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12月がテーマの絵本で冬を感じよう!親子で読んでほしい絵本の紹介

12月がテーマの絵本で冬を感じよう!親子で読んでほしい絵本の紹介

動物の表情が楽しい「てぶくろ」

1965年に発行され約55年前から読まれている絵本の「てぶくろ」はママも見たことがあるのではないでしょうか。細かなところまで丁寧に描かれていて、動物のいろいろな表情が見られますよ。

寒い冬におじいさんが落とした手袋にネズミ、カエル、ウサギと次々に動物がきて、手袋の中で暮らそうとします。ついには大きなクマまでやってきて「手袋にこんなにみんな入れるの」と思わずいいたくなるようなお話です。

家が狭くなっても誰一人として断らずに、いろいろな動物を受け入れ続ける動物のやさしさも感じることができますね。動物たちが手袋の家を工夫していく様子も描かれていて、ついつい微笑んでしまうような読む人の心を温かくしてくれる本ですよ。

【4~6歳編】考える力も育つ絵本3選

由来がわかる「クリスマスおめでとう」

4~6歳になると、絵本を読みながら自分で考える力も育ってくる時期になります。そのような時期にはクリスマスの由来がわかる「クリスマスおめでとう」を読んでみませんか?

クリスマスはサンタさんがプレゼントをくれる日と思っていて、本当のクリスマスの意味を知らない子どもが多いですよね。この絵本はクリスマスの意味を知ることができる本になります。

クリスマスはイエスキリストが誕生した日です。絵本の中の可愛い天使に囲まれた赤ちゃんを見ていると赤ちゃんの誕生は祝福されることだとわかってもらえるでしょう。

ママがクリスマスの説明をするのは難しいでしょうが、可愛い絵を見せてお話を読んで聞かせたら、クリスマスの意味を理解してくれるかもしれませんね。

ユーモア溢れる「さむがりやのサンタ」

「サンタさんがさむがり?」と題名を見ると気になりますが、絵本の中は漫画を思い出させるような時系列で絵が並べられているのでユーモアを感じながら読み進めることができます。

さむがりやのサンタさんは少し気難しくて、寒いのが嫌いです。ぶつぶついいながらもプレゼントを配り、配り終わったら南の島に憧れながらお風呂に入ってビールを飲んでご馳走を食べる…、人間味あふれる、どこか憎めないサンタさんなのです。

皮肉をいいながらも動物をかわいがるサンタさんに、どこか身近にいるような親近感をおぼえるでしょう。子どもは、このサンタさんを見て想像とは違うとびっくりするかもしれませんが、絵本を読んでいるうちに、憎めないサンタさんを好きになってくれるでしょう。

心温まる「手ぶくろを買いに」

「手ぶくろを買いに」は、子ぎつねと母親きつねの体の丸み、やわらかい雪、温かい夜の灯などのやさしい絵と、親子愛のお話の内容に温かみを感じる絵本です。

雪が降り、母親きつねが子ぎつねを1人で手袋を買いに行かせます。人は怖いと教える母親きつねは子ぎつねの片手を人の手に化けさせ、人の手の方を出して手袋を買うようにいいます。子ぎつねは間違えてそのままの手を出してしまうのですが、無事に手袋を買ってくるのです。

ママは子どもが1人で何かをするときは心配な気持ちでいっぱいになるでしょうが、この絵本を読んだら子どもは親が思うよりもたくましく成長していくことに気が付くかもしれません。絵本を読んだ後に心が温まりますね。

まとめ

12月という寒い時期は外遊びができなくても、ママと一緒に絵本を読んで過ごすにはよい時期ですね。暖かい部屋にいながらも、絵本を読むことで寒い冬を楽しむことができるでしょう。

数多くある絵本の中から9冊を紹介しましたが、ママと一緒にお気に入りの1冊を見つけて楽しい時間を過ごせるとよいですね。子どもは気に入った本は何度読んでも飽きないで喜んでくれますよ。

子どもの年齢にあった絵本を選んで、冬を感じながら心は温かくなるような体験になるとよいですね。
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