幼児の恋愛対象はどんな人?かわいい恋心を応援して見守ろう
「私、好きな人がいるの」と子どもにいわれて、ドキドキした経験のあるママパパはいますよね。好きな子ができたといわれても、親としてどんな対応をすればよいのだろうかと考えてしまうママパパは少なくないはずです。そこで、幼児期の子どもの恋愛やママパパの対応についてまとめました。
幼児期の子どもの恋愛対象と好きになる理由
幼稚園や保育園の先生
幼稚園や保育園は、ママパパから離れて初めての集団生活の場です。ドキドキする子どもやワクワクする子ども、ママパパも不安や期待でいっぱいの中、毎日キラキラの笑顔で迎えてくれる先生に、ママパパだけでなく子どもも安心しますよね。
「幼稚園行きたくない!」と泣きわめいていても、優しく抱きかかえて教室まで連れていってくれる、困っているときにやさしく声掛けをしてくれる、そのような姿に「先生素敵!結婚する!」となってしまうようです。
クラスメイトや歳の近い異性
幼児期の子どもがクラスメイトや歳の近い異性に好きという気持ちを持つ理由は、一緒に遊んでいて楽しいとか、運動が上手でかっこいいなどであることが多いです。なかには、幼稚園バスの席がいつも隣だからとか、毎朝登園が一緒になるからという、地理的、時間的な理由もあります。
幼児期は性格が合う、価値観が近いなどといった内面を見て判断することは難しいので、外面重視で、顔を合わせる時間が長いなどといったことが理由になるようです。
遊ぶのが楽しいから好き!感情はストレート
特に、「〇〇さん、好き!」と盛り上がってしまうのは、女の子が多いようです。女の子同士で「誰が好き?」「私は〇〇さんが好き」という話題が出始めることもあるようですね。
そのような女の子は、ママとも「好きな子できたー!」というような話をしているようです。そのようなときは「ダメよ!」「ママの好みじゃない…」などと言わずに、子どもの気持ちを大切にして、楽しくなるような声掛けをしてくださいね。
子どもはいろいろなものに恋しちゃう!
憧れのアニメキャラクター
現在では「男の子だから戦隊もの」「女の子だからかわいいキャラクターや動物もの」などと型にはまることを強要されることはなくなってきました。男の子がかわいいキャラクターにドキドキしてしまうこともありますし、女の子が戦隊のお兄さんに恋してしまうことも少なくないです。
友人ママの娘さんは、幼稚園のころ、サイヤ人と結婚すると言っていましたが、今では素敵な人間の旦那様と結婚していらっしゃいます。幼稚園のころに言っていたことは忘れていないようで、今でも旦那様と幼稚園のころに見ていたアニメを見るようです。
マネキンやおもちゃに恋する子
成長とともにお気に入りのぬいぐるみやおもちゃは変わっていくかもしれません。でも、子どもはいつでも本気。
「私、大きくなったらマリオと結婚したいの」とスーパーマリオのぬいぐるみを愛おしそうに抱きながら言う子どもやお店のマネキンが大好きになってしいまい、毎日お店に通う子ども。子どもの本気の目とかわいい仕草に、思わず「がんばれ、大丈夫だよ」と応援してしまいたくなりますね。
同時に好きな人がいっぱいいることも
一途に一人だけを好きになっている子どもは、もちろんいます。ずっとその子だけを追いかけて、遊ぶのもお弁当もいつも一緒で、とても微笑ましいです。
ですが、一途に思われている子どもに一途な思いが届いているかといえば、難しい場合もあります。とくに、やさしくてモテる子どもはたくさんの相手を好きになる傾向があるようですね。
誰にでもやさしくして、大切にしたいという気持ちが働くのでしょうか…。いつか一途な思いが届くように、子どもの話をたくさん聞いてあげてくださいね。
子どもが恋をしたらママパパはどうする?
成長の証だと受け止めよう
子どもが誰かを好きになる気持ちは、尊重してくださいね。「パパと結婚する!」とあんなに言っていたのにどうして?と思うかもしれませんが、子どもの心が成長している証です。
幼稚園や保育園のときに、初恋を経験していることは特別なことではないです。子どもが相手のことで一喜一憂している姿をぜひ、応援してあげてくださいね。
幼稚園や保育園のときに初恋が一生続くということは、まれです。よい経験をしている、成長していると考え、そっと見守ってください。時には恋愛の先輩としてアドバイスができるとよいですね。