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保育園入園後の転職は大丈夫?行う手続きや保育園の連絡などを解説

保育園入園後の転職は大丈夫?行う手続きや保育園の連絡などを解説

保育園を継続しながら転職できるコツ

有給消化を上手に使って転職活動を

退職してから転職活動を行うと、就労開始の期限が決められているため、ゆっくり仕事を探すことができません。焦って仕事を探した結果、不利な条件で働くことになるというのは避けたいものです。

もし、有給が残っている場合、退職前の有給消化期間中に転職活動を行ってはいかがでしょうか。有給消化中は在職の状態ですので、保育理由を求職に変えることなく転職活動を行うことができますよ。

1週間以上有給が残っているのであれば、気持ちに余裕をもって転職活動を行うことができます。2~3日しか残っていないという場合でも、気持ちの余裕がかなり違いますよ。

また、有給期間中に面接に行くときは、在職中であることや退職予定日をきちんと伝えてくださいね。

転職活動を年長のタイミングで挑戦

転職活動を行う際、役所が定める期限内に転職できないのではないかという不安があるときは、転職活動を年長のタイミングでしてみるのもよいかもしれません。

求職中で保育園を利用する場合、一般的には1~3カ月以内に就労を開始しないと退園措置となります。しかし、年長の子どもは「子どもの気持ちに配慮して退園させない」という方針を取っている自治体が多いようです。

ただし、これはあくまで「例外」であり、「年長だから絶対退園にならない」というわけではありません。卒園まで残り数カ月という状況であれば「配慮される可能性がある」程度に考えておくとよいでしょう。

就学後は子どもの生活リズムも変化します。「小1の壁」に対応するためにも、転職するにはよい時期かもしれませんね。

失業給付を受けるなら職業訓練校に通学を

ハローワークで失業保険の手続きを行うと受取ることができる、「失業給付」は、自己都合退職の場合、手続きから受け取り開始まで3カ月以上かかってしまいます。

そのため、退職から1~3カ月以内に就労する必要がある「求職」では、失業給付開始前に就労期限になり、退園するか失業給付を諦めなくてはなりません。

失業給付を受けるなら職業訓練校に通学してはいかがでしょうか。職業訓練が終わるまでは保育理由が「通学」になるため、求職のように就労期限を気にせず失業給付開始を待つことができます。

また、職業訓練校に通うとスキルを身につけられるだけではなく、訓練中に転職活動を行うこともできます。時間に余裕をもって、ゆっくり仕事を探すことができそうですね。

まとめ

保育園入園後の転職は、基本的にどの自治体の保育園でも問題ないといえます。しかし、転職後の就労時間や就労形態によっては、保育時間が変更になったり、退園を求められたりすることがあるので注意が必要です。

また、退職後や転職後の手続きに必要な書類、求職中の就労期限などは自治体によって異なります。

保育園入園後に転職するときは、保育園継続に必要な条件や各種手続きの方法を確認するなど、事前準備をしてから計画的に臨んでくださいね。
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