乳児にスタイはいつから使える?スタイの種類や選び方と注意点
ママになると、出産祝いにスタイをプレゼントでいただくことも多いですよね。お家にスタイがあるのに、赤ちゃんにいつから使ってよいか分からずそのままにしていませんか?今回は赤ちゃんのスタイは生後いつから使えるのか、購入するときのスタイの選び方などを分かりやすくご紹介します。
なぜスタイは必要なの?使う時期と必要枚数
スタイの必要性と役割
生後間もない赤ちゃんはよだれも少なく、スタイをつける必要があまりありませんが、生後4カ月ごろから徐々によだれが増え始めるため、スタイを使用するとよいでしょう。
友人に聞いてみると、赤ちゃんのスタイはよだれを拭くだけではなく、離乳食のときに食事用エプロンと2重にして使うと便利だと話してくれました。お茶を飲むときもスタイしているとお茶がエプロンからこぼれてもスタイでカバーできるので、服が汚れなくておすすめのようですよ。
いつからいつまで使うもの?
友人ママの赤ちゃんは5カ月のころからよだれの量が増え、スタイを使い始めたそうです。7カ月のころよだれが全然出ていない時期があり「スタイはもう卒業かな?」と思っていると、またよだれが出る時期が訪れて使うようになったと話してくれました。
新しく歯が生え始めるときは特によだれが増えるそうですよ。友人ママの赤ちゃんは1歳の今もスタイを使っているそうです。
こまめに交換できる枚数を用意
友人ママに聞いてみると、赤ちゃんは生後4カ月になったころからよだれの量が増え、口からだらだらいつもよだれを垂らしていたそうです。スタイをこまめに交換しないと赤ちゃんの服までベタベタになり着替えないといけなくなるため、1日に5回はスタイを交換することになり「洗濯が大変!」と話してくれました。
その友人ママは家用とお出かけ用のスタイを分けて使っていて、全部で15枚スタイを持っているそうです。15枚あっても洗濯するので、ギリギリ間に合う枚数のようです。
赤ちゃんにスタイを使うときの注意点
赤ちゃんが寝ているときは使用しない
ママが少し目を離した間に、赤ちゃんの顔にスタイがかかってしまう可能性があるので、ねんねの時期の赤ちゃんは抱っこしている間や、起きてママと一緒に遊ぶ時間などの短い時間の着用をおすすめします。
寝返りやハイハイができるようになった赤ちゃんでも、寝ている間のスタイの着用は注意が必要です。赤ちゃんが寝ている間に寝返りをして、スタイが絡まってしまい首が絞まるなどの危険があります。
よだれかぶれを悪化させる原因にもなる
友人ママに聞いてみると、育児や家事でバタバタしていて、赤ちゃんのスタイの交換を何時間も忘れてしまっていたそうです。すると翌日に赤ちゃんの顎や口周りに赤い湿疹ができてしまい、赤ちゃんもかゆいのか手でずっと触っていたようです。
病院に行くと先生から「赤ちゃんはこまめによだれを拭かないと、すぐにお肌がかぶれてしまうので気をつけて」と注意を受けて反省したと話してくれました。
スタイはカビが生えやすい
これは、スタイに雑菌やカビが繁殖している可能性があるためです。スタイは赤ちゃんのよだれを受け止める役割があるため、常に湿っている状態です。赤ちゃんのよだれには栄養分が高い母乳やミルクが混ざっているため、カビ菌のよい餌になってしまうのです。
特に夏の湿度が高くなる季節はカビが生えやすいので注意が必要です。カビが生えたスタイは捨ててしまうママが多いですが、雑菌やカビは熱に弱いので、熱湯に少しの間浸け置きすると殺菌できますよ。