12月がテーマの絵本で冬を感じよう!親子で読んでほしい絵本の紹介
寒い日の多い12月は暖かい家の中で、親子で絵本を読んで過ごしてみませんか?絵本の読み聞かせは子どもの情緒の発達によいといいます。12月のイベントにちなんだ本や冬を感じる本などを読んでみてはどうでしょう。親子で冬を感じながら楽しめる絵本を年齢別にいくつかご紹介します。
【0~1歳編】触れながら楽しめる絵本3選
クリスマスを形で楽しむ「さんかくサンタ」
絵本の絵は、絵具、サインペン、クレヨンなど様々な画材を使って描かれ、作者の手で切り貼りして制作されていますから温かみを感じるでしょう。ストーリーはシンプルで子どもにもわかりやすく、「さんさんさんかくさんかくサンタ」とリズムのある文章が読んでいて心地よいのです。
シンプルなお話だからこそ、何度読んでも飽きることなく読めますよ。手作りの温かみを感じることができ、リズムのあるストーリーが読む人の心に残る絵本です。
Amazon | さんかくサンタ | tupera tupera
さんかく・まる・しかくで愛らしいクリスマスのおはなしができました。 この質感、手触り感。まるで織物のよう。 これぞ、tupera tuperaならではのあたたかさ。 シンプルな展開だからこそ、生きてくる味わいです。
飾り付けを楽しめる「ツリーさん」
絵本の中でまるで自分が飾り付けするように楽しむことができるのです。子どもと一緒に絵本を見ながら「お星さんがきたね」「プレゼントには何が入っているのかな」などと話しかけながら読んでも面白いでしょう。
絵本の色使いもはっきりとしていて、次は何のオーナメントがくるのかワクワクしながら読めますよ。子どもがなじみやすい擬音語と鮮やかな色づかい、可愛らしい絵に温かみが感じられる絵本です。
ツリーさん (講談社の幼児えほん) | 新井 洋行 | Amazon
今日は楽しいクリスマス。「ツリーさん」のもとには、さまざまなオーナメントが集まってきて、クリスマスツリーらしく、どんどんにぎやかになっていきます。でも、何かが足りない気がして、ツリーさんとオーナメントたちが首をかしげていると……?
手縫いで作った「ごろんごゆきだるま」
雪の積もった真っ白い世界の中をごろごろと白くて丸いものが転がってきます。一つの白い玉の上にもう一つの玉がのっかってゆきだるまが誕生するお話です。
この絵本は作家さんが自分で色を染めて、一針ずつ手縫いで作られていて、やさしく温かい手作り感のある絵になっています。
1歳までの赤ちゃんははっきりした絵で描かれた絵本、音やリズムを楽しむ絵本、身の回りのものをかいた絵本、親子で遊べる絵本などを読むとよいそうです。初めて出会う絵本はママからの素敵なプレゼントになりますね。
ごろんご ゆきだるま (0.1.2.えほん) | たむら しげる | Amazon
雪の降り積もった地面の上を、白くて丸いものがごろごろ転がってきました。もう一つ白い玉が、今度はどすん、どたんと跳ねてきて、その上に乗っかります。すると元気で好奇心いっぱいの、雪だるまの誕生です。雪だるまも背景も、すべて布でつくられています。作者が自分で色を染めて、一針ずつ手縫いで作った、まさに手作りの絵本です。
【2~3歳編】わくわくする面白い絵本3選
しかけが楽しい「まどからのおくりもの」
サンタさんが窓の外から家の中を見て部屋に誰がいるのかを判断するのですが、ある一部だけを見て部屋の住人を間違えてしまいプレゼントを置いていくのです。ページをめくるたびに「あっ違っている」と思ってしまいますが、間違えたサンタさんを憎めない面白さがあります。
ページをめくるたびに、次はどのようなしかけがあるのか想像力を膨らませることができるのです。何度読んでもページをめくることを楽しめる絵本ですね。ページをめくったら何が出てくるかわかっていても楽しんで読んでくれるでしょう。
まどから おくりもの (五味太郎・しかけ絵本(3)) | 五味太郎 | Amazon
Amazonで五味太郎のまどから おくりもの (五味太郎・しかけ絵本(3))。窓の中にちらっとみえる姿をみて、サンタさんは贈り物を選んで配ります。ところが意外! 穴あきしかけの効果抜群、楽しさ最高。
ほんわか気分「クリスマスのふしぎなはこ」
いつプレゼントが届くのかドキドキ、わくわくしながら絵本を読めますよ。子どもが知りたいと思っている「サンタさんはどうやってプレゼントを配っているのか」がわかる本ですから、2~3歳の子どもにはわかりやすく楽しめる本になりますね。
絵本を読んでいたら「こんなはこがほしいなあ」と子どもにいわれるかもしれませんよ。どこかに本当にありそうなふしぎなはこに魅力を感じる微笑ましくなる絵本です。
クリスマスの ふしぎな はこ (幼児絵本シリーズ) | 長谷川 摂子, 斉藤 俊行 | Amazon
僕はクリスマスの朝、床下で小さな箱を見つけます。開けてみると、そこにはなんとサンタさんが見えたのです。「サンタさんもう出発したかなあ」と箱の中を見ると、出発準備をするサンタさんの姿が見えました。箱の中をのぞく度に、サンタさんは、森の中を走り、北の町を走り、そしてとうとう僕の町のにやってきました。