カーテンを洗濯でキレイにしたい!ママにも簡単にできる洗濯手順
子どもがいると部屋や衣服の汚れは日常茶飯事ですね。元気な証とはいえカーテンなど大きなものが汚れると、疲労感が一気に押し寄せてくることもあるでしょう。ですがここは落胆せず、カーテンを綺麗にするチャンスだと思いたいですね。そこで今回は、ママが自宅で簡単にできるカーテンの洗濯方法をお伝えします。
子どものいる家庭で気になるカーテンの汚れ
子どもたちのカーテン遊びによる手垢汚れ
触れる回数が多いと、それだけ手垢もつきます。それに子どもは、お菓子を食べた手でそのままカーテンに触れることもあるでしょうし、思いがけずよだれや鼻水をつけてしまうこともあるでしょう。
ですから子どもがいる家庭のカーテンは、通常以上に汚れる頻度が高く、また手垢に限らず、食べカスなど様々な汚れが付着していると考えられます。
子どもがよく触れるものは清潔にしておきたいですが、カーテンを頻繁に洗濯して常に清潔にしていると自信を持って言えるママは少ないのではないでしょうか。
臭いや花粉、カビが付着している場合も
生活臭と呼ばれるその家独自の臭いも、布製品が大きな原因の一つであるといわれています。自分の家の臭いは自分ではわからないことが多いですので、気づかないうちに来客に嫌な思いをさせないためにも、カーテンなど布製品への対策は大切です。
また窓に近いため、換気をした際に花粉が付着することも多く、窓が結露するとその湿気から、カーテンにカビが発生する確率も高くなります。花粉やカビはアレルギーの原因にもなる物質ですから、子どものためにも除去しておきたいですね。
年2~3回を目安に洗濯を心がけたい
そしてこれらのアレルギー物質が、カーテンの開け閉めや窓からの風、そして子どもが触れるたびに部屋中に飛散してしまうのです。ただちに健康被害が起こることは少ないのですが、子どもや家族のことを思うと、清潔を保つのに越したことはありません。
ではどのぐらいの頻度で洗濯をするのがよいのでしょうか。環境にもよりますが、窓と接するレースカーテンは年2~3回、厚地のドレープカーテンは年1回程度の洗濯が好ましいとされています。
汚れは時間が経つほどに落ちにくくなるものですから、定期的に洗濯できるとよいですね。
自宅でカーテンの洗濯に失敗しない手順
洗濯前に洗濯表示とダメージ具合をチェック
次にカーテンのダメージ具合をチェックします。使用期間が長く紫外線などで生地が弱くなっているものや、破れやほつれのあるものは、自宅で洗濯するとダメージが広がるリスクがあるため、クリーニングに出す方が安心です。
また縮みや色落ちしやすい綿や麻、レーヨン素材のカーテンや高級なものも、プロにお願いする方が結果的に安く収まるかもしれません。
大きさや素材によってクリーニングの費用はまちまちですが、お気に入りのカーテンを買いなおす手間と金額を考えると、お手頃価格といえるのではないでしょうか。
ホコリは取り除いてたたむなどの準備を
次にカーテンを取り外し、汚れのチェックをします。シミや汚れ、カビなどがある場合は、事前に手洗いである程度落としておくのが、綺麗な洗濯のポイントです。
裏側にタオルを置き、気になる箇所に洗剤をたたき込みタオルに汚れをうつします。このとき歯ブラシを使ってポンポンとするのもおすすめです。生地を傷めないためにも、たたきこみは軽く行ってくださいね。
洗濯の際は、プリーツに合わせてジャバラ状に畳んでネットに入れることで、シワを防げるだけでなく、まんべんなく洗剤を行き渡らせられます。汚れがある箇所が外側にくるように意識して畳んでみてください。
洗濯機ならば手洗いやドライコースを使用
汚れが気になる場合は、酵素系漂白剤を併用すると汚れ落ちがよくなります。また柔軟剤には、シワを防ぎ香りをよくするだけでなく、カーテン使用中の汚れの付着を防ぐ効果も期待できますので、使用するとメリットが大きいですよ。
すすぎ1回と書かれた洗剤でも、大きなカーテンは泡が残りやすいので何度かすすいだ方が安心です。傷みやすくシワになりやすいため、脱水は軽く30秒程度に留め、乾燥機の使用はやめておきましょう。
洗濯後のカーテンをキレイに保つ工夫
脱水後すぐに形を整えて干す
またシワや型崩れが起こりやすくなるなど、濡れている状態はデメリットが多いため、洗濯が終わったら形を整え、すみやかに干すように心がけてください。
カーテンは脱水後、カーテンレールに戻して干します。こうすることでカーテン自体の重さで全体のシワが自然に伸び、形を整えた状態で干せますし、手間も少なくて済みます。
ただし重さのあるカーテンは、カーテンレールを傷める危険があるため、心配な場合は物干し竿を利用してください。屋外で干すときは、色あせ防止のためにも陰干しが安心です。