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生活臭がする人はどんな人?子どもとできるお掃除や体臭予防のポイント

生活臭がする人はどんな人?子どもとできるお掃除や体臭予防のポイント

生活臭がする人、なんて自分や家族が陰でいわれていたらと想像するだけで嫌ですよね。でも生活臭ってそもそもどこからでてくるのものなのでしょうか?臭いはなかなか自分では気が付きにくいもの。気を付けるべきポイントをおさえて、しっかり対策していきましょう。

生活臭がする人とはどんな人かを知ろう

家に生活臭の原因となるものがある

生活臭というのは人間が生活しているうえででる臭い、すべてが混ざったものを指すので、一番長く時間を過ごす自宅にもっとも染みついています。

なかでも油や食品を扱うキッチン、汗を吸い込んだ靴を置いている玄関、排泄をするトイレ、湿気とカビがこもりやすい風呂場、などが主な臭いの発生源となっていきます。これに加え、タバコやペットも当然のことながら臭いを発しますので、それらすべてが混ざり合って「生活臭」となるのです。

困ったことにこうした臭いは発生して終わり、ではなく家中に染みつくのです。特にカーテンやソファカバーなどの布製品につきやすく、見落としがちなところでは壁紙にさえ染み込んでいきます。

するといくら臭いの元を断っても、家の中の臭いはそのまま残るのです。

定期的に衣類を買い換えずずっと使っている

きちんと洗濯したのに、部屋干ししたわけでもないのに、なんだか一日着ると臭ってくる気がする。そんな服や下着、靴下はありませんか?

きれいに石鹸を使って洗濯しても、しっかり日光にあてても、一度着た服には皮脂や垢が残ります。そうした残留物は雑菌のエサとなり、次第に悪臭の元となっていくのです。どれほど丁寧に洗ったとしても完全にリセットすることは難しく、ある程度は経年劣化として諦める必要があります。

まだ傷んでいないし、まだ着られる。そう思って大事に同じ服を着る人は、それ自体は物を大切にする素晴らしい行為だとしても、臭い対策という観点からすると要注意です。

特に肌に直接触れる下着、靴下などの肌着類にはどうしても雑菌が残りがちです。

自分では気付かない体臭から生活臭がする

臭いというものは、毎日嗅いでいる自分では非常に気が付きにくいものです。部屋の臭いや、服に染みついた臭いも人に指摘されて初めて自覚したりするものですが、なかでももっとも自分で気付きにくく、また他人も指摘しにくいのが体臭です。

人間も動物ですので、体臭のない人というのはいません。排泄はもちろん、汗をかいたり食事をしたりすることで、誰しも「臭い」は発しているのです。

産まれたての赤ちゃんも、ふんわりとミルクの臭いがしますよね。あれも立派な「体臭」なのです。

またそうした体臭と、家に染みついている臭い、それから服の雑菌が発している臭いが混じり合い、独特の臭い、つまりは「生活臭」となっていくのです。

子どもと一緒に家のお掃除をしてみよう

布製品はこまめに洗濯し脱いだ靴は乾かそう

家の生活臭を取り除くのに効果があるのは、家の中にある布製品を洗ってしまうことです。カーテンやカーペット、ソファのカバーなど、お天気のよい日を狙ってこまめに洗濯しておくと臭いが染みつきにくくなります。

できれば部屋干しは避け、しっかり日光にあてるか乾燥機にかけましょう。洗濯表示の確認はお忘れなく。

もう一つしておきたいのが靴のお手入れです。一日履いた靴には汗がたっぷり染み込んでいて、そのまま靴箱にしまうと間違いなく悪臭の元となります。

少なくとも一晩はしまわずに、風通しのよいところで湿気を取り除いてから靴箱にしまうようにしましょう。このとき便利なのが新聞紙。

くしゃっと丸めて靴の中にいれておくだけで、湿気も臭いも取れて一石二鳥です。

子どもが危なくないように部屋の換気と除菌

布製品に染みついた臭いの元を断ったら、次はとにかく臭いを溜めないことです。そのためには換気が不可欠。

最低でも2カ所の窓やドアをしばらく開けて、空気の流れ道を作りましょう。ただし小さな子どもがいる家庭で、複数箇所の窓を開け放しておくのは注意が必要です。

子どもの転落が一番怖いですが、指を挟んだり、勝手に外に出ていってしまったりする危険があります。

必ず子どもは目の届くところに留めたうえで、行うようにしましょう。窓やドアの閉め忘れにも十分注意しましょう。どうしても難しい場合は、キッチンの換気扇を回すだけでもOK。

また換気と同時に、洗えない布製品などに消臭・除菌スプレーをしておくのも効果的です。

子どもと一緒に着古した衣類を断捨離しよう

まだ着られる服なのに処分するなんて、もったいない。そう感じるのは当然のことでしょう。

ただ前述のとおり、繊維には目に見えずとも洗濯では落ち切らない皮脂や汚れが徐々に溜まっていってしまい、そこに雑菌がつくとたちまち悪臭を放つようになってしまうのも事実です。せめて肌に直接触れる下着や靴下のたぐいは、半年に一度など時期を区切って新調するようにするとよいでしょう。

子どもの服の場合は、傷んだり臭いがついたりするよりも、先にサイズアウトしてしまうことのほうが多いかもしれませんが、それでも大人と条件は同じです。肌に身に付けるものはある意味消耗品、という意識を持って定期的に入れ替える習慣をつけていきましょう。

体臭の予防でママが知っておきたいポイント

子どもの汗や皮脂を拭き取って清潔に保とう

赤ちゃんでも、子どもでも、体臭はあります。本人が気にし始めるのは大抵が思春期にさしかかる12歳以降が多くなりますが、それでもやはりママとしてはお友だちから「◯◯ちゃん、くさーい」なんていわれはしないかと気になりますよね。

夏の暑い日に昼寝から起きてくると、わが子ながら強烈な臭いがすることはありませんか?髪から、服から、なんともいえないすっぱい臭いや雑巾のような臭い。

これは汗をかいたから、ではなく正確にいえば汗をかいたところに雑菌が繁殖したことによって発生した悪臭なのです。つまり汗をかいた段階で、こまめに拭き取ってしまえば臭いはでないのです。

汗をかいたらすぐに拭く。こまめに着替える。この二つが汗の臭い対策の基本です。
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