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花粉症は幼児でもかかるの?発症したときの対策や検査について

花粉症は幼児でもかかるの?発症したときの対策や検査について

空気清浄機を使用し花粉を除去する

いくら掃除をがんばっても、取り切れない花粉があります。そういった場合には、空気清浄機を使用しましょう。

空気清浄機を選ぶポイントはいくつかあります。まず一つ目は「邪魔にならないサイズであること」です。空気清浄機は一年中活躍してくれるので、常時置かれることを想定して選びましょう。

二つ目は「部屋の広さに対して空気清浄機の能力が合っていること」です。デザイン性を重視するあまり、部屋の広さに対して小さいものを選んでしまうと、本来の目的を果たせない場合があります。

三つ目は「お手入れがしやすいものを選ぶ」ことです。空気清浄機は部品も多く、フィルター交換も面倒です。少しでも簡単にできるものを選びたいですね。そのほか、動作音の大きさなども確認しましょう。

乳酸菌を多く含む食品を摂取する

乳酸菌を多く含む食品を摂取すると花粉症の症状が軽減するといわれています。

花粉症は免疫機能に乱れが生じ、過剰に反応してしまうことで起きるアレルギー疾患です。その要因には食生活やストレスが大きく関係しているといわれていますが、特に食生活が大切なのだそうです。

そこで、乳酸菌を多く含む食品を摂取することをおすすめします。乳酸菌には免疫に関与する細胞バランスを正常にする働きがあり、免疫機能の乱れや花粉症の症状改善が期待できるということです。

乳酸菌が多く含まれる食品といえば、ヨーグルトなどの乳製品のほか子どもでも飲みやすい乳酸菌飲料などもあります。また離乳食完了期くらいの幼児でも食べられる乳酸菌のタブレットなどもあるので、子どもでも摂取しやすいですよ。

外出のときにしておくと安心の花粉症対策

不必要な外出はできるだけ避けよう

それでは、外出する際の花粉対策をご紹介します。

花粉がひどい時期は、不必要な外出は避けるようにしましょう。幼稚園・保育園への行き帰りなどは仕方がないですが、お散歩や公園遊びなどは、花粉がひどい時間帯を避けることをおすすめします。

1日のうち飛散の多い時間帯は、地域によって差はありますが午後1時~3時ごろがピークだといわれています。この時間帯にはできるだけ外出を避けましょう。また夕方になっても風がやまなかったり、日中の乾燥が続いていたりすれば、夜になっても花粉は飛散しているので油断禁物ですよ。

花粉の飛散が一番少ない時間帯は早朝から午前中にかけてです。もしお散歩をするなら少し早起きして、早朝散歩を楽しんでみましょう。

花粉症用眼鏡や子ども用マスクを着用しよう

次に、花粉症がひどい子どもと外出する際の対策をご紹介します。

大人と同じく、子どももマスクの着用をするとよいでしょう。子ども用マスクで顔にフィットし、すき間ができないものを選びましょう。子どもが喜びそうなキャラクターものも豊富ですよ。

また、子ども用の花粉ガードめがねもあります。花粉が目に入るのを防ぐすき間ガードがついたメガネです。サイズ展開がいくつかあるので、子どもの顔の横幅のサイズが対応しているか確認しましょう。

子どもはマスクやめがねを嫌がることが多いので、できるだけキャラクター柄などを選ぶなどして、子どもがすすんで装着してくれるように仕向けたいですね。もちろん大切な目と鼻を花粉から守るためであることも説明しましょう。

花粉皮膚炎対策にはワセリンを塗布しよう

花粉症といえば、鼻水、くしゃみのほかに皮膚炎も引き起こします。花粉皮膚炎などの原因は乾燥によるものなので、乾燥肌対策が大切です。しかしホルモンバランスが乱れがちな春は、ただでさえ肌が敏感になりやすいのも事実です。保湿剤は慎重に選びたいですよね。

そこで、ワセリンを塗布することをおすすめします。特に低刺激の保湿剤である「白色ワセリン」がおすすめです。白色ワセリンは不純物が少なく、数多くあるワセリンの中でも精製度が高いのが特徴です。肌への刺激が少ないため、肌が敏感な赤ちゃんにも使うことができるのも嬉しいポイントです。

子どもの肌は柔らかく敏感です。保湿するならできるだけ体に負担が少なく優しいものを選んで、子どもの肌を守りたいですね。

普段の生活を見直して改善してみよう

体質改善をして免疫アップを心がけよう

花粉症は、日ごろの生活習慣でも対策ができます。そこで、体の免疫アップができる生活習慣のポイントをご紹介します。

まずは先ほども述べた乳酸菌を継続して摂取することが大切です。花粉症がひどくなってからあわてて摂取するのではなく、毎日継続して摂取することがポイントですよ。子どもであれば、飲みやすい乳酸菌飲料を飲む習慣をつけるのもよいかもしれません。

また「充分な睡眠を取り、規則正しい生活をすること」も大切です。花粉症は自律神経と深い関わりがあるので、自律神経が乱れると花粉症も悪化してしまいます。ですから、充分な睡眠と規則正しい生活は守るようにしましょう。

大人も子どもも、健康的な生活習慣とバランスのよい食事が大切なのですね。

洗濯や布団の外干しに注意しよう

花粉の時期は、洗濯物や布団の外干しにも要注意です。

外に干した場合は花粉が付着するのもやむをえません。花粉がつきにくいよう工夫をするか、外には干さずに部屋干しをすることをおすすめします。

もしどうしても外に干すのであれば、洗濯するときに柔軟剤を入れてみましょう。柔軟剤は静電気の発生を抑える働きがあるので、静電気による花粉の付着を防げるそうです。また取り込む際にはよく振って、花粉を払ってから部屋の中に入れましょう。

花粉を徹底的に防ぐのであれば、部屋干しをおすすめします。部屋干しの臭いが気になる方は、衣類乾燥機や布団乾燥機を使用して少しでも早く乾燥させるようにしたり、浴室乾燥がついているお宅であれば利用してみたりするのもよいでしょう。

玄関で花粉を払って持ち込まないようにする

「玄関」は花粉が家に入ってくる最大の侵入経路です。外出から帰ってきた際には、必ず玄関で花粉を払って家の中に持ち込まないようにしたいですね。

また花粉がたくさん付着していると思われる帽子やコートなどのアウターは、玄関に置いて家の中には入れないことを徹底している方もいるようですよ。

さらに、衣類でカバーされていない顔や頭にも、当然花粉は付着しています。外出から帰ってきたらすぐに洗顔とうがいをして花粉を落としましょう。うがいはのどに流れた花粉を除去するのに効果がありますよ。

衣類には静電気スプレーをかけたり、なるべくスベスベした素材を選んだりするなど、できるだけ花粉を付着させないことも大切です。
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