乗せたり紙の上で転がしたりして、遊んでみましょう。
また、夜に凍るシャボン玉に向けてライトを当てると、シャボン玉にライトが反射して幻想的な眺めになります。日中とはまた違ったシャボン玉を楽しめますよ。
子どもも喜ぶ手作りシャボン玉のアレンジ
カップラーメンの容器で大きなシャボン玉
材料は、カップラーメンの空容器・ストロー・セロハンテープです。カップラーメンの容器の底に、ストローを差し込む穴をあけます。その穴にストローを差し込み、容器の外側からセロハンテープでストローを固定すれば完成です。カップラーメンの容器のふちをシャボン玉液につけストローで吹くと、大きなシャボン玉ができますよ。
カップ麺の形やサイズによってシャボン玉の大きさも違ってくるので、色々用意してみると面白いですね。また容器の周りにマーカーペンで絵を描いて、デコレーションするものよいですよ。