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夫婦げんかで後悔しないために!子どもへの対処法と仲直りの仕方

夫婦げんかで後悔しないために!子どもへの対処法と仲直りの仕方

普段は仲がよい夫婦でも、ときには夫婦げんかをしてしまうこともありますよね。「夫婦げんかは犬も食わぬ」というように、夫婦げんか自体は悪いことではありません。しかし、その後円満に夫婦生活を送るためには仲直りの仕方は大切です。ここでは、仲直りのポイントと、子どもへの対処法について紹介します。

夫婦げんかでやってはいけないこと

自分の意見ばかりを相手にぶつける

夫婦とはいえ、価値観の異なる人間同士なので、ときには夫婦げんかをしてしまうこともあるかと思います。けんかをすること自体は悪いことではありませんが、けんかの仕方には注意が必要です。

まずは、自分の意見ばかりを相手にぶつけ、自分が正しいという価値観を押し付けないようにしましょう。夫婦は育ってきた環境が異なります。自分にとっては当然で正しいように感じることでも、相手にとっても正しいとは限りません。

自分の意見を伝えることももちろん大切ですが、同時に相手の意見も聞くことを忘れないようにしましょう。その中で考え方に違いがあった場合は、話し合いによってお互いの納得できる妥協点を見つけられるとよいですね。

相手のプライドを傷つける

けんかをするときは、少なからずお互いに感情が高ぶっているときといえます。そのため、ついつい相手の人格を否定したり、プライドを傷つけるような余計な一言を言ってしまうかもしれません。

しかし、そのような一言は、そもそものけんかの原因が解決し、仲直りをしたあとでも意外と相手の心に残ってしまうものでもあります。そんな不満が積もり積もって、夫婦仲に亀裂が入ってしまうこともあります。

お互いの考えの違いをぶつけ合うことは、時には必要なことではあります。とはいえ、けんかのときの感情の高ぶりに任せて相手を傷つけることを言ってよいわけではありません。何か言う前には深呼吸をする、ひと呼吸おくなどして、不用意な発言をしないように心がけたいですね。

相手の悪いところを非難する

家で過ごす時間は、仕事の疲れをとり、また元気に働くためにも癒される時間でありたいですよね。もちろん、子育てをしていると家にいるときも忙しく、なかなか身体的に休まる時間がないと感じるかもしれません。

そんな中で、頻繁にけんかをしたり、相手の悪いところを非難してばかりいると、家庭が精神的にも休まらない空間になってしまうかもしれません。何かを伝えるときは、相手を非難する口調ではなく、「こうしてほしい」という要望を伝えることを意識しましょう。

家で過ごす時間が心安らぐ空間になるには、お互いの努力が大切です。ときには不満を感じることがあってけんかをしてしまうことがあっても、お互いへの感謝の気持ちを忘れずに過ごしましょう。

子どもの前でけんかをしたときの対処法

けんかの原因が子どもではないことを伝える

夫婦げんかをしてしまう場合でも、できることなら子どもの前でのけんかは避けましょう。激しいけんかを何度も見ている子どもは、脳が委縮してしまうという研究結果もあるほど、子どもの前でのけんかはよいものではありません。

それでも、つい子どもの前でけんかをしてしまった場合は、その後のフォローをしっかりと行いましょう。親のけんかを見てしまった子どもは、自分のせいで大好きなママとパパがけんかをしていると感じてしまうことがあります。そのことが、将来的に自己肯定感の低下につながることもあります。

けんかの原因が子どもではないこと、ママもパパも子どものことが大好きであることをしっかりと伝え、子どもの前でけんかをしてしまったことを謝るようにしましょう。

子どもの気持ちに寄り添う

子どもの前でけんかをしてしまったとき、けんかの原因が子どもでないことを伝えることも大切ですが、子どもの気持ちを引き出すことも同様に大切です。大人は仲直りをして解決したと思っていても、子どもの気持ちも落ち着いているとは限りません。

子どもが自分の気持ちを話しやすいように、落ち着いた環境で穏やかに、子どもの目を見ながら話をする時間を設けましょう。そして、「けんかをしてしまってごめんね。嫌な思いしたよね?」と、子どもが自分の気持ちを吐き出すように意識しましょう。

その中で、「パパとママに仲よくしてほしい」「けんかをしているときのパパとママは怖い」などといった子どもの本音をうまく引き出し、子どもの気持ちに寄り添えるようにしたいですね。

ママとパパが仲直りをする姿を見せる

子どもの前でけんかをしてしまったときは、しっかりと仲直りをする姿も見せるように心がけましょう。仲直りをする姿を見せないでいると、本当はパパとママは仲が悪いのかな?と子どもが勘違いをしたままになってしまう可能性があります。

また、子どもが保育園や幼稚園で集団生活を送る中で、お友だちとけんかをしてしまうことも避けては通れません。そんなとき、パパとママの仲直りの場面を見ていることで、きちんと仲直りのできる子になれますよ。

けんかはいけないもの、として子どもから遠ざけるだけではなく、けんかをしてしまったら仲直りをして、そのあとはまた仲良しに戻る、という一連の流れをしっかり見せてあげるようにしましょうね。

仲直りをするための三つのポイント

自分の悪かったところを認めて謝る

けんかをしてしまい、仲直りのタイミングを失ってしまうとけんかが長引いてしまいます。けんかのあとにスムーズに仲直りをするために大切なのは、まずは素直に謝ることです。

けんかの原因が自分にある場合、悪かったところを認めて謝りましょう。どうしても直接謝ることに抵抗がある場合は、まずはLINEやメールで謝ってお互いの気持ちが落ち着いてから直接謝ってもよいですよ。

また、けんかはどちらかが100%悪いということはほとんどありません。けんかのもともとの原因が相手にある場合でも、けんかをする中でつい言葉がきつくなってしまったり、言いすぎてしまった場合は、「こちらこそ言いすぎてごめん」と謝ることも大切です。
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