年末大掃除の由来を子どもに伝えよう!一緒に伝統行事を行うメリット
『くまのこの としこし』(高橋 和枝)|講談社BOOK倶楽部
親子で楽しむ、季節と行事のよみきかせ絵本 お正月は、どんなふうに来るのかな? 新しい年を迎えるわくわくする気持ちと、元旦のおごそかな気持ち……。子どもの目で見た「年越し」を描きます。 ※よみきかせ 3歳ごろから/ひとりよみ 6歳ごろから
年迎えの喜びを「あけましてのごあいさつ」
はやくご挨拶をしたい「みいちゃん」が、お正月の準備を一生懸命お手伝する姿とあわせて、日本の伝統的な年越しの様子がわかります。今ではほとんどの家庭で餅つきはしませんし、お節料理を一から作ることは少ないかもしれません。
この絵本で子どもと、昔からのお正月準備の意味を語り合うひとときを持ち、部分的にでも一緒に準備ができたらよいですね。子どもが楽しんで大掃除をしたり、お節を喜んで食べたりするきっかけになるかもしれません。
巻末に行事のミニ解説が付いています。
あけましてのごあいさつ | ほるぷ出版
ほるぷ出版今日は大晦日。みいちゃんはお正月の準備に大忙し。大掃除をしたり、門松をかざったり、おせちをつくったり…。家族で伝統的な日本のお正月を迎えるまでを描く幼児向け行事絵本。
歌で知る「おしょうがつさんどんどこどん」
米を食べる日本人にとって豊かな実りは家族の健康や幸せに関わり、それをもたらす「歳神様」に感謝したのかもしれませんね。「すす払い」「鏡餅」の意味や置く場所、黒豆、かずのこなどお節料理の中身一つ一つの意味を、おばあちゃんが説明してくれるので、子どもだけでなく大人も興味をもって読める内容です。
「お正月さん、どんどこどん、どんどこどんどこ、どんどこどん」と歌う調子が親しみやすく、親子で一緒に歌ってみると、楽しくお正月準備ができるかもしれませんね。
おしょうがつさん どんどこどん・長野ヒデ子 (作・絵) - 世界文化社|書籍・ムック
日本のお正月の心をおばあちゃんが子どもたちに楽しく伝えます すすはらい・お供えもち・年越しそば・おせち料理・年賀状・かるた……とお正月がどんどこどん!とやってきます。
まとめ
大人だけだと、なかなかやらないこともある大掃除などの行事です。けれど、行事の楽しい思い出が親子の絆を作りますし、子どもに日本の伝統を伝えることもできます。
大掃除をしたりお節料理の一部を作ったりすることで、きっとママも子どもも新しい気もちでお正月を迎えることができるのではないでしょうか。