マタニティソングを聴こう!不安定な妊娠期を乗りきる癒しの効果
マタニティソングで人気の音楽ジャンル
リラックス効果抜群で王道の「クラシック」
また、赤ちゃんはおよそ800の音を聞き分ける能力を持って産まれてくるとされています。しかし、低周波音である日本語の環境で育っていくと、6歳になるころには高周波音である英語などの音が聞き取れなくなってしまうのだそうです。
その点、クラシック音楽には高周波音を多く含む楽曲が多いので、妊娠中にママが聴くことで子どもの言語能力を高める効果も期待できるそうですよ。
美しい音色で穏やかな「オルゴール音楽」
また、羊水の中にいる赤ちゃんには、低・高周波を持つ音楽が届きやすいといわれています。生のオルゴールの音は、お腹の中にいる赤ちゃんが唯一聞こえやすい音色だそうですよ。
CDなどのデジタル音もありますが、超低・高周波の音がカットされていたり、人工的に作られた音源だったりするため、生のオルゴールの音色のような期待はできないともいわれています。
その代わりに、α波のゆらぎ信号を合わせたオルゴール音や、睡眠時の心拍数に近いリズムで編集されたオルゴール音などのCDがあります。ママが癒されたいときや睡眠時に聴くとよいですよ。
まさに癒しの音「ヒーリングミュージック」
川のせせらぎや波の音、小鳥のさえずりや雨音などのような自然の音は、先にもお伝えしたような「1/fゆらぎ」であるといわれています。ヒーリングミュージックの多くは、この「1/fゆらぎ」をベースとして作られているそうです。
ヒーリングミュージックは「歌詞が入っていないこと」や「さわやかな自然音であること」がポイントです。このような音楽を聴くと、自律神経のバランスが安定してリラックス状態になり、心をいたわる効果があるのです。
お気に入りのマタニティソングを見つけよう
好きな映画やドラマのサントラから
サントラは、メロディだけが流れるものや歌詞が入っているものまで様々です。サントラを聴いているだけで、映画やドラマのシーンを思い浮かべたり懐かしんだりして、楽しむことができるでしょう。
また、サントラの中には、シリーズ化した人気映画の曲を集めたものや、子どもに人気の長編アニメ映画のものなど色々な種類があります。
オリジナル曲を元にオルゴール調にアレンジされているものも人気です。オルゴールの優しい音色は、聴いているママも癒やされますね。
ママが前向きになれるメロディや歌詞
メロディを聴いているだけで、不思議と気分が明るくなったり頑張ろうと思えたりする曲はたくさんありますよね。頑張る人を応援してくれる素敵な歌詞も、邦楽、洋楽問わず豊富です。
妊娠中は、ふとしたことで気分が落ち込んだり不安にさいなまれたりすることが多いものです。そんなママの気持ちに寄り添ったり、背中を押して勇気づけたりしてくれる曲に出会えるとよいですね。
パパと一緒に楽しむのも素敵
パパと一緒にマタニティソングを楽しむ場合は、二人が好きなアーティストや音楽のジャンルを選ぶとよいでしょう。ときには、一緒に口ずさんだりして二人の時間を楽しみましょう。
パパと一緒に楽しむことで、妊娠中の夫婦のよい思い出にもなります。また、産後の育児で辛いときなどに聞き返すと、思い出がよみがえって前向きになれるでしょう。
赤ちゃんが生まれると、夫婦の時間は少なくなります。赤ちゃんが生まれる前の妊娠中だからこそ、パパと楽しめる時間を大切にしたいですね。
まとめ
つわりで辛いとき、悩みがあるとき、初めての出産で緊張しているとき、マタニティソングがきっとママを癒してくれることでしょう。
妊娠期から出産の日まで、ママやお腹の赤ちゃんが穏やかに過ごせるよう、ぜひマタニティソングを聴いてみてくださいね。