2歳児が髪の毛を食べるのが心配!ママは原因を把握して対応しよう
子どもが髪の毛を食べても叱るのはやめよう
叱るのではなくダメな理由を説明する
遊んでいて髪の毛に泥や土がついたときに「髪の毛は泥や汚れがついていることがあるから食べるとお腹が痛くなっちゃうからやめようね」と言ったり、唾でベタベタになったのを拭きながら「ベタベタで気持ち悪くなるから拭こうね」と言ったりするのもよいかもしれませんね。
小さいうちは、こんな病気になるからダメと説明しても分からないでしょう。もう少し大きくなってお友だちが同じことをしているのを見て、気持ち悪いと感じてやめるかもしれません。自然に髪の毛を口に中に入れなくなるまで、叱らず優しく説明してあげてくださいね。
スキンシップを増やしながら見守る
2歳のうちはまだ、自分で何があったかうまく伝えることができません。そのため、言葉にして吐き出す術がなく、髪の毛を食べたり、口に入れたりする行動で表現しているということもあるでしょう。
そんなときの子どもは不安を感じているので、原因が分からなくてもママが抱きしめてあげたり、優しい笑顔で見つめたりするだけで安心するのではないでしょうか。
髪の毛を食べる行為が一過性のものか、継続的なものなのか見極めながら見守りましょう。
心配なときは専門機関に相談を
各自治体には子育て支援センターやそれに準じるものがあります。そこに相談すると担当者や保健師が話を聞いてくれたり、必要があれば専門家や医療機関を紹介してくれたりするでしょう。
保育園や幼稚園でも子育ての相談に乗ってくれる園があります。通わせているママなら、担任の先生や園長先生などに相談しやすいですね。一方、通わせていないママからの相談を受けつけているところもありますので、探して利用してみましょう。
また、かかりつけ医があるならそこで相談してもよいですね。
まとめ
まず、小さい子どもが髪の毛を口に入れたり、食べたりすることは特別なことではないと知っておけばママも慌てずにすみますね。そして、気をそらしたり、ヘアスタイルをアレンジしたり、抱きしめたりと色々試しながら見守ってみます。
子どもの癖は一般的に、一過性のものといわれています。成長するにつれ症状が改善されていきますが、いつまでも治らなかったり、ママがひどいと感じたりする場合は一度、専門家に相談してみましょう。