マザーズバッグは本当に必要なの?基礎知識から選び方のポイントまで
子連れでのお出かけは授乳グッズやおむつ用品など持ち物が多くて大変ですが、マザーズバッグがあれば楽だといわれています。しかし、なくてもよいという人もいるため、購入するかどうか迷ってしまいますよね。今回は、マザーズバッグとはどのようなものか、購入するときや代用品を選ぶときのポイントを紹介します。
マザーズバッグに対するママたちの本音
マザーズバッグの役割とは
普通のバッグより荷物がたっぷり入るよう容量が大きく比較的軽めに作られています。ポケットの数が多く、保温・保冷機能、防臭機能つきのものもあるようです。
トート型、リュック型、ショルダー型の3種類があるので、子どもの年齢やライフスタイルに合わせて選べますよ。
おむつや授乳のお世話が多い時期はたっぷり入るトート型、一人歩きが始まったら両手がフリーになるリュック型というように、成長に合わせて使い分けるママもいるようです。
所持率は低めという現実
専用品を買わなかった理由は、手持ちにちょうどよいサイズのものがあった、買う必要性を感じなかった、使うメリットを感じなかったなどが挙げられています。
また、出産時はベビーカーやチャイルドシート、ミルク、服、おむつなどで費用がかかります。チャイルドシートなどの育児用品はほかのもので代用できませんが、マザーズバッグは普通のもので代用が可能です。
そのため、育児用品のなかでは優先順位が低くなり、節約のために代用品ですませるというママが多いのかもしれません。
マザーズバッグを使うメリットとデメリット
また、開閉が簡単で出し入れが楽だったり、いつでも清潔に使えるよう汚れにくい加工がされていたりします。保温・保冷機能がついたものや、おむつポーチ、おむつ替えシートなどが付属しているものもありますよ。
しかし、デザインの種類が少なくコーディネートや好みに合わないと感じることがあるようです。
近年、おしゃれな見た目の商品も増えています。メリットが多いわりにデメリットは見た目だけといえますので、好みのものが見つかったら購入を検討してもよいかもしれませんね。
使いやすいマザーズバッグを選ぶコツ
ライフスタイルや荷物の量に合わせて選ぶ
例えば、持ち物が多く出し入れの機会も多い1歳未満までは、たっぷり入るトート型や抱っこをしながらでも持ちやすいショルダー型がおすすめです。重みで肩や腕に負荷がかかるのでベルトにクッション性があるとよいですよ。
一方、子どもを追いかけて走ったり、手をつないで歩いたりすることが増える1歳以降はリュック型が適しています。持ち物の量が減ってくる時期なので、大きすぎず動きやすいサイズのものにするとよいでしょう。
また、車、徒歩、ベビーカーといった移動手段を考慮するのもよいですね。
できるだけ軽いバッグが楽ちん
例えば、体重7kgの赤ちゃんを抱っこして移動する場合、持ち物が3kgあればそれだけで10kg分の負荷が体にかかります。使用するバッグが重いと負荷はさらに大きくなるでしょう。
しかし、軽いものを使うと負荷が減り、肩や腰が痛んだり、ベルトが食い込んだりしにくくなります。長時間でも疲れにくく、子連れのお出かけを楽しむことができますよ。
持ち物が多い時期に使うからこそ、できるだけ軽いものを使いたいものです。500g以下なら使いやすくなりますが、数字だけでは実感できないという場合は手に持って確かめてみるとよいでしょう。
口が大きく開き自立することも重要
そのため、口が小さいと中を確認しづらいだけではなく、使いたい物を取り出しにくくなります。自立しなかったり、自立しても折れ曲がってしまったりすると不便です。
口が大きく開いて自立するバッグなら、中をすっきり見渡せて使いたい物をすぐに取り出せます。子どもが泣いているときや怪我をしたときなど、急いでいるときにも素早く対応できますね。
また、物を取り出すために視線や手を子どもから離す必要がないため、おむつ交換台から転落するなどの危険から子どもを守ることができます。
マザーズバッグ選びで失敗しないポイント
バッグの素材はメンテナンス性を重視しよう
子連れでお出かけしていると、お世話をしたり抱き上げたりするためにバッグを床や地面に置くことがあります。抱っこした子どもの靴の裏が当たるなど、汚れることが少なくありません。
また、ジュースや水をこぼして濡らしてしまったり、中でお茶が漏れたりすることがあります。洗濯機で丸洗いできるものなら、汚れたり濡れたりしても簡単に手入れができますね。
さらに、撥水や防水の加工がされていると雨が降っても中身が濡れにくく安心です。泥などがかかっても汚れにくいので、公園や水遊びに行くときにもおすすめですよ。