キャッシュカード再発行の手順を知ろう!スムーズに手続きするために
キャッシュカードを失くしたことに気づいたら、大変!焦りますよね。あまり失くすようなものではないので、どのような処理や手続きをすればよいのかとっさには思いつかないかもしれません。そこで、紛失したり盗難に遭ったりしたときにどのようにして再発行の手続きをすればよいのかをご紹介します。
紛失や盗難のときにはすぐに手続きを!
不正利用や悪用を防ごう
最初に思いつくのは、預金を全額引き出されてしまうことです。不正な引出しを防ぐためにはまず、銀行へ利用停止の連絡をする必要があります。利用停止手続きの方法は大きく分けて窓口、電話、ネットまたはアプリの三通りです。
多くの銀行では24時間電話対応となっていますが、平日の昼間と夜間や休日は電話番号が違ったり、デビットカード一体型は電話では受けつけなかったりなど各銀行によって取り扱いが異なりますので気をつけましょう。
利用停止手続きが完了していれば、不正に引き出される心配はありません。
速やかに警察に遺失届を出そう
遺失届を出す場所は、落としたり盗難にあったりした場所を管轄する警察署や交番、駐在所です。届け出は、電話などではなく直接出向いて提出します。遺失届の書式をHPに載せている警察署の場合は、自宅で記入して提出することもできますよ。警察署によっては電子申請を行っているところもあり、自宅から届け出ができる場合もありますので、管轄の都道府県警のHPで確かめてみましょう。
また、紛失した場所がデパートや駅、病院、タクシーなど管理者がいる特定の場所なら、その管理者への連絡も必要です。
万が一悪用されていても慌てないで
多くの場合、不正利用に対する補償があります。ただしどのような場合でも100%補償されるとは限りません。偽造カードと盗難カードの補償の割合が違ったり、故意や重大な過失があると補償対象外になったりします。重大な過失とは、暗証番号を知らせた、暗証番号をカードに記入していた、キャッシュカードを自ら渡したなどです。
大きな過失がないなら、慌てず再発行の手続きを行いましょう。
銀行の手続きは本人が行けなくても大丈夫
子連れでの銀行は意外と大変
出産後1カ月は、ママも赤ちゃんも外出を控えるのが一般的です。この時期に無理をすると、後々後遺症などが出ることもあるので心配でしょう。
銀行の利用停止手続きは、電話やネットで完了するのでそれほど困りません。しかし、キャッシュカードの再発行は、ネットバンキングでできる銀行と直接出向かなければならない銀行に分かれます。そのため、利用停止手続きが終わっているなら、再発行は落ち着くまで待つのも方法です。
遺失届は、警察のHPから印刷した用紙を記入の上、代理人の提出でも大丈夫か確認するとよいでしょう。
代理人に手続きに行ってもらう場合
本人がどうしても窓口まで行って手続きができないときは、代理人による手続きも可能です。代理人が手続きをする場合は、金融機関指定の委任状、キャッシュカード名義人と代理人両名の顔写真入りの本人確認書類、そのほか銀行が指定する書類を用意しましょう。
ただし、銀行により条件が異なり同居家族のみや、代理人手続きは不可の場合もあります。そのため、代理人にキャッシュカードの再発行の手続きを頼みたい場合は、事前に該当銀行へ問い合わせするようにしましょう。
アプリで手続きできる「三菱UFJ銀行」
アプリだけで手続きが完了するため、店舗への来店は不要です。このアプリでは、紛失や盗難によるキャッシュカードと通帳の利用停止と再発行、また磁気やICチップの不良、汚損や破損による再発行も対象になります。
アプリでの再発行の利点は、自宅で手軽にできることだけでなく、窓口で手続きをするより手数料がお得になることです。窓口や電話での手続きが1,100円のところを、アプリで完了すれば550円になりますよ。
子連れで手続きに行くママにも優しい銀行
シール台紙がもらえる銀行
絵本が用意されている銀行は多いですが、中にはシールブックがもらえる銀行もあります。シールを貼るのが大好きな子どもは多いですよね。ママもシールブックを持ち歩いているかもしれませんが、家で何度も遊んだことがあるものだと長い時間は持たないときもあります。
そのときに、銀行が用意してくれた新しいシールブックがあれば子どもも興味津々で遊んでくれますし、ママにとってもありがたいですね。