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幼児期に海外生活はいいことがいっぱい!子連れ海外生活のコツ

幼児期に海外生活はいいことがいっぱい!子連れ海外生活のコツ

パパの海外赴任が決まり、子どもとの初めての海外生活にワクワクしつつも、不安を感じているママ。幼児期の海外生活にはよいことがいっぱいありますよ!今回は、子連れ海外生活での不安とその解消法、海外生活のメリットや気をつけたいことなどについてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。

子どもと海外生活をする上での不安と解消法

まだ日本語も未発達なのに言葉の壁が心配

子どもがまだ小さいと、日本語も未発達なのに海外で外国語に囲まれての生活なんて、と心配しているママも多いことでしょう。確かに、子どもの言語能力にマイナスの影響を及ぼしてしまうのではないか不安になってしまいますよね。

現地の保育園や幼稚園に通うようになると、自然と現地の言葉を覚えます。しかし、家庭内でママとパパがしっかりと日本語で子どもと接していれば、家庭内では日本語、家の外では現地語というように子どもは2カ国語を自然と使い分けるようになってきますよ。

大切なのは、ママが現地の言葉で話しかけないことです。ママとは必ず日本語のみというように子どもとしっかりとルールを決めておけば、2カ国語を混ぜて話すようなことは避けられます。

ママ自身も語学に不安で生活に支障が出そう

現地の言葉をママ自身が話せない場合、語学に不安で生活に支障が出そうだと悩むママもいることでしょう。現地に日本人コミュニティがあれば、日本人のママ友をつくることができるかもしれませんが、せっかくなら現地のママ友を作ってみることをおすすめします。

海外の日本人コミュニティにいると安心ですが、どうしても人間関係が狭く、ときに息苦しくなってしまうこともあるかもしれません。それに現地の情報はやはりそこで昔から生活している人たちに聞くのが一番です。

保育園や幼稚園などに通っている場合は、園の行事には積極的に参加して、片言でもよいので簡単な挨拶をすることから始めてみましょう。もしくは近所の公園でよく顔をみる親子に話しかけてみてもよいですね。

移住する際の大きな壁はビザ問題

海外に移住するとき、渡航先がどの国であっても一定期間以上住むにはビザが必要になります。パパの海外赴任にともなう移住なら、国によっては「家族呼び寄せビザ」などがあるので、ほとんどの場合、同伴するママと子どもは特にビザの心配は必要ありません。

しかし会社のミッションではなく、自力で海外に移住する場合、まず目的国のビザ情報を調べるようにしましょう。留学目的の学生ビザなら取得しやすいケースもありますが、ビザの身分によっては現地で就労禁止だったり、アルバイト程度の時間しか働けなかったりなど、様々な制約があります。

また、その国の法律改定により、外国人のビザ事情が変わることも多いので、最新の情報を得るようにしましょう。

幼児期に海外生活をすることでのメリット

日本人以外との交流に抵抗がなくなる

子どもが幼児期に海外で生活することによって挙げられるメリットの一つとして、日本人以外の人との交流に抵抗がなくなるということがあります。日本にいると、日常的に外国人と触れ合う機会が少ない家庭も多いと思います。

日本にいたときはマジョリティとして生活していたのが、海外に出るとマイノリティな外国人として生活を送ることになります。日常的に接する人は現地の人やほかの国から来た移民など、日本人以外の色々な人たちと交流する機会が自然と増えてきます。

幼児期からこのような環境に身を置くことによって「世界には色々な人がいる」と子どもは認識するようになり、ほかの国の人を見てもたじろぐことなく、積極的に話しかけられるようになりますよ。

バイリンガルになる基礎ができる

幼児期から海外で生活することにより、子どもはバイリンガルになる基礎を固めることができます。バイリンガルになるためには、できるだけ小さいうちから、毎日外国語を聞き、脳を刺激することが大切です。

それがたとえ幼児期のたった1年であったとしても、大きくなってからまたその言葉を勉強したときに耳がその言語を覚えているので、少しの努力で聞き取れるようになり、きれいに発音することができるでしょう。

赤ちゃんだから、まだ話せないから、外国語を聞いても意味がない、ということは決してありません。現地の生活の中でシャワーを浴びるように現地の言葉に触れることによって、子どもは自然とバイリンガルになる基礎を作っているのです。

自主性が育ってしっかりした子になる

海外で生活を始めると、ママよりも早く、子どもの方が現地に友達を作ったり、現地の文化にスムーズになじんでいくことが多いようです。特に現地の幼稚園などに通い始めると、あっという間にその国の言葉や文化、習慣などを吸収してしまうことも。

逆にママは現地での暮らしに慣れなくて戸惑うことでも、子どもが「ママ、これはこうするんだよ」というように、子どもが率先して助けてくれるようになります。日本では、ママとパパが先回りして済ませていたことも、海外の生活では、子どもの方が事情に詳しく頼りになるケースも多いようです。

このように、海外で暮らすことにより、日本にいたときよりも自主性が育ってしっかりした頼もしい子どもになるかもしれませんよ。

幼児期に海外生活をする上で気をつけること

生活環境のよい地域に家を借りよう

子ども同伴で海外生活を始める場合、生活環境のよい地域に家を借りることが大切です。会社の辞令による海外赴任の場合、前任者が住んでいた場所を引き継いだり、もしくは住まいの希望を人事に伝えて、人事が探してくれるということもあるでしょう。

しかし自力で探さなければならないケースの場合、何を優先にして住まいを探すのか悩みますよね。まず、ママが子どもと2人で出歩いても危なくない地区か、近くに日用品を買いに行けるスーパーがあるのかなど、希望条件を優先順位別にリストにしてみましょう。

慣れない外国で暮らすとき、まず一番大切なのは、治安がよいかどうかです。たとえ便利であっても、治安のよくない地区などは避けた方がよいでしょう。

幼稚園など教育施設はしっかり選ぼう

住まいを探す際、近くにどんな教育施設があるかもチェックするように心がけましょう。たとえば現地で幼稚園に通う場合、そこで子どもが貴重な幼児期を過ごすのですから、事前に園の環境を知ることはとても大切です。

できれば、実際に子どもを通わせている日本人ママなどの意見がわかるとよいですね。最近は現地に住む日本人が、ブログや現地の日本人コミュニティのサイトなどで情報発信していることがあるので、検索してみましょう。

各家庭の事情や主観も異なるので、一人の人の意見をう呑みにすることだけは避けるようにしたいですね。どうしても情報が見つからない場合は、入学前に見学できるかどうか問い合わせてみてもよいでしょう。

子どもに関する法律をチェックする

国が変われば、法律も変わります。日本では大丈夫だったことも、海外ではNGだったということも少なくありません。移住前に子どもに関する法律をチェックすることをおすすめします。

たとえばアメリカのカリフォルニアでは、12歳以下の子どもが一人で留守番をしたり外出することを法律で禁止しています。つい日本の感覚で、子どもを一人でおつかいに行かせたりすると、親としての責任を放棄しているとして、近所から通報される可能性があるので注意しましょう。

ほかにもフランスでは2016年より子どもへの体罰禁止令が発令されており、お仕置きとしてお尻を叩いたりビンタしたりすると、虐待としてみなされます。気をつけるようにしたいですね。
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